基礎データ
進化
タマザラシ → トドグラー(Lv.32) → トドゼルガ(Lv.44)
概要
その名の通り玉状のアザラシのような容姿をしている。
単なる丸っこいアザラシではなくきっちり玉もモチーフに含まれており、進化形のトドグラーの鼻先でボールのように回されている、『ポケダン』等で見られる歩行モーションが横を向いて転がるという辺り徹底している。ちなみに耳たぶがあったり、手を叩くといった生態はアシカのそれである。
初登場は『ルビー・サファイア(第3世代)』(2002年11月21日)だが、同年8月にたまたま多摩川でアザラシ(タマちゃんと名付けられた)が発見されるというニュースがあった影響で、タマザラシのモデルはタマちゃんでは?と誤解される羽目になった。
そのため、当時このポケモンのNNは圧倒的に「タマちゃん」が多かった。
しかし、タマザラシはあくまで玉状のアザラシなのであって、多摩川のアザラシではない。
主に寒冷地の流氷付近に生息、歩くのにも泳ぐのにも不便な体系である為、転がって移動する。
海を渡る際にも流氷の上を転がっていくのだから、かなり徹底した設定である。
体はふさふさの毛で覆われており、霜焼けを起こすことはない。
嬉しい時や食事の時間には手を叩く習性がある為、これが『てたたきポケモン』の由来となっている。
カラーリングは本家シリーズであれば薄青だったが、ポケダンではスカイブルーになっている。
ゲームでの特徴
進化の初期形態ということもあり、能力は高くない。弱点も4つと多いが、早い段階で「アンコール」を覚えられ、この他攻撃技、補助技とそつなく覚えられる。
「まるくなる」と「アイスボール」のコンボが可能な数少ないポケモンでもある。
ただしみずタイプの技は自力では「みずでっぽう」と「しおみず」(『ORAS』以降)しか覚えられない。
進化がレベル32と遅いが、シナリオの後半で手に入ることが多いので特に問題はないだろう。
ポケモンGOでは
2017年12月22日、他の第3世代みずタイプや進化形2体と共に実装された。起動画面ではマイナン、プラスル、ミズゴロウと一緒に雪の中から出てきた宝物(クリスマスプレゼント風)を見つけて喜んでいる姿が描かれている。
かつてはこおりタイプのポケモンの中では最も出現率が高く、天候が雨や雪以外の日でも、街中を歩いていると結構な頻度で遭遇できた。
しかし2018年10月頃に出現パターンが変えられて以降は水辺や雨の時にたまに遭遇する程度となっている。
タマザラシのアメ25個でトドグラーに進化可能。
最終進化形のトドゼルガが本作のこおりポケモンの中でもトップクラスの性能を誇る逸材(雨天時はみず、雪の日はこおりがブーストされるので活躍の場も多い)であるため、普段からできるだけたくさん捕まえてアメを確保しておきたいところだ。
関連イラスト
関連タグ
パウワウ:類友。ただしこちらにこおりタイプはつかない。