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もしかして→テンライナー


概要

仮面ライダー電王』に登場する新幹線型の列車で、時の運行を守る鉄道車両型タイムマシン。劇中ではデンライナー以外にも時間を駆ける列車が存在しており、それらと一括りにして時の列車とも称される。

時の砂漠と呼ばれる空間を走っている他、現実の空間を走っている間は一般人でも視認可能。


ゴウカと付属する客車・単独走行可能な戦闘車両群で構成されるが、単に「デンライナー」といった場合はゴウカ+客車のことを指す場合が多い。


普段は自動運行だが、任意の「時」に移動させる際や戦闘時など運転する必要があるときは、車両にセットされているバイク「マシンデンバード」に仮面ライダー電王が乗り運転を行う。なお、あくまでも電王は運転資格を持つだけで、デンライナーに関する全権はオーナーが持っている。

普段は厳格なルールに沿って運行しているが、運転する際はある程度の無理も可能。

列車・新幹線と言っても、本質的にはロードトレインに近く、移動する先々に線路が出現し、通り過ぎると撤去されていく。


客車の中にはアルバイト乗務員のナオミが担当している食堂車がある。他に入浴設備(中でイマジン二人が入った上で泳げるほどのスペースがあるらしい)等も存在する。

客車には時の流れからこぼれ落ちてしまった者達や一般のタイムトラベラーが乗っており、これら客車は戦闘時には分離する。


列車に乗るためにはライダーパス或いはライダーチケットが必要。何れかを持った状態でゾロ目の時間帯に扉(戸棚等人が入れる物なら何でも良い)を開けて乗車する方法が基本となる。また、電王への変身資格は持つ者はパスをかざす事でデンライナーを召喚する事ができる。


どうもセキュリティは甘いらしく、度々侵入者にジャックされたり不正に乗車されたりする。更に、本編終了後も出番がかなりあるのだが、意外と破壊されたり転覆したりして走行不能に陥る事も多い

一応、オーナーは不正乗車者を車外に排除したり、マナー違反者の乗車を拒否する等の権限もあるが、オーナー不在だったりする事もあってかあまり(…と言うか殆ど)使われない。


基本的にはチケットやパスの無い乗車は禁止されているが、緊急時やオーナーの特例次第では割と無視される設定である(無期限のライダーチケットを持たされていたリュウタロス以外のタロスズは、良太郎とライダーパスの共有を行う=一蓮托生の関係になる事で乗車禁止を免れている。また、戦力として外せない存在などの事情もある物と思われる)。


また、名実ともに超未来的マシンな武装車両なのだが、その内部構造は時計と似通った点が多いらしく、そっち系の技術者であれば応急修理も可能となっている。


電車がモチーフに採用された背景にはバイク以上のインパクトを出す為である点が一つ、そしてバイクに乗れない子供達が乗れる乗り物はなんなのかと言う疑問に電車がドンピシャだったからである。

ただし、昔話のモチーフが組み込まれた理由は電気機関車の愛称からの連想ではなく、列車が『人々のドラマを乗せる乗り物だから』との事。


戦闘車両

基本的にそれぞれのライダーに合った列車が存在しているが、ウイングフォームに対応した列車は存在しない。


デンライナー・ゴウカ

デンライナーの先頭4両で、仮面ライダー電王ソードフォームの専用車両。1号車はデンライナー全体の制御車であり、マシンデンバードの格納庫でもある。

通常は客車と連結して運行している。

武装はゴウカノン(1号車)、ドギーランチャー(2号車)、モンキーボマー(3号車)、バーディーミサイル(4号車)。

2号車から4号車の武装は桃太郎が由来。

モチーフは恐らく新幹線。(形状からしてのぞみ辺りか)


デンライナー・イスルギ

イスルギ

電王ロッドフォームの専用車両。

通常は1両で単独走行している。武装はレーザーブレード2本の付いた海亀型無人戦闘機「レドーム」。

決してこいつとは関係ない。


デンライナー・レッコウ

レッコウ

電王アックスフォームの専用車両。

通常は1両で単独走行している。武装はサイドアックスとフロントアックス。

4機の中で唯一、元ネタの昔話に登場するお供の姿をしていない。

実在の列車で言うとラピートに近い造形をしている。


デンライナー・イカヅチ

イカヅチ

電王ガンフォームの専用車両。

通常は2両編成で単独走行している。

戦闘時には車両を挟み込むようにして連結し、竜のような姿になり、先頭車両から強力な光線を放つ。


特記事項

ゴウカ、イスルギ、レッコウ、イカヅチの名前は作中には登場しない。

名前の由来は電光石火で、イカヅチが連結する際は、「イカヅチ(雷)」「レッコウ(烈)」「イスルギ(動)」「ゴウカ(業)」と元になった言葉の順で並ぶ。

イスルギ、レッコウ、イカヅチはほとんど出番が無い。


同じ時の列車であるゼロライナーキングライナーとの連結も可能で、『クライマックス刑事』ではゼロライナーと連結することでキャッスルドランにエネルギーを分け与え、ネガデンライナーを粉砕した。


関連車種・派生車種

ゼロライナー

仮面ライダーゼロノスが持つ時の列車。詳細はゼロライナーを参照。


ガオウライナー

『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』に登場する牙王が持つ「神の列車」と呼ばれるマシン。詳細はガオウライナーを参照。


ネガデンライナー

『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』に登場するデンライナーのネガ電王仕様。

詳細は仮面ライダーネガ電王を参照。


NEWデンライナー

『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』に登場するデンライナーのニューバージョン。

2号車以降の外観やカラーリング(青を基調としたもので塗り分けは0系新幹線のあべこべ)、コクピット・食堂車の内装が異なる。デザイン以外(性能など)はデンライナー(ゴウカ)と同じらしい。

デンバードがないと走行できないのも一緒だが、なんとオーナーがマウンテンバイクをセットし手動で走らせた。しかも一瞬のみだがちゃんと武装も使えている。オーナー恐るべし。

ディレクターズカット版ではリュウタロスが内装に「新しい匂いがする」と感想を漏らした。オーナーの突然の思いつきらしいが、元々の車両のリニューアルなのか新たに発注した新車なのかは不明。

仮面ライダーディケイド』や『超・電王』シリーズ他以降の作品では、食堂車の内装のみNEWデンライナーのままで、車体の外観やカラーリングはデンライナーのものに戻った。

ちなみに、『まっかっか城の王』のエンディングで『さらば電王』の公開が発表された時に一瞬登場したが、準備段階だったのか全く違うデザインをしていた。


アナザーデンライナー

『劇場版 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』に登場するデンライナーのアナザー電王仕様。

詳細はアナザー電王を参照。


派生作品

『モモタロスのまっかっか城の王』ではゴーオンジャーの乗り物であるはずのギンジロー号がデンライナーとして登場しウラタロスに突っ込まれていた。


仮面ライダーディケイド』の「電王の世界」では、当初ディエンドの持つ「ファイナルフォームライド 電王」のカードおよびディケイドの持つブランク状態の同カードには、「DENLINER」の文字とともにデンライナーが描かれていた。その後、両者のカードの絵柄はモモタロスに変化してしまったため、本来のFFR形態と思われるデンライナーは劇中未登場となっている。

その後、『超・電王トリロジー』では、FFRによるデンライナーの入手が叶わなかった海東大樹が本物のデンライナーのハイジャックに成功し、とある目的のために利用している。


レッツゴー仮面ライダー』では、過去の世界でカメバズーカの砲撃を喰らい、元の時代に戻って来るものの、ダメージによって大爆発してしまう。その後、オーナーによって時間の果てで修復されタロスズと共に復活した。


仮面ライダーウィザード』最終回では魔宝石の世界に召喚された電王(モモタロスorM良太郎)により呼び出され、アマダムが奥の手として復活させた巨大グリード暴走態を砲撃、撃滅させた。


平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』では、烈車戦隊トッキュウジャーの敵組織、シャドーラインの悪の烈車・クライナーとの交戦シーンがある。

骸骨恐竜との戦いでは、トッキュウジャーのロボであるトッキュウオーや、ガブティラの変形したキョウリュウジャーレッシャーと合体し、「トッキュウオーキョウリュウジン feat.デンライナー」となって戦った。現行作品でもないのに戦隊ロボと合体と言う快挙である。ただし流石に現行じゃ無いのにボディ及び頭部を担当するのは不味かったのかデンライナーは足担当だったが(この後の作品では現行作品マシン合体している)。

電王(M良太郎と言うよりもほぼモモタロス)はこの扱いには納得がいかなかったらしく、何度も文句を言っていた(しかし、トッキュウジャーとキョウリュウレッドことキングからはほぼガン無視されていた)。

必殺技「フミキリケンブレイブ参上スラッシュ」使用時には、イスルギ・レッコウ・イカヅチが久しぶりに登場。更にゼロライナードリル・ゼロライナーナギナタ・キングライナーも登場した。

ちなみに烈車合体シリーズEXでは、『デンオウレッシャー』としてラインナップされている。


超スーパーヒーロー大戦』ではゲームの世界のモモタロスが変身したモモライダーが召喚し、バリブルーンマジドラゴンゴーカイガレオン・キャッスルドランと共にアンドアジェネシスを攻撃した。


平ジェネFOREVER』では…

とある目的で飛んでいた2000年から帰還する際にダメージの蓄積で現代に戻れなくなりそうだったタイムマジーンの元に出現。2号車のドギーランチャーからワイヤーを射出し捕らえることでソウゴたちを救い出し、そのままいつものトンネルをくぐって戦兎たちの元に帰ってきた。ソウゴは「誰かが助けてくれた」と言っていたがそれがかの愛と正義のタイムパトロールたちであることは想像に難くない。

なお、このシーンで流れているBGMは鬼ヶ島の戦艦の終盤の曲を流用し尺に合わせたものだが、平成ライダーのクロスオーバー作品の発端とも言える同作の曲であることを考えると見事な選曲である。

そして映画終盤、アタルシンゴが別れるシーンには、2人を見守るかのように停車するデンライナーの姿があった。自分の時間に帰って行くシンゴを乗せた列車の雄姿は、今作で涙した観客の心に刻まれたことだろう。


仮面ライダージオウ』では、モモタロスの下手な運転が原因で故障してしまい、2019年でクジゴジ堂の店主である常磐順一郎に修理してもらっている。

また、アナザー電王がとある目的のために中盤でデンライナーをジャックしており、さらにはモールイマジンもこのデンライナーを利用して過去に飛び、過去の自分を大量に連れて来て増殖する事態に発展してしまう。


関連タグ

仮面ライダー電王 電王 マシンデンバード

装甲列車/列車砲:現実世界の武装した鉄道車両。


タイムマジーン仮面ライダージオウに登場する、タイムトラベル機能を持つライダーらの乗り物。時空移動する際のトンネルはデンライナーのそれと共通の模様。映画「平ジェネFOREVER」で競演を果たした。


巨大戦力

デンライナーキャッスルドラン

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