基礎データ
全国図鑑 | No.0363 |
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ホウエン図鑑 | RSE:No.173 ORAS:No.182 |
イッシュ図鑑(BW2) | No.243 |
カンムリ雪原図鑑 | No.159 |
ヒスイ図鑑 | No.143 |
ローマ字表記 | Tamazarashi |
ぶんるい | てたたきポケモン |
タイプ | こおり/みず |
たかさ | 0.8m |
おもさ | 39.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | あついしぼう/アイスボディ(第4世代から)/どんかん(隠れ特性) |
タマゴグループ | すいちゅう1/りくじょう |
各言語版での名称
ドイツ語 | Seemops |
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英語・スペイン語・イタリア語 | Spheal |
フランス語 | Obalie |
韓国語 | 대굴레오 |
中国語 | 海豹球 |
進化
タマザラシ → トドグラー(Lv.32) → トドゼルガ(Lv.44)
概要
その名の通り玉状のアザラシのような容姿をしている。
単なる丸っこいアザラシではなくきっちり玉もモチーフに含まれており、進化形のトドグラーの鼻先でボールのように回されている、『ポケダン』等で見られる歩行モーションが横を向いて転がるという辺り徹底している。ちなみに耳たぶがあったり、手を叩くといった生態はアシカのそれである。とても愛らしい見た目をしている。
初登場は『ルビー・サファイア(第3世代)』(2002年11月21日)だが、同年8月にたまたま多摩川でアザラシ(タマちゃんと名付けられた)が発見されるというニュースがあった影響で、タマザラシのモデルはタマちゃんでは?と誤解される羽目になり、そのため当時このポケモンのNNは圧倒的に「タマちゃん」が多かった。
しかし、タマザラシはあくまで玉状のアザラシなのであって、多摩川のアザラシではない。
主に寒冷地の流氷付近に生息、歩くのにも泳ぐのにも不便な体系である為、転がって移動する。
海を渡る際にも流氷の上を転がっていくのだから、かなり徹底した設定である。
体はふさふさの毛で覆われており、霜焼けを起こすことはない。
嬉しい時や食事の時間には手を叩く習性がある為、これが『てたたきポケモン』の由来となっている。
群れでの役回りは海上に浮遊し、獲物を発見次第トドゼルガに発信する事。出来る事が限られているように見えて、結構重要な役所なのである。
カラーリングは本家シリーズであれば薄青だったが、ポケダンではスカイブルーになっている。
ゲームでの特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 40 | 50 | 55 | 50 | 25 | 290 |
- 進化の初期形態ということもあり、能力は高くない。弱点も4つと多いが、早い段階で「アンコール」を覚えられ、この他攻撃技、変化技とそつなく覚えられる。「まるくなる」と「アイスボール」のコンボが可能な数少ないポケモンでもある。ただしみずタイプの技は自力では「みずでっぽう」と「しおみず(『ORAS』以降)しか覚えられない。進化がレベル32と遅いが、シナリオの後半で手に入ることが多いので特に問題はないだろう。
- 「LEGENDSアルセウス」
- 「群青の海岸」及び無料アップデートで追加された「大大大発生」において「黒曜の原野」にも出現するのみで、意外にもこおりタイプの多い「純白の凍土」には出現しない(代わりにトドグラーとトドゼルガが「純白の凍土」で発生する「時空の歪み」に出現する)。
- 「群青の海岸」の個体はイダイトウのポケモンライド解禁前から捕獲できるうえにレベルも進化できる数値に近いので、育てればその後の島キング・ヒスイウインディ戦でも活躍してくれるだろう。
- ちなみに、トドグラーやトドゼルガはこちらが近づくと攻撃的になるが、タマザラシに関してはゆっくり近づけば特に警戒もせず手叩きを見せてくれ、動き回る時は結構速く転がるといった感じにとても可愛い。
- また、タマザラシの可愛さ全開のサブ任務もあるので必見。
使用トレーナー
アニメ版
- ヨウスケ(AG36話)
- アダン(AG)
漫画版
番外作品
『ポケモンGO』
- 2017年12月22日、他の第3世代みずタイプや進化形2匹と共に実装された。起動画面ではマイナン、プラスル、ミズゴロウと一緒に雪の中から出てきた宝物(クリスマスプレゼント風)を見つけて喜んでいる姿が描かれている。
- かつてはこおりタイプのポケモンの中では最も出現率が高く、天候が雨や雪以外の日でも、街中を歩いていると結構な頻度で遭遇できた。しかし2018年10月頃に出現パターンが変えられて以降は水辺や雨の時にたまに遭遇する程度となっている。現在は年末イベント等、主に冬場のシーズンに出現しやすくする措置が取られているようである。
- 2021年12月の年末イベントではマフラーを巻いた特別仕様のタマザラシが出現。これに合わせて色違いも実装された(ただし、マフラー付きの個体は進化させることができないので、トドグラーとトドゼルガの色違いの実装は後述するコミュニティ・デイまで事実上お預けとなった)。
- 2022年1月のコミュニティ・デイでは、こおりポケモンとしては2019年2月のウリムー以来2度目にして久々のターゲットに選ばれることとなった(コミュニティデイ限定のこおりタイプの技という点では初)。
- タマザラシのアメ25個でトドグラーに、さらにアメ100個でトドゼルガに進化可能。最終進化形のトドゼルガが本作のこおりポケモンの中でも上位の性能を誇る逸材(雨天時はみず、雪の日はこおりがブーストされるので活躍の場も多い)であるため、遭遇したらできるだけたくさん捕まえてアメを確保しておきたいところだ。
『ポケパークWii』
- アイスゾーンで複数体転がっている。友達になるには「おいかけっこ」で勝利する事だが、話しかけた個体とその他の個体を見間違えないように注意。
『ポケモンピンボール ルビー&サファイア』
- ボーナス台に「タマザラシ台」がある。
『Newポケモンスナップ』
- 雪原ステージに登場。「雪原(昼)」の流氷エリアにて、円形の氷の上を転がるタマザラシにふわりんごを当てると海に落ち、その状態でメロディを流すとジュゴンにリフティングされる姿が見れる。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- ヨウスケのタマザラシ
- AG68話
- サトシに倒されたポケモンの1匹で登場
- AG77・116話
- コンテスト会場にいたモブで登場
- AG110話
- アダンのポケモンで登場。
- 劇場版『裂空の訪問者デオキシス』
- 序盤で進化系と共に群れで登場。幼いトオイの前に近づいた個体は大きさ的にもおそらく子供と思われる。
- DP109話
- ミオシティの地下水路に住むポケモンで、迷い込んだホエルコを脱出させる作戦時には水路の水を「れいとうビーム」で凍らせて氷の道を作り、その後ホエルコの乗ったそりをサトシのブイゼルと一緒に水の中から押して氷の道まで飛ばした。
- 劇場版『ギラティナと氷空の花束シェイミ』
- サトシ達が船に乗ってる途中で進化系と共に登場。
- BW54話
- 写真で登場。
- 新無印105話
- コンテストライブに参加していた。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
余談
ブーム到来?
- 元々可愛いポケモンとしてそれなりの人気を誇っていたタマザラシだが、2022年は最早ブームが来ていると言っても過言ではないだろう。
- 前述のポケモンGOでクリスマス〜コミュニティデイにかけて注目を浴びたことに加え、「LEGENDSアルセウス」に登場した際にあざとい程の活躍(?)を見せてくれたため、その人気が急上昇。ネットニュースで記事が作られただけでなく、「タマザラシの人」とでも言うべき動画投稿者やイラストレーターも現れたり、その影響でポケモンセンターにおいてタマザラシのぬいぐるみが売り切れたりと話題が尽きない。
- 中にはTwitterでタマザラシに関するこんな投稿がバズったことも。
- そして…7月になって「ひんやりぬいぐるみ特大タマザラシ」が発売(値段は49500円)。
関連イラスト
関連タグ
0362.オニゴーリ/メガオニゴーリ→0363.タマザラシ→0364.トドグラー
同複合タイプ
ポケモン関連
- 鰭脚類仲間
- その他