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城戸沙織の編集履歴

2020-10-03 11:10:32 バージョン

城戸沙織

きどさおり

城戸沙織とは、「聖闘士星矢」に登場するキャラクター。

概要

演者

潘恵子TVアニメ版〜OVA冥王ハーデス十二宮編まで、ゲーム(PS2版十二宮編)
折笠富美子OVA冥王ハーデス冥界編以降、パチンコ、パチスロ、ゲーム(PS2版冥王ハーデス十二宮編、聖闘士星矢戦機、ブレイブソルジャーズ)
中川翔子金香里(Ωでの赤子時代)聖闘士星矢Ω、ゲーム(アルティメットコスモ
佐々木彩夏こおろぎさとみ(赤子時代)、諸星すみれ(子供時代)劇場版LEGEND of SANCTUARY
水瀬いのりセインティア翔ドラマCD版
中山忍1991年版ミュージカル(SMAP版)
富田麻帆2011年版ミュージカル

戦いの女神アテナの生まれ変わり。本作の設定ではアテナは約200年毎くらいの聖戦(主にハーデス)との戦いに備え人間の肉体をもって赤子の状態で聖域に降誕し、その度に記憶がある程度リセットされる(但し後で思い出すことも多い)。


本編開始の13年前、降誕したての赤ん坊の状態の頃サガに殺されそうになったところをアイオロスに助けられ、ギリシャに旅行していたグラード財団の総帥城戸光政に託される。その後光政に日本の自邸に連れ帰られ、「沙織」の名をつけられて表向きは光政の孫娘という扱いで育てられていた。実際は養女であるため星矢達と血縁は無く、青銅一軍青銅二軍及び城戸盟とは義理の伯父と姪の関係にあたる。飴と鞭を上手く使い分けるドSなお嬢様だが、世界を救う為なら自らの肉体を差し出す事も厭わない、ある意味凄い人。


幼少期には自身が神であることを知らないで甘やかされたお嬢様として育ち、城戸邸に引き取られていた孤児達(実は城戸光政の実子達だが彼らの殆どはそれを知らず、沙織にもこの時点では知らされていない)にも尊大な態度で、「馬になりなさい!」などの無茶もやらかしたりしたため邪武以外の殆どに嫌われておりペガサス星矢らには最初反目されていた。原作では本編開始の5年前に光政の死去直前に事実を知らされ、アテナとして覚醒していっている。


アテナとして名乗りをあげてからも、聖闘士から信頼を得るまでには多少時間がかかっているが令嬢としての安定した生活に安住せず神として戦う姿勢もあり、戦いを経由して徐々に信頼を築いて行く。ただし女神としての責任感が強すぎるのか、自分一人で解決しようという傾向が強く、アニメ版、劇場版共通して「聖衣も護衛もなしで単身敵陣に乗り込む」という事をほぼ毎回やらかしており、捕まって人質になったり生け贄にされかけるという事を繰り返している(※)。こういった悪癖が結果的に聖闘士星矢Ωにて、彼女にストーカーチックな愛情を抱くイオニアによって聖域が乗っ取られるという事態にも繋がっている。一度は美衣に無茶をしないようにと注意もされている。


※原作での単独特攻癖は冷静に見ると、悪癖と言うべきではない(別の問題があった場合もあるが)

  • 白銀聖闘士編:光政との確執や幼い頃の沙織の態度、アテナと言う証拠も示せなかった事もあって決別した隙を突かれてジャミアンのカラスに捕まった。事情があったとは言え、沙織側に誠意が足りなかった事が原因
  • 十二宮編:トレミーの幻覚の中の本命の一本に貫かれ、これは聖域の使者の案内を信用して隙を見せた護衛の星矢たちの落ち度
  • ポセイドン編:療養中の星矢たちの護衛に派遣されたアルデバランと星矢たちの命を守るため、人質になる事を提案。アルデバランの不手際及び星矢のみならずアテナもいるのに護衛の黄金聖闘士が1人だけだったのはいささか心許ないが、サガの背信行為で大勢の聖闘士が内輪揉めによる戦死して半年で人手不足が原因
  • 冥王編:戦いに傷付く星矢たちを見かねて犠牲を最小限に抑えたいと言う思惑があり、自死を偽装してシャカと共に冥王と直接対峙を決意する。サガ達がアテナが直接向かった事を告げたために冥闘士たちは冥界に集結し、アテナの奇襲は失敗に終わる。但し、嘆きの門でシャカはリタイアの可能性が高く冥王の肉体と魂があるエリシオンに行けるのはアテナのみなので、タナトスとヒュプノスに阻まれていた可能性は大

長らく人間として育っていたせいもあるのかかなり人間に肩入れするようになっており「普通の少女として生きたかった」という思いを抱く事もあったり、特に星矢に対しては恋愛感情かは明白でないものの彼を特別視しているらしい描写も多少見られ、一度は倒れている彼に口づけようとしたとも思えるシーンもある。また後述の通り彼1人の命を救うために危ない橋を渡った事もある。なお、アニメ版の方ではスタッフや声優が彼女と星矢をくっつけたがっていると思しき発言を度々しており、そのせいか上記のシーンもやや露骨になっていた。


当初青銅一軍青銅二軍には「お嬢さん」などと呼ばれていたが、彼女がアテナと判明し、数々の戦いを経由して関係が良好になってからは「アテナ」よりむしろ「沙織さん」と呼ばれることが多い。


容姿

容姿端麗の美少女で、ピンクがかった紫色(原作では亜麻色)のロングヘアー。13歳とは思えない見事なプロポーションの持ち主。アテナとして行動する際は、腹部に金色の輪のようなものをはめた、ギリシア風の白く長いワンピースを着用している。


また、手には勝利の女神・ニケの化身だという金色の杖を持ち、終盤では自ら女神の神聖衣を身にまとい、右手にニケの杖、左手にアテナの盾を持つ。


作品ごとの城戸沙織

聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話


沙織と瞬


ハーデス編後廃人と化してしまった星矢を自ら介護し、彼を助けるためアルテミスクロノスのところへ出向くなど奔走するが、この途中で月の魔女へカーテとの取引のため長かった髪を切ってボブカットになっている。


星矢に刺さったハーデスの剣を消すためにと共に過去へ飛ぶが、その過程でクロノスの悪戯により赤子にされてしまいあわや教皇に殺されかけるが、シジマに保護された状態にある。


なお、2巻でパンチラを若干披露している。聖域で摘んだ花を鎖に編んで、それに自身の小宇宙を纏わせて星矢のガードに使ったり、時空を超える道筋に使ったり、赤子の状態でも水鏡の杯座聖衣を飛ばしてきたりと神様らしい能力も披露している。8巻では幼女に進化した。


セインティア翔


城戸沙織 >> セインティア翔<<


形式的には中学生としての身分を持ち私立流星学園に籍を置いており、制服姿で登校するシーンも描かれている。ただし教育は英才教育を個別で受けており、学校に登校することは滅多に無くたまに登校しても一般生徒とはほとんど接触せず学園奥の特別室にいる。


学園の生徒からは半ば伝説的な存在として「沙織様」と呼ばれている。マユラとは以前に面識があった模様。


アテナとして覚醒してまだ日が浅いためか力をまだ十分には発揮しておらず、戦闘でも苦戦する場面もあるが翔子と共同でエリスの魂に一部傷をつけることに成功し、翔子とともに響子を救おうと奮闘するも結局響子を救う事は出来ず泣き崩れるが、マユラに「泣くのはこれで最後になさいませ」と諭される。その後翔子を普通の中学生に戻し銀河戦争の開催に携わるも、カティアらに急襲される。


聖闘士星矢Ω


Athena - SS Omega verあなたと過ごした日々


主人公光牙の養母として登場。(ただし彼からの呼び名は「お母さん」等ではなく「沙織さん」である)年齢の詳細設定は不明だが、声担当のしょこたんが「アラサーではないでしょうか」と語っている。


往年の美貌は今も健在(実年齢が容姿に追いついた、とも言える)。


自分がアテナだということを彼には伏せており、光牙を聖闘士にしようと修行させるが、その際にも何故かその理由を「聖闘士にならないと守れない」としか話していない。また、聖闘士に関する知識なども何故か教えていなかった。かつて星矢の聖衣だった天馬星座の聖衣石を所持しており、光牙には「とても大切なものよ、あなたが持っていて」とだけ説明して渡している。


歳を重ねたことで器が大きくなっており、パラスとの戦いに消極的な自分に反発気味だったハービンジャーへ、敢えて自分の聖衣を預けるなどしている。しかし自身への反抗心と嫉妬心も改めようとせず、フドウやハービンジャーと異なり地球の危機すら守ろうとしなかったパラドクスに対してはその地位を剥奪して投獄という処分を下しており、手厳しい面もなくなってはいない。


しかし、育児に関してはいささか大らかすぎたのか、光牙は心根は優しいもののシャイナや辰巳、パライストラの教員にタメ口を叩くような、世間知らずぎみで礼儀には難のある少年にもなってしまっている。その一方で、27話において沙織が光牙の「闇の小宇宙」を抑制して光の小宇宙を発揮させる処置を施していた可能性がアリアによって指摘されている。


物語開始時点では本編開始の13年前、マルスとの戦いで受けた『魔傷(ましょう)』と呼ばれる傷のせいで徐々に体調を崩しつつあり、歩くときも杖(ペガサスの飾りがある)をついている。その後若手育成のために、イオニアの元を自ら訪れて現役復帰させパライストラ学園長に就けているが、彼のストーカー的な自身への妄執などのアブナい本質に気づかなかったために彼の裏切りにより聖闘士の組織が乗っ取られる羽目になってしまう。


長らく孤島で辰巳徳丸シャイナらに支えられて療養生活をしていたが、序盤で襲来したマルスに怒り小宇宙を燃やしたことで闇に飲み込まれ消滅。その後アクィラのユナの星見やパブリーンの報告により生存が判明、13話で木の根のようなものに捕われていいること、また39話でその監禁場所が火星であることが玄武により判明した。


彼女の長らくの隠遁をいいことに、裏切り者のイオニアが仕切るパライストラではいつしか居場所やアテナの人となりについて事実と食い違う話が教え込まれていたようで、前世代の聖闘士が死亡・隠遁している者が多いのもあり、パライストラ育ちの若手青銅聖闘士はもちろん白銀聖闘士でも世代が若いものは彼女の名を知らない者すらいる。さらに彼女の体調不良で聖域などに目が行き届かなくなったせいもあってか、裏切り者等の手で偽のアテナが擁立されていた。


マルス軍との最初の戦闘では、女神の聖衣をまといマルス四天王を封印する等積極的に前線に出ていたようである。また45話の回想で、メディアの召還した闇の隕石の衝撃を自らの力で防ごうとした際に彼女の小宇宙をアリアが受け、闇の力を光牙が受けていたことが判明した。長らくマルス軍に火星に捕われ、火星の新世界を作る礎にすべく世界樹に拘束されていたがマルス軍の全滅、アプスの滅亡により救出され魔傷も消える。


その後は光牙を彼を育てていた島に置き、聖域に出向いていたが再び戦いの起こる予知夢を見て、信頼厚いサジタリアス星矢にパラス討伐を命じるものの、幼女の姿であったパラスを星矢が殺せず任務を失敗してしまう。パラスの成長に伴い生命力を徐々に失っており、パライストラの結界等の彼女の力で維持されているものは、青銅相当の三級パラサイトでも破壊できるほど弱体化してしまっている。その状態でもパラスの居場所を突き止めるために自身の命を削ったため、しばし昏睡状態にあった。


しかし意識を取り戻した沙織は、アテナの聖衣を再び目覚めさせると、自らも黄金聖闘士達を伴って、パラスの本拠・パラスベルダへと乗り込んでいった。76話ではインテグラに対して、「仮面は女を捨てる覚悟の証であり、本人に隠すべきものがないのなら必要はない」と、あまり女性聖闘士の仮面制度にこだわりを持っていなかったと思われる発言をしている。91話では聖衣を纏ってパラスと対峙し、本調子でないにも関わらず彼女に勝利し止めを刺そうとするがタイタンに阻まれる。しかし92話で星矢と戦い負傷したタイタンを庇おうとするパラスの姿を見て、彼女がタイタンに向ける愛を悟りパラスに和解を提案、タイタンにも「さん」づけをした上で「パラスの幸せの助けになってほしい」と依頼した。パラスがそれを了承した矢先、エウロパにより力を奪われてしまい、さらにサターンのエターナルコンクルージョンで動きを封じられるも、他の聖闘士達の小宇宙を光牙の元に送り支援し、サターンの翻意の一因となった。


車田水滸伝

他の多くのキャラ達が集められた謎の島に飛ばされ、高嶺菊と邂逅しおにぎりをわけてもらったりして親しくなった矢先、現れた謎の女性により「神の書物(クロニック)」に封じられる。


Legendofsanctuary

他のキャラと同様、「アテナである」という設定以外は大幅に変わっており、「突如として降って湧いた運命に翻弄されつつも立ち上がる」というポジションになっておりある年相応の少女の面が強調されている。ブレザーの制服を着ており、年齢も16歳とあがっている。


辰巳に自身がアテナであることを告げられた直後、刺客に襲われ掛け青銅一軍に助けられる。彼らとはこのときが初対面であり(但し、星矢のみ幼少時に邂逅していたらしいエピソードが冒頭にある)関係性も大きく変わっている。またアイオリアに城戸邸で襲撃を受けて髪を切られたため後半はショートカットになっている。強い治癒能力を持っている。


モデリングなどの都合なのかスタッフの趣味なのかちっぱい気味である。


余談

銀魂』の怪談話では、本編でもなかなか見られないという困惑気味の表情が拝めるとか。


関連イラスト

沙織さん沙織さん

神聖衣かっこいいよ神聖衣聖闘士星矢ビックリマン風シール・女神アテナ(神衣)


関連タグ

聖闘士星矢 聖闘士星矢Ω ネクストディメンション

セインティア翔 LegendOfSanctuary

ペガサス星矢 サジタリアス星矢 星沙 女神

光牙

サーシャ:先代のアテナ

火野吉乃

アリア:偽のアテナ

パラス:神話の時代の親友

パンドラ:ハーデスの側近(冥王軍を率いる女子幹部)


人称・口調・呼称

一人称
  • わたくし
二人称
口調
  • 敵味方・相手の年齢に関係なく敬語
  • 和解以前の青銅一軍・二軍、独り言・モノローグ時⇒女性語
呼称
  • 聖闘士・敵対組織以外の馴染みが薄い人物⇒「苗字・名前+さん」
  • 聖闘士・敵対組織(神闘士・海闘士・冥闘士など)の戦士⇒「名前+呼び捨て
  • ペガサス星矢⇒「せいや」
  • ドラゴン紫龍⇒「しりゅう」
  • キグナス氷河⇒「ひょうが」
  • アンドロメダ瞬⇒「しゅん」
  • フェニックス一輝⇒「いっき」
  • ペガサス光牙⇒「こうが」
  • ライオネット蒼摩⇒「そうま」
  • ドラゴン龍峰⇒「りゅうほう」
  • アクィラユナ⇒「ユナ」
  • ウルフ栄斗⇒「はると」
  • オリオンエデン⇒「エデン」
  • オピュクスシャイナ⇒「シャイナ」
  • イーグル魔鈴⇒「まりん」
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