概要
変身忍者嵐第21話『恐怖怪談 吸血鬼!ドラキュラ日本上陸!!』より登場した妖怪の総称で、悪魔道人そして全ての黒幕である大魔王サタンが世界各地から呼び寄せた妖怪で西洋のみならず、アジア圏やアフリカ圏からも召集されている。西洋ではないのでは?
また、実際の伝承地と作中での出身地が噛み合わない場合が存在する。しかも嵐は江戸時代を舞台にしているのにも関わらず、当時存在していない国も出身地に挙がっている。まぁ、スーパー時代劇にはよくあることである。しかたないね。(例:バックベアードは創作上の妖怪だがアメリカ出身。嵐におけるバックベアードはロシアから来たとされている。)
血車党に代わって現れた組織ではあるが、戦闘員は結託していた血車党より引き続き下忍となっている。
実力は人間を改造した化身忍者とは異なり、妖怪変化そのものであるためか実力は化身忍者を遥かに上回り、嵐を苦しめた。
構成員の設定の矛盾は当時の妖怪図鑑や雑誌記事から引用されたのが原因という説もある。
該当怪人
- ドラキュラ
- オオカミ男
- ミイラ男
- フランケン
- ゴルゴン※元来のギリシャ神話では3姉妹の総称。
- スフィンクス
- タランチュラ※恐らく実在する蜘蛛の名前ではなく、噛まれると踊り続けるというヨーロッパの伝説の蜘蛛のこと。
- メドーサ※元来のギリシャ神話ではゴルゴン3姉妹の末娘だが作中ではゴルゴンとは別の存在と設定。
- マーダラ※フィンランドで伝承されている…とされる創作上の妖怪。水木しげるの妖怪図鑑風に言うと「カルマ」が有名か。
- ザルバー
- ドーテム
- モズマ
- ワーラス※水木しげるのムジャラによればアンコールワットの守護神とされているが、嵐作中ではヒマラヤ出身とされている。
- グレムリン※グレムリンが実際に伝承され始めたのは20世紀初頭とされる。
- ゴーレム※ユダヤ教伝承の存在だが作中ではサハラ砂漠出身とされている。姿は『巨人ゴーレム』に登場するゴーレムそのもの。
- サイレン※実際の伝承地はギリシャだが、一部の図鑑ではオーストラリア出身と紹介されている。
- バラーラ※ポルトガルで伝承されている…とされる創作上の妖怪。
- インデゴ
- ジャワラ※インドネシアで伝承される…とされる創作上の妖怪。
- バックベアード※初出の水木しげるが描いた姿とも5年後に放送された超神ビビューンのバックベアードの姿とも異なる。出身はロシアとなっており、アメリカの妖怪ではない…と言う設定。
- グール※姿形はどう見てもパラボラ状の鏡である。
- ゴースト・ファーザー※恐らくは嵐用に新たに創作された妖怪。
- 白髪鬼※元来はイタリアの貴族で妖怪ではないが、作中では中国の妖怪で容姿も異なる。
- クンバーナ