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インデックスの編集履歴

2020-11-14 13:17:32 バージョン

インデックス

いんでっくす

「とある魔術の禁書目録」のメインヒロイン。タイトルの禁書目録とは彼女のこと。

「10万3000冊は、全て使えば世界の全てを例外なくねじ曲げる事ができる。

 私達は、それを魔神と呼んでるの」


「……、じゃあ。私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?」


「祈りは届く。人はそれで救われる」


曖昧さ回避

インデックスとは、

  1. ライトノベル『とある魔術の禁書目録』の登場人物。またはその作品の略称。キャラクターについては本項で記述する。
  2. 索引、付せんのこと。
  3. indexファイルのこと。
  4. ゲーム会社、ATLUSの旧社名。かつての親会社の名前もインデックス(インデックス・ホールディングス。以下インデックスHD)である。

プロフィール

正式名称Index-Librorum-Prohibitorum(ラテン語で禁書目録の意)
身長148㎝
年齢不明(見た目は14,5歳程度)
髪の色
目の色緑色
魔法名「dedicatus545」(献身的な子羊は強者の知識を守る)。
CV井口裕香

禁書目録(インデックス)

イギリス清教必要悪の教会」所属のシスターにして近代魔術師。

完全記憶能力によって10万3000冊の魔道書を記憶する生きた「魔道書図書館」。その力を利用して教会から世界中の魔道書を見せられ、それら全てを暗記する魔術のデータベースとして作られた。

本名・年齢など自身の出生に関わるデータは一切不明。外見年齢は14歳程と見られているが、それも推測に過ぎない。


彼女を手にした者は魔術の神「魔神」の領域にまで到達できる。そのため、近代魔術師に狙われている(彼女は1巻で黄金夜明薔薇十字のような結社を例に挙げた)。


完全記憶能力によって記憶容量が限界に達するため、一年周期で記憶を消去する必要がある。幾度かの記憶消去後、魔術師に狙われていると判断し逃亡・学園都市にたどり着いた。


語尾に「~なんだよ」「~かも」を付けた口調で喋る。日本人の名前を呼ぶ時は「とうま」や「ひょうか」などひらがなで表記される。


電脳戦機バーチャロンとのコラボ外伝「とある魔術の電脳戦機」においては、バル・バドス使い。


噛み付き癖

上条当麻が彼女以外にフラグを立てたり微妙に回収すると頭部(若しくは腕・全身)に噛みつく習性を持つ。

実はこの「噛み付く」という行為をするのは上条に対してのみで、照れ隠しややきもちに類する感情表現であるかどうかは、インデックス自身気が付いていない。


賞味期限の切れた物も熱を通せば問題ないという鋼鉄の胃袋の持ち主。

外見に似合わず非常に食欲旺盛かつ大食いで、腹を空かせて食事をねだることが多い。反面、空腹がいつまでも満たされないでいると機嫌が悪くなり、その矛先は主に上条に向かう(実際、原因の大部分は上条にあるのだが)。


機嫌は悪くなるが、長時間食べられなかったからといって気絶したりはしない様子。

食べても太らない体質なのかは不明だが、大量に食べても彼女の体格に変化は見られない。


上条当麻との関係 ※ネタバレ注意

上条当麻学園都市に逃亡してきて初めて知り合った人間であり、その後自分を助けるために命がけで戦い奔走する彼に対して心を許し次第に惹かれていくようになる。上条に強い信頼と好意を抱いており、上条が他の女性と良い感じになる度にイライラしている。


上条の理解者となり、自分の知らないところで上条が奔走している事を不満に思いながら止めても仕方がないとも思っている。それでも、上条が傷付いて欲しくないという想いは変わっていない。

意識不明の状態で見つかれば片時も離れず回復を祈るなど毎回彼を本気で心配し、どんな状況でも彼がいつも必ず帰って来てくれることを信じて待っている。


魔術師との戦いの際は、基本的にインデックスを事件に巻き込みたくない上条により蚊帳の外に置かれることが多い。逆に一般人である上条を事件から遠ざけようと努めているが、全く効果が無い…。


【旧約22巻】上条の記憶喪失の発覚

遠隔制御霊装から解放されたインデックスは、「ベツレヘムの星」に取り残された上条と意識体のままで会話し、上条に自信が記憶喪失であったことを打ち明けられる。上条は「インデックスが自分のもとから離れる」ことを恐れ、記憶喪失を隠していたという。


(※旧約22巻 地の文)

インデックスを傷つけたくなかった。彼女の信じている上条当麻でありたかった。でも、本当は、それは上条自身がショックを受けたインデックスの顔を見たくなかっただけなのではないか。自分の元から離れてしまうのが怖かっただけなのではないか。


インデックスは勇気を振り絞って口を開いた上条に対し、

『そんなの、もう、どうでも良いよ。

 いつものとうまが帰って来てくれたら、何でも良いよ』

と優しく告げる。


そして「必ず戻る」と約束した上条と『新約』で感動の再会を──────


───── 果たすと思われたが実際には感動出来るようなシーンではなく、感動の再会はギャグシーンで済まされた。この辺りは新約19巻におけるアレイスター=クロウリーリリスの一世紀越しの再会と通ずる部分がある。


【新約9巻】上条にとっての絶望

インデックスは上条にとって最も特別な存在で、彼の帰る場所・日常の象徴と言える存在である。それを鮮明に描いたエピソードが新約9巻である。


魔神オティヌスによって数千億以上もの絶望の世界を体験させられても折れなかった上条だが、たった一つの事実で完膚なきまでに心がへし折られてしまう。

それは「上条がいない世界で幸せそうに暮らすインデックスの笑顔」だった。


インデックスが自分(上条)という存在を意に介さず、ステイルや神裂達と笑いあえている光景は、上条にとって自分の居場所・存在意義を奪われたことに他ならない。それだけでも充分な精神的ダメージではあったが、この誰もが幸福な世界は上条当麻という存在を認識することによって崩壊してしまう。


そこでオティヌスは上条に「自殺」という只一つの解決方法を迫る。上条はインデックス達の笑顔を守るために「自殺」を選択したのだが……。


【新約22巻リバース】帰るべき場所

リバース


「それなら、あるんだよ」

「私を縛ってくれるものなら、もう、すでに」


上条の記憶と人格を持つ存在がインデックスにキスしようとしたが、彼女はわずかに首を傾げただけで拒絶しなかった(受け入れた、もしくは一瞬の機微に反応出来なかったのかもしれない)。それを見た「上条」は、寸前の所でなりふり構わず介入した。


新約22巻リバースは「NTR22」と省略される事もあるが、ストーリー展開自体も上条自身による“アレ”であった。なんともレベルが高い…。


ちなみに灰村画集SS収録の「ラブレター争奪戦」では、上条への恋愛感情と明確に記載されていた。本編だと明言されては無かった…はず。


能力

10万3000冊もの魔道書を暗記する完全記憶能力。一度知覚したものは雨粒の数だろうと円周率だろうと完璧に記憶し、忘れることができないというもの。

既存の魔術であれば一瞬でその全貌を見破り、また未知の魔術に対しても高い解析能力を発揮する。しかし自力で魔力を精製できないため、基本的に戦闘能力はほぼ皆無。


ただし魔術師相手ならば、詠唱に横やりを入れその術の照準を狂わせる『強制詠唱(スペルインターセプト)』や、集団真理を利用し相手の精神を一時的に崩壊させる『魔滅の声(シェオールフィアー)』等を使って応戦出来る。


「自分は魔術が使えない」と教会側に教え込まれているらしく、また同僚でありかつての友であるステイル神裂もそれを信じていた。しかし魔術が使えない本当の理由は、教会側(ローラ=スチュアート)が彼女に仕込んだ『自動書記(ヨハネのペン)』と呼ばれる魔術に彼女の全魔力が注がれている為であった。

(魔力=体力であるため、彼女の摂取したカロリーのほとんどは魔力としてここに貯蔵されているのかもしれない)


自動書記(ヨハネのペン)

自動書記

彼女の裏切りを恐れた教会側が彼女の魔術を封じる為のものであり、また10万3000冊の危機には彼女の人格を乗っ取る形で起動し、敵対者をその圧倒的な魔術でなぎ払う。

インデックスの生命の危機等の特定条件下で自動的に発動する。また、遠隔制御霊装により強制的に発動させることも可能。

発動時はインデックスの人格や感情は消失し、瞳の中に魔法陣が浮かぶ。また、インデックスには発動時の記憶は無いらしい。


10万3千冊の魔道書の知識を総動員し、相手の能力の特性を解析する。そして、最適な対抗手段を用いて相手を排除する。対象が幻想殺しのような魔術以外のものでも対応可能。

旧1巻において幻想殺しを「竜王の殺息(ドラゴンブレス)」によって押し戻すなどの成果を見せており、その威力と応用性は絶大。

旧22巻でも遠隔攻撃が可能な「赤い天使の翼」、竜王の殺息を変質させた「神よ、何故私を見捨てたのですか(エリ、エリ、レマ、サバクタニ)」、更には北欧神話において無敗を誇る「豊穣神(フレイ)の剣」などで猛威を奮った。


ステイル曰く「彼女と戦うことは、一つの戦争を迎えることに等しい」。

自動書記モードのインデックスは、オッレルスと同じく『魔神』に近い存在とされている。


読者からは「ペンデックス」「ペンさん」と呼ばれる事が多い。


インなんとかさん

守られ系ヒロインとしては絶対的な彼女だが、その反面メインヒロインとしての活躍には空白期間が多い。その時期に出来た弄りネタである。

しかし、現在ではアニメ新規層(主に原作未読者)がこのネタを好んで使用しており、完全に蔑称として浸透している


ネタが蔑称として浸透した後に作られたアニメ2期は、インデックスが文句無しにメインヒロイン扱いだった原作のロシア編と同時進行だった為、このネタを使う者は容赦なく「に●か」扱いされていた。


また、アニメ超電磁砲(通称アニレー)の大ヒットからインデックスを貶めて御坂美琴を推す者も急増し、当時の原作読者の一部はそのアンチテーゼ的に美琴を嫌うなど、二重三重に被害(※)が発生してしまった。

※原作美琴ファンの肩身まで狭くなっていた。5ちゃんねる(2ちゃんねる)やしたらばが活発的だった時期の悪しき過去と言えばそれまでだが。


更にややこしいのが、2期放映時に原作が「新約」に移行してからは暫く本当にインデックスの出番が無かった事。風評被害ではなくネタが事実となっていた時期が存在する。彼女の暗黒期と言えよう。


鎌池作品におけるメインヒロイン

作者である鎌池和馬が神秘的なイメージを抱くのは「真っ白な、スカートの長いワンピース系の衣装を纏った少女」であり、無意識に中心核に据えてしまうのだとか。つまり髪も衣装も白銀系のインデックスは鎌池にとって理想形と言える存在なのかもしれない。


インデックスを除くとメインヒロインでは、

 >>全てが白。色んな意味で頂点。

 >>銀髪だが衣装は…。

 >>座敷童の本来の色は「白」。では彼女の「チゾメ」の赤い着物とは…?

 >>こちらはインデックスというより白き女王の系譜。


ちなみに鎌池はこの傾向を意識し、某金髪お姫様にあえて真逆の属性を付与した。


絶対的存在

インデックスの蔑称のせいか、鎌池作品のメインヒロインが不遇だと思っている者も存在するが、これは大きな誤解である。むしろ編集時点で完結済みの3作品(※)はいずれもメインヒロインが「絶対的な存在」で、間違っても不遇などとは言えない。

インテリビレッジの座敷童未踏召喚://ブラッドサイン最強をこじらせたレベルカンスト剣聖女ベアトリーチェの弱点 その名は「ぶーぶー」のこと


鎌池作品のメインヒロインは色んな意味で強者ばかりだが、インデックスには是非ともこの面子の後に続いて欲しいものである。


関連イラスト

とあるインデックスのつまみ食いIndex

禁書目録インデックス-「とある魔術の禁書目録」

禁書目録さんセンシティブな作品


絵師はいむら氏によるイラスト

【らくがき】目録さんおあずけチュウ

雪ん子禁書さん私服ヒロインズ

INDEX:2018秋と和装のインデックスさん


関連タグ

とある魔術の禁書目録 上条当麻

必要悪の教会 ステイル=マグヌス 神裂火織

クリファパズル545 御坂美琴 オティヌス


カップリングタグ

上イン 上禁 初イン現 表裏H 3H 禁書通行 みこイン

考察ネタ

リリス(とある魔術の禁書目録)アレイスター=クロウリーの第一子。黎明期よりアレイスターと容姿が似ているインデックスは、リリスのクローンか同一人物ではないかと考察されていた。もしくは史実におけるリリスの妹のローラ・ザザ説も。


ローラ=スチュアート(●●●●●):元凶。はいむら曰くローラのデザインはインデックスの成長した姿を想定しているらしい。登場巻やデザイン、ファーストネームから彼女はローラ・ザザ・クロウリーではないかと初期の時点で言われていた。

二次創作

桜デックス

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