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エルピー・プルの編集履歴

2019-06-15 11:30:27 バージョン

エルピー・プル

えるぴーぷる

エルピー・プルとは、『機動戦士ガンダムZZ』のヒロインの一人。

───人はね、人間はね、自分を見るのが不愉快なのよ。でもね、どんなに不愉快でも、どんなに憎くっても、自分自身を殺すことも、自分自身をやめることもできないのよ!


CV:本多知恵子本多陽子(ガンダムジオラマフロント以降)


人物

ネオ・ジオン軍のクローンニュータイプ「プルシリーズ」の第一号、もしくは素体である。

彼女の姉妹として有名な所ではプルツーマリーダ・クルスが挙げられる。


宇宙世紀0078年3月8日生まれ。天真爛漫10歳の少女(ジュドーと会った時は11歳)。身長150cm、体重37kg

無類のきれい好きで、お風呂好き。劇中では頻繁に入浴シーンも描かれた。

アクシズ内でグレミー・トトの監視の下モビルスーツパイロットとして養成されていたが、養成の段階で強化措置を施されており、その幼さも手伝って情緒不安定な面を時折のぞかせる。


その出生については謎が多く経緯は語られておらず、ギレン・ザビの精子とニュータイプ素質のある女性の卵子とで生成されたいわゆる試験管ベビー説や、エルピー・プル自身がすでに誰かのクローンではないかと諸説ある(なお、小説版では強化人間とされている)。

また、出生や境遇もあってか独占欲も強いが、好意の対象となる人物に対しては献身的。


なお、劇中では「プルプルプル~」という台詞が印象的で、後にゲームなどで多用されている。


リィナ・アーシタ救出の為にアクシズへと潜入して来たジュドー・アーシタに心惹かれ、彼に付きまとった。

ネオ・ジオンによる地球降下作戦の際には精神操作され、ジュドーに襲いかかったものの、戦闘中に暗示が解け、ジュドーと共に地球へと降下。その後エゥーゴの捕虜として扱われていたが、時に自ら戦闘に参加し、ガンダム・チームの戦力として活躍した。

ダカール襲撃戦時にジュドーが彼の妹リィナと再会した際には、嫉妬の感情を爆発させ、彼女と揉み合いになった際には、一瞬だが殺意さえ抱いていたが、彼女が生死不明になった際には大きく動揺し、自分の責任だと大きく悔やんだ。

ダブリンでの巡洋艦サンドラとの交戦時には、同艦に搭載されていたサイコガンダムMk-Ⅱのサイコミュ波動を感知し、未整備のガンダムMk-Ⅱで単身出撃するものの、量産型バウ部隊の襲撃により窮地に陥ったが、ファ・ユイリィと共にダブリンにて療養中であったカミーユ・ビダンのサポートにより危機を脱するものの機体は中破し、プル自身も重傷を負った。

その後、プルツーが操るサイコガンダムMk-Ⅱがアーガマを急襲した際、プルは解体中のキュベレイMk-Ⅱで再び出撃を強行し、これと対峙する。プルの分身とも言うべきプルツーの出現に戸惑いつつ必死の抵抗を試みるも、最期はジュドーを守るために自ら盾となって死亡した。

しかし、死してなお思念体となってジュドーを見守り続けており、アクシズ崩壊時にジュドーがプルツーと対峙した際には彼と共にプルツーに語りかけ、彼女をグレミーの呪縛から解き放った。


過去にファミ通によって行われたこのキャラクターに対する不当な行為

過去に、ファミ通によるガンダムヒロインランキングにおいて、1位になったキャラクターの画像を掲載すると、読者に公約したにも関わらず、セイラ・マスプルが、同票1位になったため、セイラびいきのライターにより、順位表において、セイラの下にプルの名前が掲載されたうえ、プルの画像は掲載されなかった。

それだけなら、順位表の仕組みやページ掲載量の関係を考慮し、理解もするが、このマナーの悪いセイラびいきのライターは、そのことに対する謝罪もなくあろうことか、このようなコメントを言い放った。

  • 納得の1位セイラ・マス
  • 意外な健闘エルピー・プル

しかし、この不勉強なライターの発言は、あまりにも的外れである。

この画像や、この画像を見てもらえば分かるように、『アニメディア:1987年2月号』においては、86年に1番人気だったキャラクターに選ばれ、アニメ―ジュ:1987年6月号』においては、女性キャラクター部門で、『天空の城ラピュタ』のシータに157票の差をつけての1位である。

そして、『アニメディア:1987年4月号』においては、日本アニメ大賞ファン大賞女性キャラクター賞で『めぞん一刻』の音無響子に、1236票の差をつけての1位である。

しかも、このガンダムヒロインランキングは、このような人気をプルが博し、上記のアニメ誌に掲載後、随分経ってから行われたものである。


pixivでの扱い

プル、プルツーとお互いに死亡しているため(プルツーはネット上で死んでないとの主張もあるが、小説版で死亡が明記されているうえに、過去に期間限定アニメ版公式サイトにおいても、死亡したと明記されていた)、それを偲んでか2人セットで描かれる事が多々あり、

その多くは「仲良し姉妹」といった感じで描かれているイラストが多数投稿されている。


キャラクター誕生の経緯

当時流行していたのロリコン雑誌「レモンピープル」の名前からという説や、その他の諸説があるが詳細は語られていない。

監督である富野由悠季に担当声優の本多知恵子は「オジサンが見て、かわいいという感じでやってくれ」と言われた。それもじきじきに。<『ジ・アニメ』1986年8月号>

なおレモンピープルに連載されていた『冥王計画ゼオライマー』のヒロイン氷室美久の担当声優も本多氏である。


その他

90年代に展開されていたプラモデル『元祖SDガンダム』では、デフォルメのプルが組み立て説明書の解説役を担当していた。

丸文字で


見ようによっては調辺アコそっくりのように見えることがある。

スーパー小学生ヒロインズ★明日は必ずかなうよ♪絶対大丈夫!!

左上から3番目がプル、真ん中から3番目がアコ。髪型が若干似ているうえに髪の毛の色も同じである。


スーパーロボット大戦シリーズにおいて

スーパーロボット大戦においては、「ZZ」参戦時のほとんどにおいてプレイアブルキャラクターとして参加している。当初は一定条件を満たす(ジュドーで「説得」する等)ことで自軍に編入される隠しキャラクターであったが、その後シリーズが進むにつれて隠し条件はどんどん緩くなり、ついには何もしなくとも最初から参入するようになった(後述のDを除いたZZ原作終了後作品だろうがプルツー共々違和感なく生存している)。それと同時に死亡イベントも描かれなくなり、今では概ね「原作で死亡した事自体が忘れられている」キャラの一人、所謂スパロボ補正の代表格として数えられている。戦力的に見ても能力が高く設定されてることが多く、精神コマンドも使い勝手の良いものが揃っている。作品によってはキュベレイの能力がイマイチなこともあるので主役級のガンダムに乗せ換えて運用するのもまた一興である。スーパーロボット大戦Dでは物語開始時点で既に死亡扱いであったが、これについて驚きを以って迎えられたという現実が全てを物語っていよう。


原作ではプルツーとは最後まで和解できなかった上に彼女に殺される形になったのだが、スパロボにおいては原作での関係が嘘であるかのように双子の姉妹同然に仲良くなる。プルツーとの合体攻撃が用意されてる作品すらある。姉妹揃ってファンからもスタッフからも愛されている証拠と言えるだろう。


2017年2月に発売されたスーパーロボット大戦Vにも参戦。ZZ終了後の設定だがやはり生存。今作では機動戦士ガンダムUCも同時参戦しているため、遺伝子上は妹にあたるマリーダ・クルスとスパロボ初の共演を果たすこととなった。


2013年に担当声優の本多知恵子氏が逝去しているが、スパロボにおいて現時点では代役は立てておらず生前の本多氏のボイスを流用するライブラリ出演となっている。


その他の作品


ガンダム無双シリーズでは1のオリジナルモードで、ドモン・カッシュミリアルド・ピースクラフトと組む。

ドモンがゴッドガンダムを呼び出したのを見て、ドモンと同じようにキュベレイを呼び出そうとしたり、別れの前に流派東方不敗の演舞を3人でやったりと彼女らしいストーリーであった。この時の設定はその後のガンダム無双の作品で受け継がれている。

2のミッションモードではプルツーのストーリーと並行して進めることになる。


関連動画

重力下のプルツー


関連イラスト

ぷーるぷるぷるだぶぜの子プル&プルツー@プールぷるプル水着☆プルプルズプル&プルツー@スイーツ


関連タグ

機動戦士ガンダムZZ ガンダム プルツー キュベレイ

プルシリーズ

マリーダ・クルス(プルトゥエルブ)


リンク

公式サイト キャラ紹介

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