データ
| 初出 | 第2世代 |
|---|---|
| タイプ | いわ |
| ぶんるい | 特殊 |
| いりょく | 60 |
| めいちゅう | 100 |
| PP | 5 |
| 範囲 | 単体 |
| 直接攻撃 | × |
| 備考 | 10％の確率で攻撃・防御・特攻・特防・素早さが一段階上がる |
| 英語名 | AncientPower |
概要
第2世代で追加されたいわタイプの技。
「原始の力」という名称から化石ポケモンが多く習得する……というわけでもなく、結構な種類のポケモンが覚える。原始の力とはいったい何なのか。
なお、モジャンボ・マンムー・メガヤンマへの進化はこの技の習得が必要不可欠。
威力こそ控えめではあるものの、追加効果が全ステータスが1段階上昇すると言う破格の効果になっている。発動率は10%と低いのであまり当てになるものではないが。
ゲーム内のバトル施設ではアレが発動して毎ターン当たり前のように強化を遂げる凶悪な攻撃兼積み技に変貌する事もある。
第3世代までは技がタイプ毎に分類されていた都合上物理技だったため、「いわなだれ」を習得できないポケモンが代用として積む事もあった。
第4世代の物理・特殊の仕様変更を機に特殊技に振り分けられ、いわタイプの特殊アタッカーに積まれるようになる……かと思いきや、ここに来て同時にめざめるパワーも特殊技に割り振られるようになってしまい、(一応第3世代以前もめざパいわの方が威力は上だったものの)いわ技枠の取り合いを引き起こす羽目になってしまった。
からをやぶるが登場した第5世代では最速にしたい(めざパいわは最速にできない)オムスターやマグカルゴが採用する機会が増えたが、それ以前はこの2匹も一致技の為にめざパを粘る方針が強かったと言えば当時の不遇が見て取れるだろう。
効果は強力なのだが、この威力にしてPPが僅か5しかないと言うのも採用をためらわせた原因の一つである。
第6世代ではめざパの威力が60に固定されたが、まだ採用率は悩ましいところがある。
上記のからをやぶるコンビの他、同族対策としてメガリザードンYや特性の効果を活かせるメガバクーダ、技枠が余ってしまった特殊いわタイプが稀に採用する程度に留まっている。
