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アウレオルス=イザード

あうれおるすいざーど

アウレオルス=イザードとは、ライトノベル「とある魔術の禁書目録」第2巻に登場する錬金術師である。
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概要

CV:杉田智和

緑に染めた髪オールバックにした長身美青年。神裂とタメの18歳。

ローマ正教チューリッヒ学派所属の魔術師であり、世界最高(とあるシリーズ世界では錬金術自体「時代遅れで割に合わない」とされ、廃れている)の錬金術師パラケルススの末裔でもあり、名は偉大なる先祖の名から取られている。


インデックスを記憶の呪縛から抜け出させるために策略を練り、経営者の暴走で取り壊しになりかけていた「三沢塾」をジャックし、そこに姫神秋沙を閉じ込めて彼女を代わりに吸血鬼の能力を手にしようと目論む…のだが、インデックスの抱えた問題に関しては上条当麻ステイル=マグヌス他一名(2巻出番無し)らによってとうの昔に解決されており、自暴自棄になったアウレオルスは上条らにやり場のない怒りを叩きつけるのだった。


ステイルを人肉プラネタリウムにし、暗器銃で上条の右手を切り落とすなど大暴れしたが、後述する弱点を見破った上条の演技(※)によりパニックに陥り「こいつには勝てない」と思ってしまったことで敗北した。(後の重大な要素である竜王の顎が初めて顕現したため、その影響も指摘されている)。

その後は記憶と黄金錬成を使う力を失い、「止めを刺すのも寝覚めが悪い」という理由でステイルによって顔形を別人のように変えられて逃がされ、表向きは死亡したことになった。


(※)この時、人肉プラネタリウムになりながらも生きていたステイルが、蜃気楼で攻撃を外させることで演技を補助している。


口癖は「○然。」(○に漢字を入れた熟語)、「否」。

魔法名はHonos628(我が名誉は世界のために)。


なお、漫画版には一切登場しない


地味に人気なキャラで、ヘタレ錬金術師(ヘタ錬)という愛称?が付いている。


能力

「黄金錬成(アルス=マグナ)」

錬金術の最終到達点とされ、本来は全世界規模で効果を及ぼす究極の大魔術の一つ。

発動に数百年以上の詠唱を必要とし、錬金術の廃れも相俟って伝説・理論上での存在として扱われるのみであったが、アウレオルスは三沢塾の生徒らを使役して詠唱を分担させ、更に術の効果範囲を三沢塾にのみ限定するという変則手段で、ごく短期間の内に無理やり発動させた。


術者の意思通りに世界を勝手に書き換える能力であり、はっきり言ってしまえば全能の力である。

例えば「死ね」と思えば本当に相手は死ぬし、「時間よ戻れ」と考えればその通りになる。

もし仮に非現実的極まりない発動条件を完璧に満たして最大効果を発揮させていれば、文字通り「意思だけで地球という惑星そのものを完全に支配する神」になれる代物。


一方通行前方のヴェントに並ぶ反則極まりない能力ではあるが弱点は存在する。


『世界を思い通りに書き換える』と書いたが、その本質は『思ったことが全て現実となってしまう』能力であるため、心に抱いた不安さえも現実にしてしまうハイリスク・ハイリターンの諸刃の剣とでも言うべき性質を持っている。


また、全能の力ではあるが異能の力の範疇なので「幻想殺し」で触れれば無効化できてしまう。


この弱点を補うため、アウレオルスは鍼治療によって不安を軽減させ、言葉にすることで思考を固めるという独自の戦法を編み出している。


弱点はあれど上述したようにかなり強力な能力であり、かつアウレオルス自身の登場が2巻とかなり早いことから「(旧約)禁書はインフレは終盤までない」なんてネタもある(少なくとも神の右席登場以前に彼クラスの能力の持ち主はポンポン出てきていない…旧約としたように新約では魔神の本格登場もありインフレ具合がアップするのだが)。


関連項目

とある魔術の禁書目録 不遇 ヘタレ 不運  チート 残念なイケメン 哀しき悪役

オティヌス - 能力面では似ている。

坂田銀時 - 中の人が同じ。「銀魂」内において、オールバック+白スーツというヘタレオルスに酷似した姿を披露したことがある。

グレミィ・トゥミュー - 同じ轍を踏んでしまったチートな敵キャラ。

フリアグネ - 同じく物語序盤のボスキャラとしては不釣り合いな強さと評されることが多いキャラクター。こちらも白スーツ姿。

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