概要
ゲッターロボサーガ及びアニメ版の設定ではゲッターロボは宇宙開発用に分離合体機能を付けられたロボットであり、その試作機がこの純白のプロトゲッターだった。なら斧はいらんだろって? 知らんわ。
プロトゲッターはあくまで練習機であり、実戦配備された初代ゲッターロボより格段に戦闘力は劣るが、空戦向けのゲッター1から陸戦型のゲッター2、水中戦が得意なゲッター3に変形する能力は勿論持ち合わせている他、ゲッタービームその他の武装もきちんと装備されている。身長・重量もゲッターロボと同一。
早乙女達人が変形テスト中に恐竜帝国の襲撃を受け、破壊されてしまった。
派生作品での登場
OVA『真ゲッターロボ世界最後の日』では複数体登場。『新ゲッターロボ』に至ってはゾンビ化していた。またOVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』でも数えきれないほど登場しており、地竜一族のニオンらが操縦してネオゲッターロボに襲い掛かる。詳細はプロトタイプ・ゲッターを参照。
SRPG『第3次スーパーロボット大戦』では軍縮のあおりを受け、物語開始時にはゲッターチームが初代ゲッターロボならびにゲッタードラゴンを没収されこれでパトロールを行っていた。『スーパーロボット大戦α』では真ゲッターの起動の為に複数使われており、真ゲッターの登場デモでは早乙女研究所の周辺に大量の残骸が転がっている。
ロボットガールズZオンライン
CV:橘田いずみ
ゲッちゃん(後のゲッちゃんドラゴン)の姉というそのまんまな設定。ゲッちゃんに比べ背が高く胸も大きく、銀髪を長く伸ばした美人。何がとは言わないが、ロボットガールズの中でも一二を争うほどご立派らしい。あのゲッちゃんの姉なので当然セレブなお嬢様であるが、気が強いだけで精神・肉体的にゲッちゃんには水を開けられているどころか足元にも及ばない。そこまでゲッちゃんと年齢も離れてないはずだが、幸が薄すぎるためこの年で結婚の心配をしている。
「とても弱い」「勝ったことが一度もない」という設定だが、こんなことを書かれたら複数相手でパイロットが揃っていないとはいえこれに追い詰められたネオゲッターロボの立つ顔が無い(ゲッターロボ號が出ているのはこの設定を守るためだと思われる、たぶん。あーそこ、OVAは東映が作ってないって話はしちゃダメだから)。
100m走は21秒台以上らしい。
他にもミチルのような恰好をしたサイドキックバージョンや、スポーツウェアに着替えたゲッター2モデルもある。
ブラックプロトゲッター
ネオゲッター版をモチーフにしたであろうブラックプロトゲッターが登場した(それでもネオゲッター本体は出られないだろうが)。
その正体は、プロトの体に憑依したゴール大帝である。器は弱っちいが無駄に頑丈という最大のとりえを活かし、本来以上の力を強制的に引き出している。その強さはゲッちゃんドラゴンにも匹敵するとかしないとか。