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オティヌス

おてぃぬす

北欧の神オーディンの「ゲスタ・ダノールム」においての別名。とある魔術の禁書目録に登場する魔神。
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曖昧さ回避

  1. サクソ・グラマティクス著「ゲスタ・ダノールム」(デンマーク人の実績)においての北欧神話の神、オーディンの別名。 → 詳細はオーディン参照
  2. とある魔術の禁書目録に登場する魔神。


本稿では2について記述する。

とある魔術の禁書目録のオティヌス

とある魔術の禁書目録の登場人物。
グレムリンの主要人物。北欧神話の神オーディンとルビが振られる事も。

概要

初登場は新約3巻。実際の登場は新約4巻。
名前だけなら旧約とある魔術の禁書目録22巻。オッレルスアレイスターとの戦闘で瀕死の状態にあった右方のフィアンマに、素性を明かすシーン。
かつて魔神になるはずだった・・・・・・そして、隻眼のオティヌスにその座を奪われた、惨めな魔術師だよ

魔術と科学の融合組織『グレムリン』の構成員であり象徴。
魔術を究めた末に『魔神』の座に到達した者。

彼女は魔神として完璧であるが故に「無限の可能性」を持つ。
だが、同時にあらゆる物事に対して「成功する確率」と「失敗する確率」を均等に抱えてしまう。

これが子供同士のジャンケンとしてならまだ良かったのだろう。
新約4巻で登場した際に上条の右腕を潰し、更にアウレオルス=イザード戦や右方のフィアンマ戦と同様に切断面から現出した「上条の内に潜む莫大な力」をも容易に握り潰した。しかし、格下である筈のフィアンマとオッレルスを相手に撤退する事に。
どんな保証も失くすギャンブル性が、相当な実力者の彼女の行動を制限している。

ちなみに戦闘では数千、数万、数億もの攻撃を一瞬のうちに繰り出す
地の文で言わしめて、時間の連続性すら歪める程の攻撃。
こんな化物と同種の攻撃で撃ち合うオッレルスも相当なものであるが・・・。

歪んだ可能性を制御する為に、オティヌスは正と負のどちらかに、100%の確率を傾ける事を目的とする。
正の100%に傾けるのであれば、あらゆる物事に対して絶対の成功を得る。
負の100%に傾けるのであれば、常に選んだ道と逆を行く事で絶対の成功を得る。

要するに、どう転んでもオティヌスちゃんの大勝利というわけである。

オティヌスは、『グレムリン』とオッレルス達食い止める側の行動を利用していた。
マリアン=スリンゲナイヤーを軸とした『主神の槍(グングニル)』製造計画の情報を故意に漏洩させグレムリンへと死線を逸らす。
グレムリンが起こした数々の事件・・・ハワイ諸島の騒乱、バゲージシティでの全体論の超能力、不死の存在フロイライン=クロイトゥーネの奪取。
即ち、新約1~7巻までのグレムリンに纏わる全ては、オティヌスが用意していた囮であった。

オッレルス達はオティヌスが『主神の槍』を用いて、正に傾ける事を念頭に置いている。
だが槍は数ある手段の一つに過ぎず、先述通り彼女にとっては、どちらかに傾きさえすれば良かった。

新約8巻、最後の最後で『妖精化』により、故意に負の100%へと傾けてしまった。
オッレルスが放った光の杭は届かず、妖精化の要因となった光の杭を打ち込んだのは、彼がこの時の為に隠密行動を取らせていた右方のフィアンマだった。
つまり、皮肉にも彼女を把握し切れなかったオッレルス達が、直接の引金を引く形となる。

こうしてオティヌスは『魔神』として完成した。

新約8巻その後

オッレルスを撃破した彼女は、上条と対峙する。
恐怖する上条と、オティヌスは戦闘という行為に入る事すら煩わしく思っていた。

そして、面倒なので世界を破壊した。

作者のあとがきでは「躊躇無く終わってしまった世界」とあるが、詳細不明なので次巻が待たれる。

新約9巻でのお話

んでもって「躊躇無く終わってしまった世界」でのお話へと移る。
そこはオティヌスと(『魔神のなり損ない』としての立ち位置からの解釈として)『世界の基準点』としての力『幻想殺し』を持っていたがために無事だった上条当麻以外は何もない虚無の空間が広がる世界にて、『幻想殺し』以外に思いの外鬱陶しい存在であった当麻を精神的に潰すための激しく、苛烈かつ陰湿な攻防戦が描かれる。

当初は世界を歪めることが出来る『魔神』としての力を存分に使い、上条からの見方を変えた世界、分かりやすく言えばオティヌスと当麻の立場が変わった世界=当麻が今まで起きた事件の黒幕であり世界共通の絶対悪となった世界を創造し、体験させたり、当麻の代役を想像し、今まで彼がやって来た行いをその人物に行わせることにより、当麻本人を全く必要としない世界などを体験させることにより、常人だったら即アウトとだろうという体験をさせ、彼の精神崩壊を企てるが、彼はそれでも折れなかった。

少しだけイラつきを覚えた彼女は、その方法を諦め、別の方法へと行動をシフトする。
その方法とは上条当麻が今まで助けることの出来なかった(彼が生まれるや、全く知らない所で散っていった人物も含む)人達全てが救われることにより彼が助けた当人だけではなく、彼が到底助け出すことは叶わない人物全てか救われ、何の害意も悪意も悲劇も不幸という名のマイナス面が全く起こらない完全無欠なあらゆる人々が幸福な世界を作り出し、上条当麻という人物が全く入り込むスキのない、当麻が居なくても全くもってなんも問題もない、即ち完璧に彼のアイデンティティーを否定する世界を創造する。

流石にこれにはあらゆる不幸に百戦錬磨の上条もお手上げ状態になり、さらに追い打ちを掛けるようにオティヌスの「お前が生きていると『幻想殺し』によってこの幸福に満ちた世界がいずれは崩壊する」という旨のセリフでついに彼に“自殺”を決意させることに成功する

しかし!運命の神は彼を見捨ててはいなかった‼オティヌスにとって想定外だったのは生と死の概念が曖昧な情報生命体としての側面を持つ“妹達の総意体”は彼女の世界の書き換えの影響が及ばず(実は書き換えが遅れていただけなのだが)唯一上条当麻の行いや彼のことを覚えており、自殺しようとしていた彼を助け出したのだ。

何故自分を助けるのかという当麻の質問に彼女は問う「本当にそれでいいのか?」と…。

最初は渋っていた当麻だったが、彼女の叱咤激励や励ましを受けていくうちに、ついに本音を吐出する「そんな訳がない」、「悔しい」と…

そして彼女に少し背中を押され、吹っ切れた当麻は「自分の世界を取り戻す」という他人のためではなく(初めて)自分の為に最強最悪の強敵“魔神オティヌス”との血戦へ…。

完璧な世界を見せ付けても折れない当麻に対し、初めて怒りを覚えたオティヌスは当初こそ圧倒的な力で当麻を軽くあしらっていた(Lv99の勇者がスライム1匹を瞬殺する感じ)が、無限螺旋の不毛の戦いを続けていく内に精神的摩耗がスペックが全く違うはずの当麻よりも先に来てしまい(理由は当人や作者曰くRPGでの低Lvクリアのための概念や鬼ゲーを繰り返しプレイしているうちに慣れて簡単にクリアできる例に例え、弱い内は試行錯誤して楽しめるが、Lvを極限状態まで上げてしまうと、作業ゲーになってしまって退屈になってしまい、嫌気がさすことを何度も繰り返すから)、さらに天文学的数値もの敗北の末、遂にオティヌスの攻撃を見切った当麻に『主神の槍』を砕かれてしまう。

しかし、それでも『妖精化』の負の100%を利用した状態で『魔神』としての力を維持し、最後の切り札『弩』を発動、当麻を迎撃することには成功するが…。

真の目的(及び驚愕の素性)

此処まで彼女が仕出かした世界の創造と破壊の行動原理という大それた行為。
その理由は世界を作り替えることが出来る程の強大な力を持ってしまったために、世界から疎外され、自分の『良き理解者』が全くいないという孤独から、世界を作り替え続けた結果、いつの間にか袋小路へと迷い込んでしまい、自身の理解者を本来の世界に追い求め、作り替えた世界から本来あるべき世界の姿を取り戻そうとするが、その能力のために世界の本質が見えないため、何度も繰り返し世界をリセットし続けてきたという悲しき過去を持つ少女であることにあり(つまり、如何やら今までのラノベ本編の世界は彼女が何度目かのリセットを繰り返してきた結果創造された世界の可能性があるという事になる…ッてエエエエエッーーーーーーー)、何度世界を作り替えても、僅かな疎外感や違和感は拭い去ることは出来ず、元の世界に変えるために途方もない世界の再生と創造を繰り返してきたことや、彼女がある意味正真正銘の現人神的存在だったことが新約9巻にて明かされた。
『魔神』としての力を完成させる今までの行為もその目的のためであり、結局、今までの行いは全て個人の些細な願いを叶えるための行動であった。『幻想殺し』を当麻から取り上げたり潰しに掛からなかったのも、自身が帰る元の世界の情報を失いたくないため。
なお、当麻が今まで体験してきた生き地獄というのも憚れる地獄の世界は今まで彼女が世界を作り替える度に体験してきたことをモデルにして想像された世界ではないかと当麻は推測している。

無限螺旋の戦いの後

無限螺旋の戦いの末、上条当麻にギリギリ勝利した彼女。当麻も死んでしまい、そげぶも叶わず、このまま物語は終わってしまうのかと思いきや、最後の最後でオティヌスが今まで体験してきた経験をしたことにより、彼女の心の渇望を理解し、『良き理解者』へと立場が変わっていた当麻の今際の言葉を聞き、ついに自分の探し求めていた『良き理解者』を得た事を悟ったオティヌス(あんまり感動的場面に水を差したくないがこれにより“カミやん病に感染”したらしい)。

元居たオティヌスの世界にそれを探し求めていた彼女だが、それはあくまで手段に過ぎず、本当の願いである『良き理解者』の居る世界を得るため、上条当麻の世界を創造するため、自身の全知識を総動員し『幻想殺し』を使い、当麻を元の世界へと帰すことを決意する。

そして上条当麻の世界を創造した後、精根尽き果て、目的を果たすため即興で編み出した『妖精化』により、故意に負の100%へと傾けて『魔神』としての力を制御するという無茶な方法では、力の制御など上手く行くはずもなく、体に亀裂が入り、『魔神』を失い、後は世界のありとあらゆる“悪意や正義という名の悪意”により朽ちていくことを覚悟した彼女だったが、そんな立場に陥った彼女を彼女の『良き理解者』へとなった最強の主人公(?)、当麻がほっとく訳もなく、彼女を本当に救うため、本当に世界を取り戻すための上条当麻の戦いが始まるようだ

因みに作者のあとがきによると「女神さまのさいこうのデレ顔を見よ!」とかなんとかあるので、どうやら2人の関係に何らかの変化(恋愛?)が起こる模様…(インデックス美琴五和に続く4人目のヒロインンフラグか?)。

ってアンタもか!おそるべし上条(神を浄化し)当麻(魔を滅する者)。おそるべし一級フラグ建築士「上条当麻」。

キャラクターデザイン

当初は挿絵やイラストが無かった為、キャラクターデザインは長らく分からなかった。
後に新約6巻でシルエットだけ公開。いかにも古典的な魔女といった風なハイレグ少女であった。
同時期の作品で言えば、劇場版とある魔術の禁書目録「エンデュミオンの奇蹟」に登場するステイル3弟子の内の一人メアリエ=スピアヘッドに近い

・・・と思われていたが、劇場版「とある魔術の禁書目録」Blu-ray&DVD発売記念 103000秒TV ~魔術と科学は世界を救う~にてデザインが初公開。担当の自慢大会・・・じゃなくて、制作に関する裏話的な企画のサプライズとして、担当の三木一馬がオティヌスのキャラクターデザインを持って来た。

それが当初の予想を斜め上に上回る露出の多さであった為、一部では痴女呼ばわりされている。
現在では公式絵師灰村キヨタカ氏のサイトに、28時間TVで公開されたイラストと同一のものが上がっている。一度拝見して貰いたい。
ところで三木は勝手に持って来たらしいが、良かったのだろうか。

関連ダク

神崎士郎ナイアルラトホテップ(デモンベイン)暁美ほむら園神凜祢 ある目的のために何度も同じことを繰り返している代表者としての関連で

総体上条当麻(作品関連)

オーディン - オティヌスのモデルタグ

カップリングタグ

上オティ

以下、新約10巻の結末におけるネタバレ(閲覧注意)



























































オティヌちゅ
オティヌスたん


(※上記イラストはあくまでもイメージです。)
詳細はとっても長いので省略させていただくが(本編を実際に読んでみよう)、いろいろあって現在の彼女の姿はそげぶされてデレて以降、裏でなんか暗躍している魔神の域に達した魔術師(ゲテモノ)たちのリーダー格と思わしき木乃伊ジーちゃんの僧正(欲望まみれで悟りは開いていない)の介入もあってインデックちゅインデックスたんシャナたん化した…!?(イラストはまだないが、きっとそうなっているに決まっている‼)

ようは15cmサイズに身長が縮んでしまった‼(しかも、魔神の力を失いはしたが、不老不死であるような発言アリ…)。

当麻たちが飼っているネコのスフィンクスと良いお友達…(オモチャ?)にされている描写があることや流れ的に当麻の所にこのまま居候する可能性もありそうな気もするので、今後の動向が気になる所である。

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