概要
Fate/GrandOrderにおけるポセイドン。第1部と第2部で異なる点の多いキャラクターだが、アトランティスを舞台にした海神である点や、特定の人物と因縁を持つ共通点もある。
真名
オリュンポス十二神の一柱で、最高神ゼウスに次ぐ圧倒的な強さを誇る、ギリシア神話の海と地震を司る神である。
人物
特異点のポセイドン
第1部第三特異点オケアノスでは主人公一行が到着前にアトランティス大陸と共に復活し世界を沈めようとするも、ドレイクに打ち倒され大陸共々もう一度海へ沈んでいった。また本物の聖杯を保有しており、彼を倒した事でドレイクは聖杯の所有者となった。
異聞帯のポセイドン
第2部LostbeltNo.5前編神代巨神海洋アトランティスに登場したキャラクターで、アトランティスではオリュンポスへの道の最後の門番を務める。正式名称は虚無海神ポセイドン。
惑星改造用プラント船であり、海洋環境の改造と制御を目的としていたが、後頭部のコアをドレイクに奪取されたことによって理性を失っており、敵と判断したものすべてをドレイクと認識してしまうまで錯乱している。ちなみにコアを奪ったドレイク本人に対しては、その際に霊基を崩壊寸前まで追い込んだ上、さらに「海に出ることにより死ぬ呪い」を付与する形で、念入りに戦闘不能へと追い込んでいる。
この因縁が特異点の出来事に端を発するものなのか、異聞帯から始まったものなのかは不明。
外見は副題を思わせる弓に、クジラや巨大魚類の要素をかけ合わせたのような形状で、さながら大怪獣の如き威容を誇る。
ちなみにわかりづらいが、先端に三つの砲身らしきものがあり、ポセイドンの持つトライデントもモチーフに含まれていることがわかる。
ドレイクへの憎悪や神核の欠如のためか、怒りをエラーの如く吐き続ける状態に陥っており、元の性格や人格は明らかになっていない。
しかし、特異点で世界を我が物にしようとした事、メデューサやカイニスの尊厳を傷つけておきながらも、ドレイクにやられれば怒りのあまり発狂し、呪いをかけてなおも執着し続けるなど、神らしい独善的で傲慢な性質を持っていたことがわかる。
その反面、ゼウスに対しては「遺憾だが」と言いながら後を託す発言をしており、ある種の信頼を置いている様子。
海流を操作する能力を持ち、それによって自らのいる地点を通らなければオリュンポスへ続く穴にたどり着くこと自体できないようにしている。さらに自身は障壁で身体を守っており、しかもその起点としているコア自体も更に障壁で覆っているという鉄壁の要塞である。ただし(どのようにして成し遂げたか不明だが)ドレイクが一つのコアを奪取しその障壁に穴をあけることに成功しており、これがカルデア陣営の突破口となった。
コアのクラスはキャスター、アサシン、そしてトライデントを持つという逸話通りランサーとなっている。
保有スキル
星の海を渡るもの(A) |
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水の権能(A+) |
海の権能(A++) |
海底神殿の秘宝(B+) |
宝具
トライデント・オーシャンレイ
ゲームにおいて
第2部における対決の際には、真体機神降臨という特殊出現演出が発生し、ΠΟΣΕΙΔΩΝとギリシャ語で表示される。
関連人物
汎人類史における彼の強姦の被害者。しかし皮肉なことに、傲慢な性格が一部似通っている。この作品でのポセイドンの正体を考えると強姦の件が別の意味になってしまいそうだが…。
汎人類史において彼女に怪物と化す呪いをかけた。
第1部第三特異点においては彼を倒し、異聞帯においてもコアを奪取した、いわゆる因縁の敵である。第2部のコア戦では自らの身体に侵入してきた敵をドレイクと誤認するほど。そもそもドレイクは世界一周を成し遂げたいわば『海を制覇した英雄』も同然であり、星の開拓者スキル無しにしても概念的にも天敵だったのだと思われる。