トミカとは、トミー(現タカラトミー)が発売する、ミニカー。
現在、140種類(通常サイズが120種、ロングタイプ(トレーラーや連接バス
、鉄道車両など)が20種)あり、毎月第3土曜日に新車が発売される。
また、トミカ本体と遊べる、トミカタウンやトミカワールドなどもある。
ほかのミニカーと違うところは左右・後部ドア開閉、サスペンションなどのギミックがあるところである。だがここ数年、ギミックのついたトミカは急激に減少している。一時はそれに加えてサイズの縮小も行われていた(2014年9月以降はギミックありのトミカが復活してきている)。
実は同社の『プラレール』と組み合わせて遊ぶ事を想定されていたりする。
トミカタウンシリーズはディーラーやコンビニの建物があり、ディーラーの場合はそのメーカーの車種と組み合わせてディスプレイとしても使える。手の込んだマニアは自作ステッカー等を用意して、トヨタのディーラーディスプレイをスズキ販売店に改造していたりする。
結構ディテールはリアルだが、基本的には実車におけるドアミラーは簡略化してあり付いていない。これは怪我防止の為あえて付けていないとのことである。
ちなみにトミカリミテッド等ではドアミラーまで再現したものもある。
ラインナップ
リンク先参照
(http://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/lineup/regular/index.htm)
通常のラインナップ以外に、「ドリームトミカ」も存在する。かつてはNo.141(~160)となっていたがNo.160に到達しないうちにナンバーがつかなくなった。やがて既存車種のナンバーも外され、現在は全車種ナンバーがついていない。
・・・と思ったら2015年5月から一部の車種にまた番号(No.141以降)が振りなおされた
(下画像のアイアンマンやR32(頭文字D)のように新規車種についた例もあれば,リラックマのように一度はナンバーがあったけど外されて再びつけられた例、AE86のように、かつてはついていなかった車両についたケースもある)。しかも番号は当初の予定だった160番を超えており、現在は161番まで発売されている。わけがわからないよ。
キャラクターがモチーフのものなどが販売されている。ギミックはまったくないか、サスペンションのみのものが多い。
2015年9月では日清食品とのコラボ商品として、カップヌードルの容器を模したドリームトミカを発売。ひときわ異彩を放つ外観だが、商品名や成分表示などの細かい文字部分まで再現されている。
また、2015年4月からは「トミカプレミアム」という新ジャンルが発売された。これはタイヤをリアルにするなどして大人向けに仕上げたものである。ラインナップは過去の名車(ロータスヨーロッパやカウンタック)のほかに戦車、はやぶさなどの特殊な乗り物がラインナップされている。大人向けなのか、ギミックのある車種は少ない。値段は通常よりかなり高めで800~900円する。
軽トラックの場合はバリエーション違いがラインナップに複数存在する事があり、例えば移動屋台モノはスバル・サンバーに多い。非常にマニアックな車種も並ぶ事がある等幅広い層をターゲットにしている事が伺える。
ハイパーシリーズ
「トミカタウン」と言う架空の町を舞台にしたオリジナルストーリー上で展開される特殊車両中心の物語で人気の緊急車両がラインナップされる他本作のみの登場車両も数多くある。
「ハイパーレスキュー(救助・消火車両)」「ハイパーブルーポリス(警備・追跡車両)」「ハイパービルダー(建機・特殊車両)」の3システムが存在し「プラレール」とのリンク設定もある。この3組織は通常トミカタウン外から大きく離れる事はないが、新たに設立された「ハイパーアドベンチャー」はタウンをはるかに離れた遠方の探索が任務のため逆に滅多にタウンには現れない。
新車
毎月2台新車(1台が初回限定色を含めた2色)が追加される。同じ番号の自動車は廃盤となる。その周期は様々だが(10年以上発売している例もあれば、わずか1年ほどで引退してしまう例もある)たいてい3年から5年である。
廃盤トミカは新車発売時に在庫があると、据え置き値段または在庫処分セールで安く販売されることが多く、そのときに買うと
「あの時買っときゃよかった・・・Orz」とならずに済む。
(新車発売前に買うのが一番だが・・・)。 買い損ねたとしても、ネットで探せばある場合もある。 その分、定価より高いが。 逆に安い場合もある。
価格改定
タカラトミーは2月1日 から トミカの一部商品の価格を現、小売価格から、25%引き上げることを発表した。
トミカの値段引き上げは、1991年以来実に23年ぶりとなる。
理由は、原材料の価格高騰、人件費などがあげられる。
価格改定後は以下のとおりである。
※1 箱、ブリスタータイプ、初回特別カラーを含む
※2 980円商品を除く
なお、№121~140(ロングタイプトミカ)とドリームトミカについては記載なし。
つまり、通常トミカに消費税8%を上乗せすると486円になる。
かなり痛い出費となるだろう。
詳細→(http://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/pop_regular.htm)
トミカショップ
現在、全国に5店舗(東京駅、東京スカイツリーソラマチ、吉祥寺、名古屋、大阪大丸梅田、福岡)展開している。
通常のトミカは勿論、トミカショップ限定トミカなども発売されている。
また、東京スカイツリーソラマチ店は隣にプラレールショップが、
大丸梅田店にはプラレールショップ、ポケモンセンターオーサカがある。
関連サイト
http://www.takaratomy.co.jp/products/tomicashop/
余談
余談だが、現在までにトミカは約800種類以上、
累計約5億3800万台以上のトミカが作られた。
販売されたトミカを全て繋げると地球約1周分に相当する。
関連サイト
トミカ公式サイトhttp://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/
関連タグ
マシンロボレスキュー :ハイパーシリーズと組織構成が類似