データ
初出 | 第4世代 |
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タイプ | エスパー |
分類 | 物理 |
威力 | 80 |
命中 | 90 |
PP | 15 |
範囲 | 相手一体 |
直接攻撃 | ○ |
追加効果 | 20パーセントの確率で相手をひるませる |
英語名 | Zen Headbutt |
概要
第4世代の技単位での物理特殊分割化に伴い、新たに登場したエスパータイプの物理技。一応同タイプの物理技では最も威力が高い。
所謂頭突き技の一つだが、どういうわけか同威力・同PPの「アイアンヘッド」と比べて命中率が90と負けている。さらに追加効果のひるみ率も10パーセント下がっている。
また、エスパータイプは大半が特殊型なので物理技であるこの技がタイプ一致で使われることは少ない。
攻撃が高いポケモンであっても該当するエスパーのほとんどが両刀型か複合タイプ。
両刀型はわざわざ命中威力で劣るこの技を主力にする意味合いは薄く、「サイコキネシス」の方が採用され特殊寄りにされやすい。
複合タイプももう片方のタイプの方が主力技に選抜されやすく、タイプ一致で使われるのはせいぜいエルレイド、チャーレム、メタグロスくらい。
そのうちエルレイドとチャーレムには威力こそ10劣るが命中100(おまけに接触技ではない)の「サイコカッター」もあるわけで……
幸い覚えられるポケモンが多く第四世代のプラチナ・HGSS、第五世代のBW2では教え技化もされたため、かくとうやどくへの対策として使われることはある。
XYで何かしらの調整が来るかと思いきや、そのままだった。物理エスパー涙目である。
ちなみに、英語名のZen HeadbuttのZenは日本発祥の禅の事を指している。禅の頭突きとか色んな意味でメチャクチャ不謹慎である。
この技に和の要素はほとんど見当たらないのだが、日本文化大好きなイギリス人やフランス人などを意識したのだろうか。