ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

253系の編集履歴

2016-05-30 23:59:14 バージョン

253系

にひゃくごじゅうさんけい

JR東日本の直流特急形電車。

概要

1991年3月に成田空港へのアクセス特急「成田エクスプレス」用にJR東日本が新製・投入した直流特急形電車2002年まで増備が行われ、計111両が製造された。翌年には鉄道友の会ローレル賞及び第4回ブルネル賞を受賞している。


車内設備は空港輸送に特化しており、0番台は普通車はフランス製のボックス式クロスシートとハットラック式の荷物棚、さらには各編成の車端部に大型の荷物置き場を設置していた。またグリーン車は定員4名の個室と解放グリーンの2つを備えていた。一方で2002年ワールドカップ用に増備された200番台の2編成は、普通車は通常の回転リクライニングシートになっている。複数編成を連結した場合でも通り抜けが出来る構造になっているが、非常時以外は乗務員しか通行できなかった。


2009年10月、新型スカイライナーへの対抗として後継車両のE259系が登場し、「成田エクスプレス」の運用からは2010年6月末で終了した。0番台の普通車は2003年から翌年にかけて固定クロスシートを集団見合い式の配列に変更していた。


このうち、車齢が若い200番台の2編成は、東武鉄道への直通特急「日光」・「きぬがわ」用に改造され、1000番台になった。塗装と組成の変更やシートピッチの拡大、VVVF化が行われた。

253系日光号

また3両編成の2本は長野電鉄へ譲渡され特急「スノーモンキー」用の2100系となった。

これら18両以外は新製から最大20年足らずでの廃車された。


一部の鉄道ファンからは「せめて185系の置き換えにでも使えばいいのに」という声もあったが、ボックスシートや固定クロスシートで185系の回転リクライニングシートよりアコモデーションが劣るから仕方ないのかな。

……そもそも185系も153系の置き換え用で転換クロスシートだったとか、「新快速用117系を無理矢理特急用に仕立て直した形式」だの「お隣さん特別料金いらないすンごい飛ばす電車よりショボイのに特急料金採られるボッタクリ電車」だの言われてたことは気にしちゃだめだ(1995年頃から改造が実施され現在の内装になった)。


関連タグ

JR東日本 長野電鉄 成田エクスプレス E259系 N'EX 成田空港

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました