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ジャンボーグAの編集履歴

2020-11-29 08:32:45 バージョン

ジャンボーグA

じゃんぼーぐえーす

1973年に放送された特撮番組。ならびに作中に登場する巨大ロボットヒーローの名前。

ジャンボーグA とは、円谷プロが作成した特撮番組のタイトル。ならびに作中に登場する巨大ロボットの名前である。1973年に放送された。全50話。


設定上は「巨大サイボーグ」と呼ばれているが、1970年代はロボットサイボーグを混同する誤用が多かったので気にしてはいけない。巨大ロボで侵略者と戦う単純明快な娯楽性を優先した作品。タイでも放送され、タイ・チャイヨーが映画版を製作した事もある。


また、ミラーマンと同様に漫画版が存在し、ストーリーや設定はテレビ版と大幅に異なる。

ストーリー

グロース星人怪獣による地球侵略を開始した。

立花ナオキは民間航空会社のセスナパイロット

をグロース星人に殺されたナオキは仇討ちのためにセスナ機で特攻。あやうく死ぬところをエメラルド星人に救われた。

ナオキはエメラルド星人から巨大ロボット・ジャンボーグAを贈られ、地球を守るように依頼される。

第27話からは更にジャンボーグ9が贈られた。ナオキは状況に応じてAと9を使い分けて戦う。


登場人物

本作の主人公。民間航空会社のセスナ機「ジャンセスナ」の専属パイロットで、特技はトランペットキックボクシング。ジャンボーグAとジャンボーグ9を操り、PATと共にグロース星人の送り込む怪獣と戦う。

助言を無視して暴走・失敗する事が多い熱血バカ。

  • 立花和也

信也と茂子の息子で小学生。ナオキの甥。ナオキを兄のように慕い、途中からはジャンボーグAを操っている事も教えられた。PAT日本支部に自由に出入りしているので、グロース星人にも狙われやすい。

  • 立花茂子

信也の妻でナオキの義理の姉。夫の死後はPAT日本支部内で喫茶店を経営しつつ、息子の和也を育てているので、PAT隊員全員と面識がある。

  • 伴野大作

大利根航空の社長。怒りっぽいが人情に篤く、ナオキや和也の良き理解者でもある。かつては地球防衛に努めてた事があり、PATのOBとして活躍する事もあった。

大利根航空はジャンセスナ1機を持ってるだけの会社なので「ジャンセスナを売って別の飛行機を2つ買おう」という事態になった時には、ナオキと和也が猛反対して止めさせた。

地球を兄弟星というエメラルド星の宇宙人。彼等もグロース星人の侵略を受けている。

ジャンボーグAや9は、彼等が対グロース星人戦用に開発した兵器である。

ウルトラマンのように巨大化も可能。地球上で活動する時にはカラータイマーを身につける。


PAT

Protective Attack Team(地球パトロール隊)の略称。

各種戦闘機や特殊車両を保有し、怪獣や宇宙人の侵略から地球を守る組織。

多くの殉職者や異動が発生。隊長も劇中で三回代わった。

  • 立花信也

PAT日本支部の初代隊長で立花ナオキの兄。

グロース星人が送り込んだ怪獣キングジャイグラスの攻撃を受けて殉死。

以後は主に回想シーンで登場。

  • 岸竜蔵

PAT日本支部のチーフ。的確な判断を下す熱血漢。

立花隊長が殉職した後、二代目隊長として昇格する。

第12話にて戦闘機・ファイティングスターで怪獣デッドファイヤーに特攻し殉職。

  • 浜田守

PAT日本支部の三代目隊長。隊員たちの面倒見の良い人格者。

第32話からヨーロッパにあるPAT隊長会議に出席し戦線離脱。

元SGMのチーフだった村上浩に隊長の座を渡す事になった。

  • 熊井五郎

PAT日本支部の隊員。太った体格の男性で、お祭りや行事が大好き。

しかし意外と気が小さく、作中ではジャンボーグAやジャンボーグ9に依存するような場面が見られた。

初めはナオキと衝突する事も多かったが、大喧嘩の果てには、共に行動する程の間柄となっている。

  • 野村せつ子

PAT日本支部の隊員であり唯一の女性隊員。

隊長と共にファイティングスターに乗り込んで戦うことが多い。

お節介で口うるさい所もあるが、気遣いは絶対に忘れない。

  • 風間一平

元は喧嘩っ早い流れ者の風来坊。大利根航空に就職しようとしてナオキと争った事もあったが、後にPAT日本支部の新人隊員となって再登場。お調子者で熊野隊員と組むことが多い。

第19話では母親に自分の活躍を見せる為に焦ってしまい、水爆ミサイルを東京都に落下(未遂)させてしまう事があった。

その後、自分の失態の責任を感じて謹慎中にも関わらず出撃、捕えられた隊長達を救うべく水爆怪獣バレンタインに特攻を仕掛けようと試みるが、寸前の所でジャンボーグAによって止められる。

謹慎中に出撃した為、最終的に処分を受けてしまうも、浜田隊長の計らいで北海道のレーダー基地へ転属される事になった。

  • 大羽健次

PAT日本支部の新人隊員。穏やかな性格だが、時々慌てるところもある。

軽率な発言やジャンボーグAに依存する等、半人前な部分が見られたが、徐々に判断力身に着けていく。

第42話でナオキと和也を庇って宇宙魔女ババラスの攻撃を受けて致命傷を負い、帰らぬ人となった。

  • 岸京一郎

PATヨーロッパ支部の隊員であり、岸隊長の弟。

ジャンボーグAの戦闘スタイルを見て、ナオキがジャンボーグAのパイロットである事を見抜く。

パイロットを解任されたナオキに対して助言を与え、ジェットコンドルでジャンボーグAの援護を行い、デッドファイヤーとアンチゴーネを倒すきっかけを作った。

  • 村上浩

前作「ミラーマン」に登場したSGMのチーフ。

今作ではヨーロッパのPAT隊長会議に出席した浜田隊長の代理を務め、後にPAT日本支部の隊長となった。

SGMの戦闘機・ジャンボフェニックスを駆り、命がけの攻撃でマッドゴーネの角を破壊しジャンボーグ9に勝利をもたらした。

  • 安田秀彦

元SGM隊員。殉職した大羽隊員に代わって補充された。

「ミラーマン」の頃に見せた気の弱い性格は鳴りを潜めており、クールで優しい性格のベテラン隊員に変わった。メガネも着用してないし、すっかり別人。

  • 野村由起

SGMの女性隊員で、村上チーフと共にマッドゴーネとの決戦に協力する。

マッドゴーネ撃破後、ジャンボフェニックスと共にSGMに戻った。

  • 小野寺参謀

PATの上位組織に所属する高官で、参謀役が似合ういつもの人。PATらしく、パーッとね!

ジャンボーグA

こちらでは今なかなか不謹慎なお笑い番組が写ってますが

エメラルド星人が開発し、ナオキに贈った巨大ロボット。作中では「宇宙サイボーグ」と呼称される。

普段はナオキが勤める航空会社のセスナ機(ジャンセスナ)に姿を変えている。

ナオキの腕時計エメラルド色に光り、セスナに乗ったナオキが「ジャン・ファイト」と叫ぶと変型する。空中飛行はもちろん、宇宙へ飛び出す事も可能。


必殺技は、ビームエメラルド、ハンディングフラッシャー、ヘッディングキラー、ジャンサーベル等。ウルトラ戦士と異なり、より機械的な描写が行なわれている。

最大の必殺技は高速回転し、虹色の風車となって敵に突撃する『必殺風車』(ひっさつかざぐるま)なお、必殺風車はビームだけを撃つバージョンも存在している。

腹にあるシャッター『ジャンポケット』には様々な武器が収納されており、劇中では二門の砲門『ジャンキャノン』、投げナイフの『ジェットナイフ』、近接戦において威力を発揮する『ジャンサーベル』を使用していた。

どちらかといえばナインの自動車操縦の方が好きです。

操縦室は目の奥にある。モーショントレース(機動武闘伝Gガンダムで有名なアレ)のようにナオキの体の動きを忠実にトレースする。ジャンボーグAがエネルギー切れで操縦できなくなった際には足の裏の脱出口から脱出する事が可能。

27話で損傷したが、ナオキがジャンセスナを修理すると復活した。

カラータイマーのような機関がバックルに存在し、エネルギー切れが近くなると点滅を始める。



ジャンボーグ9

ジャンボーグ9

27話でエメラルド星人からナオキに送られた新たな巨大ロボット。

普段はナオキが購入した軽自動車ジャンカーZ(ホンダZ)の姿になっている(ちなみに購入の際にナオキは義姉から借金している)。

ナオキの腕時計がエメラルド色に光り、車内で「ジャン・ファイト・ツー・ダッシュ」と叫ぶと変型する。子孫同僚曰く「理屈無視の超変形」

操縦方法は自動車と同じでハンドルとペダルでおこなう。元祖戦闘メカザブングルと言える。

パワーと装甲はAを上回り格闘戦でその真価を発揮する。強力な必殺技も多数持つが、Aと違い飛行能力が無い(とはいえ、地上をマッハで走行できるなど決してスピードがAにも劣っているわけではない)、格闘戦に特化した故に武器がないため、不意打ちや隠し武器に対応できない、操縦システムの影響でAよりも動きが単調で細かい動作が苦手などの欠点を持つなど、決してすべてがAより優れているわけではない。


そのため、ナオキはAの復活後は状況に応じてAと9を使い分けて戦ったり、初めにAまたは9で戦うも負けてしまい、乗り換えて再戦して勝利という形になっていった。。



ナオキは最終決戦で月面にいる敵を倒すために、まずAで挑んだが返り討ちにされる。なんとか地球までたどり着くもジャンセスナは大破してしまう。

ナオキはを覚悟で9をPATのロケットにくくりつけて月まで飛行。最後の敵を倒したものの、飛行能力のない9では地球へは帰れない。月面から青い地球を見ながら「月の砂漠」を歌っていたが・・・




グロース星人

宇宙支配を目論む宇宙人。地球への侵略司令官は三回代わっている。

詳細はグロース星人を参照。


各話リストと登場怪獣

No.サブタイトル登場怪獣
1エメラルド星からの贈り物キングジャイグラス
2大逆襲!アンチゴーネー ―ルバンガーキング登場―ルバンガーキング
3倒せ怪獣!ジャンファイト ―チタンガー登場―チタンガー
4危うし!ジャンボーグA ―ジャイアントロボット登場―ジャイアントロボット・ゼロ
5叫べナオキ!いまだ ―デスコングキング登場―デスコングキング
6絶望!売られたジャンセスナ ―モンスロボ登場―モンスロボ
7立て!孤独の英雄ナオキ ―キングテットゴン登場―キングテットゴン(キングデッドゴン)(キングテッドゴン)
8夕陽に歌え!トランぺッター ―グラスキング登場―グラスキング
9絶体絶命!ジャンボーグA ―二大サイボーグ怪獣登場―フライトキングキングジンジャー
10響け!戦いのトランペット ―二大サイボーグ怪獣登場―キングジンジャー、改造フライトキング
11壮烈!涙の一撃 ―ドクロスキング登場―ドクロスキング
12大阪に死す!ジャンボーグA ―二大サイボーグ怪獣登場―ゴールデンアームデッドファイヤー
13よみがえれ今!ジャンボーグA ―二大サイボーグ怪獣登場―アンチゴーネ、デッドファイヤー
14恐怖!夜空に舞う地獄花マッドサタン
15嵐を呼ぶマッドゴーネ ―マイティグロース登場―マイティグロース
16怪奇!魔女怪獣現る ―デモンスター登場―デモンスター
17エメラルド星から来たカインフリーザーキラー
18恐怖!アントロンの罠アントロン
19危うし!死の水爆ミサイル ―バレンタイン登場―バレンタイン
20ポンコツ自動車の大反乱 ―ダンプコング登場―ダンプコング
21怪奇!宇宙の怪獣墓場ウータン、キングジャイグラス、デモンスター、アントロン、ドクロスキング
22パット全滅作戦! ―テロキング登場―テロキング
23祭りだ!おみこし大変身 ―ストーンキング登場―ストーンキング
24死闘!海底の秘密基地 ―ガメレオンキング登場―ガメレオンキング
25―グロース第1号作戦― チビッコどもを改造せよガイアグネス
26―グロース第2号作戦― 気ちがい星とノンビリゴンノンビリゴン
27ジャンボーグA2号誕生!その名はJ-9ジャンキラー
28復活!ジャンボーグA ―グロース第4号作戦―エアドルメン
29―グロース第5号作戦― にせジャンボーグAを送りこめ!にせジャンボーグA
30J-A-J-9を処刑せよ!ダブルキラー
31氷の地獄へつっ走れ!アルマジゴン
32大爆発!マッドゴーネの最期マッドゴーネ
33サンタが悪魔の鈴鳴らすサタンゴーネ
34死神からの殺人予告電話!バタフライング
35怪奇!死の黄金怪獣ゴールドドラゴンゴールドスネーク
36恐怖!蛇が丘の秘密オロロンガー
37出現!恐怖の怪鳥エレキバードエレキバード
38サイボーグ・コマンドを倒せ! -パット新兵器登場ーケンダウルス
39なき叫ぶドクロ湖の恐怖デスムーン
40大奮戦!バモスⅠ世 バモスⅡ世スケルトン
41宇宙魔女ババラスのロボット作戦ババラスオネストキング
42呪い針!ババラスの逆襲ババラス
43殺し屋ロボット・必殺の罠*ジャンキラーJr
44妖怪ロボット・地獄の鏡ミラーコング
45ほえる昆虫怪獣・砂地獄キングビートル
46サタンゴーネ最後の大進撃!改造サタンゴーネ
47死闘!エース対ナイン? ―デモンゴーネ登場―デモンゴーネ
48大逆襲!デモンゴーネデモンゴーネ
49謎!デモンの呪いが時を裂くデモンゴーネ
50トウキョウ最後の日デモンゴーネ

※DVDや地上波再放送ではタイトルの「きちがい」が放送コードに引っかかる為、「謎!ノンビリゴンの正体」になっている。

※キングデッドゴンはテロップミスの為にキングテットゴンが公式名称として扱われているようになってしまった。


関連作品

ミラーマン 本作はミラーマンを製作したスタッフが担当し、同じ世界の後の物語(事実上の続編)になっていて、同じ登場人物やジャンボフェニックスが登場する。

マクロス7 軍隊の作戦行動空域に無関係の民間機が飛んでると、すごく邪魔。

勇者指令ダグオン:宇宙人から贈られた巨大ロボで侵略者と戦う。

超神マスターフォース:作中に登場する種族プリテンダーの変身システム、ゴッドマスターのトランステクターは異星人の産物であるなどが本作品のオマージュ。他にも1話冒頭に歌われる「月の砂漠」、月面決戦などそこここに影響を受けた描写が多い。


関連イラスト

ジャンボーグA映画公開に向けて、銀河連邦の戦士たちがアップを始めたようです。

関連タグ

ウルトラシリーズ

ジャンボット:ジャンボーグAがモデルになっている。

ジャンナイン:ジャンボーグ9がモデルになっている。

古川登志夫:第20話にてダンプコングのスーツアクターやモブの建設作業員を担当。

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