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イシュメルガの編集履歴

2021-02-14 13:28:15 バージョン

イシュメルガ

いしゅめるが

「英雄伝説 閃の軌跡」に登場する人型兵器、騎神の一体。

概要

エレボニア帝国に伝わる「巨いなる騎士」の正体である自我をもった機動兵器にしてエレボニアにて大きな内乱が起きる度に、歴史の裏で起きていた戦いに用いられたという伝説の存在の内の一体。

乗り手となる人間は《起動者(ライザー)》と呼ばれる。


七体の内でも最も強大な力を持つ騎神であるが、千年もの間その姿を見せていない。また、過去の機神の姿を知る緋のローゼリアですらその存在を知らなかったという。

















































真実 ネタバレにつき注意

騎神はそれぞれ自我があるが、イシュメルガの場合はその思考プログラムが人間の悪意の影響を受け、異常進化してしまったのである


その結果、イシュメルガは自らが絶対の存在である『巨イナル一』に至ろうとする。その為に、手始めに自らを想像した一族でもある地精を支配下に置く。そして、エレボニア帝国全土に呪いをまき散らしていくと共に、自らの乗り手として目を付けたかつては『灰の騎神』ヴァリマールの乗り手であった獅子心皇帝ドライケルス・アルノールを操ろうとするが、250年前は失敗する。


が、その間にもイシュメルガはドライケルスの魂が生まれ変わる新たな人間が現れるのを待ち続け、ギリアス・オズボーンが誕生したことで、彼に目を付けるも、ドライケルスの同志で恋人でもあったアリアンロードが陰で見守っていたために乗っ取ることはままならなかった。そして、彼が結婚して子供にも恵まれたことでアリアンロードは安心し、彼の元を去った。
























しかし、イシュメルガはその時こそを待っていたのである。当時、平民出身の将校が力を強める事を良く思わない貴族達に呪いで干渉し、隣国のリベール王国を侵略して武功を立てるように考えさせる。そして、それを察知して止めようとしたオズボーンの邸宅をこれまた騎士家としてうだつの上がらないルドルフ・アランドール(レクター・アランドールの父)を武功を餌に襲わせ、妻と子を喪わせる。絶望し、女神でも悪魔でもいいから息子を助けろと叫ぶオズボーンの前に文字通り、イシュメルガは悪魔として現れた。


妻と息子を喪おうという状況下に於いて拒否の仕様が無い選択肢をドライケルスの生まれ変わりであるオズボーンに突きつけた。愛する妻を喪い、そして今我が子をも喪わんとするオズボーンに選択の余地はなかった。


息子の命と引き換えに、悪魔と取引する選択をした


そして………その間にも呪いの力で『ハーメルの悲劇』が起こされてしまう。イシュメルガの力で不死者にもなったオズボーンはハーメルの悲劇を引き起こした猟兵団を皆殺しにし、同時にそれらを仕組んだルドルフ・アランドールらを処刑すると共に、徹底的にハーメルの一件を隠蔽した。




が、イシュメルガが引き起こしたのはそれだけではなかった。『ハーメルの悲劇とそれと密接な関係を持つオズボーン家の襲撃』はもちろんのこと、姿を消してからの千年の間に起きた『暗黒竜の出現』、『獅子戦役』、『ハーメルの虐殺をきっかけに起きた百日戦役』、『オズボーン家を襲ったレクターの父・ルドルフの凶行』、『叔父の陰謀で両親と弟を喪ったクレアの悲劇』、『貴族の謀略によって起きたマキアスの姉の死』、『アルフレド公子夫妻(ミュゼの両親)の海難事故死』、『クロワール公爵の野望による貴族派とオズボーン率いる革新派の内戦』、『クロスベル自治州の占領』、『猟兵王の死と蘇生』、『サラの養父・バレスタイン大佐の死』、『アリサの父・フランツの失踪』、『セドリック皇太子の豹変』、『空中巡洋艦カレイジャスの爆破』、そして……今起きようとしている大陸全土を巻き込んだカルバード共和国含めた千の陽炎連合国軍との戦争


リベールやクロスベル、カルバード共和国をも巻き込んだ大小全ての惨劇がイシュメルガによって引き起こされたのである。


全ては自分が絶対の存在となるために。




人間が作り出した最強の兵器は他でもない人間の悪意によってゼムリア大陸…世界を滅ぼす悪魔に変貌してしまったのである


関連タグ

黒幕 吐き気を催す邪悪

怨霊 騎神 軌跡シリーズ 閃の軌跡


イシュメルガの手下となった者、あるいは利用した者たち

黒のアルベリヒ - これもイシュメルガが寄越した精神体が正体。《地精》の一族の者に憑依して蛮行を行っていた。

ジョルジュ・ノーム - 厳密にはアルベリヒの手下まで。

ゲオルグ・ワイスマン


イシュメルガによって人生を歪められた者達

ギリアス・オズボーン ヨシュア・ブライト 剣帝レオンハルト 特務支援課 クロワール・ド・カイエン リィン・シュバルツァー アリサ・ラインフォルト マキアス・レーグニッツ フィー・クラウゼル サラ・バレスタイン ユウナ・クロフォード ミュゼ・イーグレット アッシュ・カーバイド レクター・アランドール クレア・リーヴェルト セドリック・ライゼ・アルノール


いずれもが大なり小なりイシュメルガによって人生或いはその後の運命を大きく変えられた者達。だが、この中の多くがイシュメルガという人間の悪意が作り出した悪魔を止め、そして打倒するために立つのは皮肉なものである。


しかし、実在ではありえない以下の存在もいる。


イシュメルガ=リィン

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