概要
アルビダ海賊団船長。東の海の女海賊で、本作で初めて主人公ルフィと対峙してぶっ飛ばされた(アニメ版に至っては空の彼方まで吹っ飛んでいる)海賊団船長であり、後にルフィの手助けで海軍に入隊したコビーが雑用としてこき使われていた海賊団の船長でもあるという、作中でもそこそこ重要な人物である。
初登場時はブヨブヨと太った非常に醜い姿(ルフィ曰く「いかついオバサン」)だったが、ルフィにぶっ飛ばされた後に悪魔の実の1つスベスベの実を食べ、美女になった。
実は、作中でルフィが名指しで美女扱いしたのはアルビダだけである。他はあらゆるキャラから絶世の美女扱いされるハンコックやロビンですら一度も言及していない。
変貌前は普通の海賊らしい姿をしていたが、コンプレックスのそばかすが無くなってからはビキニにレギンス、紫ジャケットと露出度の高い衣装を着ている。
第2部では初登場時からずっとかぶっていた白い帽子を辞め、サーカスの猛獣使いのような縞々のハットを被っている。
プロフィール
能力
これによりアルビダに対する物理攻撃は全く通じなくなり、何かを投げつけても体の表面を滑って通り過ぎてしまう。覇気がある今では何とも言えないが、覇気の概念が登場するまでは防御面において非常に強力な能力であった。
また、移動手段としても非常に優秀で、小さな板などを傾けてそこから能力を発動して滑り降りれば、摩擦が0であるためずっと滑り落ちた時の速度で移動していられる。この他にも、肌がもち肌になり、余分な脂肪(胸と尻を除く)が落ちて容姿が良くなるという謎のおまけ作用もある。
主な武器は金棒で、投げ飛ばした際には小屋一個潰すほどの重量がある。ダイエットに成功した後もその怪力は全く変わらず。拳銃の扱いもうまい。
性格
極度のナルシストであり、自分が世界一美しい存在だと自負して刃向かう者や異議を唱える者は容赦なく始末していた。なお、これは元々の性格で、悪魔の実を食べて自分の容姿に自信が付いたからそうなった訳では無い(「そばかすが消えた」としか思っておらず、ルフィから「そこは大した問題じゃねーよ」と言われている)。
活躍
初登場は東の海ゴート島で、ルフィの最初の敵として登場した。この時、アルビダの海賊船には誤って乗り込んで来たところを捕まって雑用をさせられていたコビーが乗船していたが、ルフィの力添えにより海賊船から脱出している。
次の登場はローグタウンで、ひょんな事から知り合ったバギーと結託して負けた恨みを晴らそうとルフィを殺害しようとしたが(ただし、本気で殺そうとしていたのはバギー達のみのようで、アルビダはルフィに求愛していた)、偶然の落雷とローグタウン管轄の海軍本部大佐スモーカー率いる海軍の突入により復讐は失敗に終わった。
それ以降は目立った活躍は無く、長編の間の世界情勢を描く回でバギーやその取り巻きと共に登場している。
「偉大なる航路」突入後、バギーがインペルダウンに投獄された際にはあっさりとバギーを見捨て、救出を試みたカバジたちにあきらめるよう促し、海賊団を一時期ジャックした。
マリンフォード頂上戦争終結後、復帰したバギーを涙ながら出迎えたガバジたちの変わり身の早さや、
バギーよりも高額の賞金首が大量に入団してきた事には呆れていた。
その後はバギーが脱獄に成功し、再び彼と同盟を組んでいる。TVSP『3D2Y』には未登場であり、海賊団が肥大化した新世界編ではバギー一味とは別行動しているのかもしれない。
その後ゾウ編でようやくバギーズデリバリーが登場した際には幹部たちと共に卓を囲んで食事をしており、合流を果たせたようだ。
名前の由来は、女海賊アルビダ。
関連イラスト
初登場時
再登場時
関連項目
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モンキー・D・ルフィ コビー もしかしてALBIDA