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死神戦士サイマ獣タナトスの編集履歴

2020-01-19 11:27:36 バージョン

死神戦士サイマ獣タナトス

しにがみせんしさいまじゅうたなとす

死神戦士サイマ獣タナトスとは、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場する水のサイマ獣である。

「ありがとう…ゴーゴーファイブ…」

CV:大塚明夫


概要

邪霊姫ディーナスが所有するカードから召喚された水のサイマ獣

白と黒のカラーリングが特徴の筋骨隆々とした姿を持ち、両腕と両脚、腰に金の鎧を身に付け、背中からマントを羽織っている。また、頭部と両肩に見られるシャチの意匠も見逃せない。


サイマ獣の中でも1位と2位を争う強さを誇る猛者であり、1度暴れ出すと敵味方関係なく攻撃する凶暴な性格の持ち主である。

特殊な能力こそ持たないが、その強靭な肉体に裏打ちされた膂力の高さから、正面からの殴り合いで勝つのは困難と思われる。武器はマゼンタ色の両刃が付いた長刀で、戦闘では強烈な破壊エネルギーを飛ばして来るが、意外にも笛としてメロディーを奏でる機能も付いている。


順当に行けばゴーゴーファイブすら全滅させかねない最強の尖兵となる筈だったのだが、サラマンデスの妨害工作によって何と女性が弱点と言うウブな性格となってしまい、此処からショウマツリとの交流が描かれる。


活躍

カードから召喚される間際、サラマンデスによって女性が苦手になる様にプログラムされて誕生してしまう。そのウブさたるや、団子屋のお婆ちゃんから手を握られて取り乱してしまう程の重症であった。


それでも最初は存分に実力を発揮し、街中で暴れている最中に駆け付けたピンク以外のゴーゴーファイブの男4人を圧倒していたが、ピンクが駆け付けた途端に自身の弱点が発動して一気に弱り、ハイパーファイブで怯み逃走。

逃走後は笛を吹きながら街を歩いていた所をショウとマツリに発見された為、2人と戦おうとするも、女子学生の集団が通った為に怖気付いて再度逃走する。


こうして女性が苦手であると言う自身のショウに見抜かれた事で、すっかり自信を喪失したタナトスは「煮るなり焼くなり好きにしろ」とまで言い出して覚悟を決める。

だが、彼の姿に昔の自分を見たショウの説得により「弱点の克服と引き替えに地球から出て行く」と約束し、弱点を克服するべく様々な作戦を立てて行動する。

しかし、その全てが悉く失敗した為に自害しようとまで追い詰められるが、ショウとマツリの説得によって持ち直し、2人から上記の団子屋のお婆ちゃんにおまけとして貰った鈴を受け取り、それを身に付ける。


そこへ突如現れたディーナスに「心が芽生えてしまった」と告白するが、「サイマ獣は所詮、戦う為の獣」と言う彼女の手で暴走させられ、ゴーゴーファイブを追い込む。グリーンの「もう1度心ある戦士に戻ってくれ!」という言葉にも耳を貸さず、彼に止めを刺そうとするタナトス。

しかし、落下した鈴の音によりショウの「サイマ獣にだって心はある筈」と言う言葉を思い出し、漸く正気を取り戻してディーナスに反撃するも、空しく返り討ちに遭い、今わの際に「獣として復活したら自分を倒して欲しい」とグリーンに言い遺して倒れる。


直後にピエールの放った再生カードによって巨大な死霊として復活し、ビクトリーロボと交戦。戦いの最中、やがてビクトリーロボは呼び出されたライナーボーイと共にマックスビクトリーロボへと合体し、止めの最期はマックスノバを喰らい、上記の感謝の言葉を伝えながら爆散するのだった。


タナトスの死後、ディーナスは彼がウブになった原因がサラマンデスの妨害工作によるものだと漸く気付き、それと同時に両者の間の溝もまた一段と深まってしまった。


余談

モチーフはシャチと、ギリシャ神話に登場する死の神であるタナトスであり、名前もそれに倣っている。尚、シャチをモチーフにした怪人は『超新星フラッシュマン』のザ・ゴステロ以来の登場である。


今エピソードはスーパー戦隊シリーズでも恒例の、怪人と戦隊メンバーの交流回となった。


声を演じた大塚氏は昨年の『星獣戦隊ギンガマン』にてザッカスの声を当てていた。続く6年後の『魔法戦隊マジレンジャー』では、冥府神ダゴン役で準レギュラー出演する事となる。


関連タグ

救急戦隊ゴーゴーファイブ 災魔一族 サイマ獣 シャチ


デギウス:昨年に登場した戦隊怪人で、同じく戦隊メンバーと心を通わせた繋がり。


バラリベンジャー:『超力戦隊オーレンジャー』に登場した中の人繋がりの怪人で、こちらも戦隊側と和解する繋がり。

冥府神ダゴン:『魔法戦隊マジレンジャー』に登場する中の人繋がりの幹部怪人。こちらは戦隊メンバーと和解した怪人を処刑すると言う真逆の立場となった。


チャンプ(キュウレンジャー):『宇宙戦隊キュウレンジャー』でヒーローに変身する味方怪人(厳密に言えばアーサーG6コロンのようなロボットキャラ)。大塚氏がスーパー戦隊シリーズの中で、漸くヒーローサイドに回った役である。

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