※本記事はクリア後のネタバレを含むため、ご注意ください※
*概要
ORASにおける初回殿堂入り後の追加要素。 クリア後に進められる短編と言う面ではXYにおける「ハンサムエピソード」に近い。
物語の軸はずばり「メガシンカの謎の解明」。
前作でほぼ丸投げされていた伏線を回収する他にも流星の民の伝承から3000年前のホウエン地方など新しい形で世界観を補完している。
隕石による滅びの危機を回避する為、主人公やダイゴが奮闘する。
そして現れた謎の女性・ヒガナの目的とは…。
クリア推奨レベルは65以上だが、レベル60位でも十分クリアできる。
…と言うのも、終盤レックウザを強制捕獲する事になり、レックウザ1匹いれば終盤の戦闘は軽く突破できる為である。
キーワード
ホウエン地方に接近している巨大な隕石。
ソライシ曰く、「まるで意志を持って生きているかのよう」とのこと。
※リンク先ネタバレ注意
∞エナジーの存在
「∞エナジー」とは、デポンの先代社長がとある3000年前の古代兵器の動力源がポケモンの生体エネルギーであったことに着想を得て開発した新しいエネルギーの事。
シーキンセツで触れられていた「デポンが開発していたポケモンの生命エネルギー」はこれ。
ORASの世界では様々な物に使われており、海底洞窟へ行く為の潜水艦やトクサネ宇宙センターのロケットの動力源もこれが使われている。
ORAS及びRSEの関係
ORASとリメイク元であるRSEは並行世界である事が示唆されている。
両作で登場したキャラクターは同じ名の似て非なる人物と捉える方が正しいか。
「流星の民」と「ルネの民」
今回新たに登場した「流星の民」とはレックウザが始まりとされるメガシンカの伝承を語り継ぎ、次世代に受け継いでいく使命を負った一族の事であるとされる。
元は流星の滝付近で暮らしていたドラゴン使いの一族である。
その中でもレックウザを呼び寄せる術と力を備えた者は伝承者と呼ばれる。現在はヒガナがこの立場にある。
ルネの民は流星の民と同じく、古の伝承を語り継ぎ次世代に受け継いでいく使命を負った一族。
ミクリはこのルネの民である(つまりルチアもルネの民と言う事になる)。
但しルネの民は「空の柱」への道の封印は解除できるものの、立ち入りは許されないと言う。
ホウエンの過去
実は巨大隕石の飛来は今回が初めてではない。
かつて自然エネルギーを求めたゲンシグラードンとゲンシカイオーガ。この争いの中で隕石がホウエンに降り注いだ。この結果誕生したのが流星の滝である。
その隕石に反応するように現れたレックウザは圧倒的な力で2匹を鎮め、救いの神として崇められるようになる。
その1000年後、さらに巨大な隕石が飛来した。この直撃によって出来たクレーターは後にルネと呼ばれるようになる。
だが、災厄はこれで終わらなかった。衝突にとって地は裂け、自然エネルギーが溢れ出しかの2匹を再び目覚めさせてしまったのである。
1000年前同様人々はレックウザに祈りを捧げた。するとレックウザの姿は変化し、その力で2匹の力を奪い去ってしまったのである。
これがメガシンカの前身であると言われている。なお、グラードン・カイオーガが良く知られるあの姿になったのもこの時だと推測できる。
空の柱
流星の民がレックウザの伝説と当時の伝承を残すために作った塔。
「ゲンシ」の時代から封印されていたと言われる場所であり、最上階にはレックウザを降臨させるための祭壇がある。入るには「資格」が必要。
レックウザ
本エピソードの鍵を握る伝説のポケモン。
かつてゲンシグラードン・ゲンシカイオーガによる災厄を2度に渡って鎮め、人々に神と崇められた。
2度目の降臨時は人々の祈りを受け、その姿を一時的に変える事となる…。
メガシンカ
今回判明したのは、「メガシンカはポケモンが持っているポケモンの生体エネルギーと、人間がもっているキーストーンに秘められた生体エネルギーを掛け合わせることによって発生するエネルギーによって起こる」と言う事。
レックウザはその始原であるとされているが、何故人々はこのメカニズムに気づいたのか、何故特定のポケモンでしか行う事が出来ないのか等、まだまだ判明していない謎も非常に多い。
エピソードデルタ後
エピソードデルタクリア後には、様々な要素が解禁される。
クリアしなければ出来ない事も多い為事実上の強制イベントと揶揄している人も多いが、ポケモンの本来のターゲット層を考えると仕方ない…のか?
(勘違いされがちだが、ジョウト御三家はエピソードデルタの開始時点で入手可能)
また、四天王・ダイゴのポケモンがさらに強化される。特に四天王はクリア前にはして来なかったメガシンカも使用してくる。
これをクリアするとダイゴからメタグロスナイトをもらう事が出来、博士からさらにシンオウ御三家を託される事になる。
そしてバトルリゾートに行く事が出来るようになる。
このシナリオを強制イベントと表現する人の理由はほぼ間違いなくこれである。
関連イラスト
*関連タグ