類似項目
北欧神話の神
一般的にはウルズ・ベルダンディー・スクルドの三柱の女神をまとめた呼称。
場合によって彼女らを含めた運命の女神の呼び名。
創作物においては三柱を同一視し、一柱の神として扱うこともある。
『女神転生』シリーズにおけるノルン
『真・女神転生If...』で、最高位の女神として登場したのが初。
他の作品でもアマテラスやラクシュミに次ぐ高位の女神として扱われている。
『If』でのデザイン(左)は「時計を抱えた有翼の女性」という時の女神らしいものだったが、以後の作品では「三女神の彫像が周囲に配された時計そのもの」という無機的なデザイン(右の画像で上に見切れているもの)に変更された。
登場作品は決して少なくない(最近では『SJ』・『真4』・『P3』・『P4』・『デビサバ1』・『2』に登場している)が、イベントがほとんどないせいか影が薄い。
なお『偽典・女神転生』など、ウルズ・ヴェルザンディ・スクルドが個別に登場する作品も存在する。
『Elona』の案内人
『Elona』に登場するキャラ。緑の髪と頭に2つくっつけてる花が特徴的。
プレイヤーが何か新しいことをするとどこからともなく現れ、助言をしてくれるというお助けキャラクター。
…のはずなのだが、助言を貰った時には既に手遅れだったり、リスクの高い行為を推奨したりと、
むしろ慣れない初心者を殺すために発言してるのではないかという話もある。
同じく嫌われ者のロミアスは「嫌がらせのようなアドバイス」をしてくれるのに対し、
ノルンは「アドバイスのような嫌がらせ」であり、より悪質だと言われることも。
ロミアスと違って戦うことも、出会うことすらも出来ないため、よく「殺せない方の緑」と呼ばれる。
製作者のnoa猫氏曰く、ポケットサイズの妖精であるらしい。
ポケットからアドバイスをしてくるのだろうか。ポケット叩きたいなぁ。
『ファイアーエムブレム』シリーズの女性弓兵
ニンテンドーDS用ソフト『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』で初出。
名前の由来はおそらく前述の「ノルン」から。
(元々、『聖戦の系譜』までのFEキャラの多くが北欧神話由来である)
『新・暗黒竜と光の剣』におけるノルン
同作の悪名高い「マップクリア時に自軍ユニットが定数未満の際の補助加入ユニット」で、プロローグ(実質的にはチュートリアル)終了時に、強制の1名を除いたロストユニットが1人以上いると加入する。
ただし、ノルンだけは加入させても、それまでエムブレマーの常識だった「オール生存クリア」が可能である。
ただしその代わり彼女はノーマルモードでしか加入しない。
- ノルンのために犠牲にしたユニット(キャラ)をエリス加入後に「オーム」で復活させれば良い。
その所以もあってか設定上も急造兵であり、兵士、騎士というよりはどこにでもいそうな素朴な少女という印象である。
性能は力とHPが上がりやすく設定されているため兵種変更で遊べるユニットになっている。
(特に「剣士」に変更すると、「剣士」の不利である力とHPがキャラ特性で補填される反面、スポイルされる要素がないため美味しい)
ドーガを慕っているらしい描写があり、ようやくアリティア王立騎士団唯一の「彼女いない暦≒年齢」にも春が来たかという話にもなった。
はずだったのだが……。
本作のエピローグでは、アカネイア暗黒戦争終結後は軍を退役した、とされていた。
『新・紋章の謎』におけるノルン
前作の批判を受けてか「アカネイア編オールスター体制」となった『新・紋章の謎』では、無条件加入に変更された。
前作の設定はどこへやら、立派にアリティア王立騎士団(テンプルナイツ)の一員になっており、前作の軽さはだいぶ抑えられた。
ただし、明るく快活な性格は健在である。
ユニット性能は前作同様、力とHPが上がりやすい一方で特にこれといってあがりにくいパラメータはない万能タイプ。
マイユニット(クリス)と同郷で、小さい頃に遊んだことがあるという幼馴染設定が加えられた。
哀れドーガ。
「星見の魔術師」ノルン
『メルクストーリア』に登場する村守の青年。インパクトのある杖を持っている。
クエストストーリー内では、主人公たちがユニルスというモンスターに襲われて勝利したあと現れる。
ノルンが一通りユニルスについて説明すると主人公たちは村を去ってしまうため、今のところ出番がここしかなくてとても少ない。いわゆるモブである。
ユニットストーリーでは、仲間になった記念にと主人公の星座を考えてくれるが分かりづらい。星座を説明するために絵を描くことで、絵が下手なことが発覚する。ノルンさん可愛い。
また、同じゲーム内に登場するイベントキャラ「ルカ」のユニットストーリーで関連がうかがえたり、イベントストーリー「災厄の魔女と異才の劣等生」でも名前だけ登場したりする。
昼寝と星数えが趣味の優しい性格。星はいいね。
魔法の国出身の魔法使いだが、なぜトキエ群落の西街道近くで村守をしているのかは気になるところ。