ディエゴとは、「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する架空のキャラクターである。
フルネームは「ディエゴ・ブランドー」、物語中盤以降は「Dio」と呼ばれるようになる。
作者曰く、「石仮面のない世界でのDIO」。
概要
元はイギリス下層階級の出身だが、イギリス競馬界の貴公子になるほどの実力を持った天才ジョッキー。今大会、優勝候補の一角である。ゼッケン番号?-001。それぞれの馬が持つ癖を見抜き、その癖を利用することによって難なく抜き去るという『プロの技術(ワザ)』を見せる。しかし、裏では金と勝つためにはどんな汚い事でもする男との噂もある。
SBRレースの中盤で遺体の「左目部」を手に入れたことにより、フェルディナンド博士の恐竜化の能力を引き継ぐ。
また、自身の名誉と権力を手に入れるためにジャイロ達を倒すことを条件にファニー・ヴァレンタイン大統領と取り引きをしていたが、大統領からしてみれば捨て駒として利用していたに過ぎない。
後に大統領から遺体を奪うべく交戦する。
ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーが強い因縁で結ばれていたように、一巡後の世界でもジョニィ・ジョースターと彼は強い因縁で結ばれている。大統領を敵に回したときはホット・パンツと手を組んでいた。
スタンド
基本世界のディエゴ・ブランドー(第1話~第51話)
スケアリー・モンスターズ(恐竜)
自分を含め、生物を恐竜化する能力。能力を手に入れた当初は、虫やネズミなどの小さな生物と自身にしか恐竜化を用いなかったが、レース終盤に近づくにつれて対象を人間や馬などの大きな生物へも応用するようになる。恐竜のデザインは自由自在で、ランプスタンドや背景にあわせた保護色の形態に変身させることが出来るなど、フェルディナンド博士の能力よりも応用が利くものとなっている。自身を恐竜化する事で嗅覚や俊敏さなど身体能力の向上させ、馬の足跡から乗馬している人物を特定する事が出来、恐竜化させたものを用いた防御探知網を張ることが出来る。
並行世界のディエゴ・ブランドー(第65話~最終話)
ザ・ワールド
詳しい記述はザ・ワールドを参考。
余談
作中では、ディエゴは4度に渡ってタッグを組んで闘っているがその際組んだパートナーはマジェント・マジェント以外は最終的に死亡してしまっている(そのマジェントも原作での扱いを見る限り実質死亡扱い)。
関連タグ
ジョニィ・ジョースター ジャイロ・ツェペリ ファニー・ヴァレンタイン大統領 DIO