概要
『仮面ライダー電王』に登場するイマジンは改造人間でも人外の異種族でもなく「未来人の精神体が、契約者の持つイメージをモデルに具現化した存在」であり、その存在の根幹には人間の想像力が重要なカギとなっている。
イマジンは死ぬ間際にそのイメージが暴走して巨大な怪物に生まれ変わることがあり、これをギガンデスと呼んでいる。ギガンデスは陸海空三種に分かれており、それぞれに死の世界を模した名が付けられている。ギガンデスは元のイマジンとは別の生命体であり、何の理性も持たずただ破壊衝動に身を委ねて周囲の全てを破壊しつくすことしかできない。
空を飛ぶ生物のイメージが暴走した場合、蜂のような左右非対称の白い身体を持つ怪物、ギガンデスヘブンに。大地を駆ける生物のイメージが暴走すれば漆黒の鎧に身を包む巨獣、ギガンデスヘルに。そして水中を泳ぐもの、地を這うもののイメージが暴走すれば黄金の大蛇、ギガンデスハデスに変形する。
当然ギガンデスはイマジン以上に高い戦闘力を持つため、電王はデンライナーに乗り込み、その火力で応戦することとなる。
映画『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』では、悪のイマジンネガタロスの部下として暴れ回った。