作者はうしだゆうじ。
『機動戦士ガンダムZZ』と『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』の間の時代の物語。
掲載誌が特殊で(一般書店で流通する雑誌ではなく、バンダイが模型店や玩具店用に刊行していた「模型情報(改名後はMJ)」という小冊子)、映像化や関連商品の発売も殆ど無かったため、知る人ぞ知るというマイナー作品だった。
ゲーム『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズに登場したことで急激に知名度が上がり、単行本も復刊されたが、連載当時の流行がモロに出た作風に評価は分かれるところである。
また、「模型情報」誌上には、本作のメカデザインを担当した福地仁によるデザイン紹介コーナー『MS90'S』も連載されていたが、ここに掲載された機体の中には本編未登場のものも複数含まれている。
キャラクター
本作の主人公。デブリとなったジャンク品の回収やコロニーの補修を行う会社に勤める民間人。大のガンダム好きであり、趣味がこうじてジャンク品の寄せ集めから大型モビルワーカー「Dガンダム」を作り出す。
連邦軍とカラーズとの戦闘の余波で補修中のコロニーを壊された事に腹を立て、Dガンダムを持ち出して戦闘に介入したがそれが元で紛争に巻き込まれる羽目になる。
そもそも軍人ではないので「敵」「味方」といった観点がなく、誰であろうと一人の人間として接する。
劇中終盤で、混戦の中で乗船から宇宙空間に投げ出された恋人を救う為に戦場にいる全ての人に呼びかけ捜索を依頼(というか命令)する事で戦闘をやめさせた。
「俺の女だ、死んでも探せ!」(ダリー談)。
メカニック
地球連邦
ネオ・ジオン
関連タグ
アストレイ:コズミック・イラ世界でジャンク屋が扱うガンダム、及びその物語。知っている人からはこの作品と関連付けられる事がある。