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一松事変の編集履歴

2016-01-28 18:33:41 バージョン

一松事変

いちまつじへん

「一松事変」とは、アニメ『おそ松さん』の第16話Bパートの題名である。

(この記事にはネタバレが含まれます)








概要

アニメ「おそ松さん」の第16話Bパートの話。

一松カラ松に扮して巻き起こすドタバタ劇(という名のおそ松との攻防)が描かれている。

普段の一松からは想像もつかないような行動(テンパり具合やズレ具合)、発言(常識的なツッコミや心の本音)なども描かれており、第5話Bパートの「エスパーニャンコ」とはまた違ったかたちで意外な一面を見ることが出来る回。



ストーリー(ネタバレ注意)

ある日の昼下がり、一松は二階の部屋のソファーで眠るカラ松を見つけた。

そして、足元にはいつものイタい私服(カラ松曰くパーフェクトファッション)と参考にしていると思われるメンズファッション誌があった。

一松は(猫耳を生やすぐらい)その雑誌の表紙にあるファッションに釘付けとなり、興味本位でカラ松の私服を着てみた。

最初はノリノリであった一松だが、突然パチンコに行っていたはずのおそ松が帰ってくる。

おそ松にカラ松の服を借りていることがバレたら恥ずかしい上に素直に言えない一松は、苦肉の策でカラ松を演じることを決めた。


そして、なんとか「風邪ひいたから」&ちょっとズレたイタい言動で強引に押し通した一松は何とかバレずにホッとする。

しかし、安心したのもつかの間で、おそ松が取り出したのは「一松がネコのエサ用に買っていたにぼし」である。

おそ松にとっては「ネコも食べれる人間のおやつ」だが、一松にとっては「友達のための食べ物」。

おやつとして一緒に食べるように勧めてくるおそ松だが、避けたい一松は動揺する&殴るが、バレないことを優先して一緒に食べてしまう。

そして、偶然その様子をみたネコは……?

「違うんだぁぁぁぁ!?」


なんだかんだあって、最終的に1000円札でおそ松を競馬に行かせるという策で場が収まろうとしていたが、最悪のタイミングでカラ松が起きてしまう。

起きたカラ松は即座に何が起きているかを把握し、ソファーにあった一松の服を着て一松の真似をする(その真似は似ていないものだったが)。

その後、カラ松の機転もあり、なんとか二人で協力しておそ松を退室させることに成功した。カラ松の優しさと機転の利かせ方に感動した一松は思わず叫ぶ。

「オレはもうカラ松boysだよぉぉぉぉぉ!!!」



おそ松が去った後、理由を聞こうとするカラ松だが、一松に逆ギレされる。

カラ松は驚きつつも一松に「いいから着替えるぞ!」と強引に押し切られ先に着替えることに。


……しかし、事態は余計ややこしいことになった。


再び戻ってきたおそ松は、その時の光景を偶然見てしまい、とんでもない誤解をしてしまう。

更に一松はカラ松に事の責任をなすりつけてしまうかたちでBパート終了。




余談

  • おそ松にバレていた?

明確には発言していないが、やたら具体的に一松(恰好はカラ松)をいじるあたり、実はおそ松には二人のなりきり(?)がバレていた可能性が高い。弟たちのことはお見通しな長男のポテンシャルは高いと言えるだろうか。

しかし、元々がギャグであることを考えると何とも言えず、真相は闇の中。

ちなみにカラ松は自分の服を着ていたのが一松だと寝起きで見抜いている。


  • 趣味の一致?

これまで、トト子の部屋に呼ばれた際にバンドマンの恰好をしていたりと、服の趣味に意外性がある印象が尽きなかった一松であるが、今回、カラ松のイタいファッション雑誌に手を伸ばしただけに留まらず、その服(カラ松曰く「パーフェクトファッション」)すら着込んで見せた。しかも手鏡でチェックしたりとノリノリで。

これを見ると、日頃辛辣な扱いをしている次男の服をリスクを冒してまで着たということもあって、なんだかんだ一松のファッション感覚や趣向はカラ松と同じ方向である可能性が高い。

単に別の服装に興味があっただけかもしれないが。




  • ちなみに

漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(83巻)において「おそ松くん」がネタとして取り扱われた際に両さんがおそ松たち六つ子を紙に描いて見せ、同僚に解説するシーンがある。

この時、六つ子が見分けられるか、の例示として「一松の顔マネをしているカラ松」というネタが出ていたりする。


関連イラスト

一松事変


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色松 カラ松ボーイズ

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