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プロフィール

本名リィン・シュバルツァー
所属トールズ士官学院《Ⅶ組》→トールズ士官学院・第Ⅱ分校《特務科・Ⅶ組》
肩書生徒(閃I・II)→教官(閃III以降)
異名灰色の騎士
年齢17-18歳(閃I・II)→19-20歳(閃III・IV)
出身地エレボニア帝国
生年月日七曜暦1186年5月生まれ
身長178cm(学生時代は173cm)
武器
CV内山昂輝

※「閃の軌跡Ⅲ」では1206年5月で満20歳になっているが、「閃の軌跡IV」では、エステルとは「1つ」違い(リィンが年下)となっているため、後発作品に準拠して「閃の軌跡マガジン」Vol.1中の年表でも、1187年生まれとなっている。

ただ、こちらは1185年生まれのヨシュアも含めて「1つ」違いという意味でも重なり、更に実の父の年齢が閃Ⅲの公式サイトだと55歳(リィンが生まれたのは実父が35歳の時)となっており、七曜暦1186年5月生まれで矛盾はない。



概要

本作の主人公。帝国北部ユミル地方貴族テオ・シュバルツァー男爵の養子

芯のあるまっすぐな性格で、誰とでも打ち解けられる人の良さを備えるが、養子であることに引け目を感じており、自分が家督を継ぐべきではないと考えている。

トールズ士官学院に入学したのは実家に戻らず一人で生きて行けるよう道を見出すためなのだが、それが義妹エリゼを悲しませる結果となっている。

生徒会の手伝いをすることになったり、《Ⅶ組》のトラブルの解決や対立の仲裁をしたりとかなりお人好しでめったに取り乱すことのない性格をしている反面筋金入りのシスコンであり彼女に近づく輩(とりわけ侯爵家令息パトリックに対して)は容赦しない。

例=普段リィンに対し強気な挑発を言うアッシュに満面の笑みで肩を掴み、パワータイプ寄りの彼が全く動けない上にしばらく痺れが残る程の力で押さえつけている。(アッシュはその後にエリゼに相手をよく選ぶように忠告している。またリィンがエリゼにちょっかいをかけた輩にヴァリマールを使って罰を与える案を出したときにも苦笑いしており、とある女性にセクハラ発言した際にも笑顔で名前を呼ばれて慌てており、この状態のリィンに完全にビビっている。)

また皆を激励したり、問題や緊急時に決断を下すなど状況判断力がとても高くチームを率いる能力にも長けているため、最終的に《Ⅶ組》メンバー全員がリィンをリーダーと認めるようになる。

Ⅶ組教官を務めるサラ曰く「中心ではなくて重心」。後に世界の鍵、世界の重心となる。


前述の家庭の事情や後述の力への恐れか自己肯定感が低く、当初はラウラからもその事をつかれており。そのためなのか自己犠牲な考えになりがちで危機的状況になった際には仲間のためならば自分の事を二の次に考える癖があり、これは本人よりも仲間達の悩みの種になっており、挙げ句には立場上は敵に相当する相手にすら心配される始末。


内に秘めた獣のような自分を恐れており(曰く「鬼の力」。それが表に出ると、髪は白に、目は赤色に変わり、声のトーンも低めになり、性格が攻撃的になってしまう)、7年前それを抑えられるように八葉一刀流ユン老師に師事したが限界を感じ初伝止まりとなっているが終章時点では中伝まで昇格している(ドラマCD)。

後にユン老師の手紙で真の八葉一刀流を完成させる最後の弟子がリィンであることが判明。リィンの力を制御させるだけではなく自身の後継者としても鍛え上げていた模様。『閃Ⅳ』では七や一~六までの型全てに触れ七の先を目指すとよりさらなる難易度を誇る課題となっていた。兄弟子にあたる剣聖カシウス曰く「老師から俺以上に有望と聞いている。

彼の出自は一切不明で本人が言うには、養父であるテオ男爵が自分を引き取ったとき(本編の12年前)は名前と年齢しか覚えていなかったとの事。後に最強の父最強の義母の息子と判明する。


「1」終盤で《灰の騎神ヴァリマールの乗り手「起動者(ライザー)」に選ばれ、仲間達と共に学院に迫る危機に立ち向かうが・・・先輩の駆る蒼い機神に敗れ、いずこへと離脱してしまう。


軌跡シリーズの主人公で武器が刀剣類なのは彼が初めて(エステル・ブライトロイド・バニングストンファーケビン・グラハムボウガン)。




ランディロイド以上に爆発しろ。

ヨシュアロイド以上に縁がある。

アッシュタラシ野郎が。


ヴァリマールもドライケルスとリアンヌの当時の付き合いの様子を思い出してリィンの女性達の縁にツッコミ、言及をしている。(ちなみに剣聖の試し後)

当人は筋金入りの朴念仁であり、恋心が分からず女性陣から不満を抱かれることも。


例=エマがリィン(好きな人)のために命がけの行動し、結果的に何事もなく終わったが危険な行動をリィンが咎め「何故こんな無謀なことをした」と問い詰めたがエマも自分の好意が理解されない上にいつも無茶をするリィンにキレて反論しその勢いで大好きな人にうっかり告白する事態に。(明確にリィンとエマが仲間に対してキレた初めてのシーンで後に互いに謝罪してる。)その事をロゼとセリーヌにエマが悪いとはいえ、リィンのその対応を咎められる。

(もっとも失敗した場合最悪エマの魂が消滅するという致命的なリスクがあった事を意図的に黙っていた事もあり仲間想いのリィンが怒るのも仕方ない事でもある上、ロゼ達にとっては可愛い身内だからこそエマの方に贔屓目になるのも仕方ないが、この時のリィンは【贄】と言う帝国を巻き込む大きな宿命を背負わされている身であるためそういう配慮を求めるのも酷であるとも言える)



中の人が演じた別作品主人公も髣髴とさせる。



ただ軌跡シリーズでも屈指の不幸な主人公で閃1,2,3のEDでは力不足でバッドエンドの様な展開を迎え閃Ⅳでも条件を満たさないとトゥルーエンドを見ることが出来ない。



器用で様々な分野に精通しており、馬術、バイク、スノボー、音楽(リュートを始めとした楽器演奏)、ダンス、写真、釣り、カードゲーム等。

特に釣りに関しては釣公師団と釣皇倶楽部のどちらにも籍を置き、エステルやロイド以上の称号である【釣神】を授かる程の腕前を誇る。(趣味の傍ら食料調達も出来る事から多忙な時期でも常に釣り道具は欠かしていないようである)

また雪国育ちだからかスノボーに関しても一家言を持っており「すぐに追いつく」と大口を叩いたアッシュに対して自分は全コースを制覇していると圧の強い笑顔で告げ、強い対抗意識を燃やす姿を見せた。


教官になってからは生徒達の影響で茶道、チェス(こちらは学生時代またはそれ以前から)、テニス、水泳、読書なども嗜んでいる。

そして育った環境のためかなりの温泉フリークであり、各地にある秘湯のロケーションや効能を周りが引く程に喜々として鑑定したり、同じく上司であり、湯治もよく行うオーレリアとは温泉トークで盛り上がったりする程である。


洞察力も高く知識も豊富でトールズでも政府の要請がありながらも常に上位の成績だった模様。

また専門外な知識も解る範囲で理解しやすいように教えられ、同じく専門外の分野もある程度こなせる技量もある。


また、作中のみならずファルコムの中でもトップの人気を誇り、40周年を記念して行われたファルコム内の人気投票では、見事一位に輝いている。本作の制作プロデューサーを務め、ファルコム現社長の近藤季洋も一番のお気に入り及び思い入れのあるキャラクターであると述べている。


閃の軌跡

Untitled

上記の自分を引き取った事への実家のゴシップや鬼の力のために自己肯定感が極めて低く、Ⅶ組のリーダーも半ば押しつけられる形となる。


しかし、同じように家庭の悩みを抱えつつも協力し合えるⅦ組同級生・自分を心配してトールズを訪ねてきたエリゼの事件を通じてⅦ組に自分の居場所を見出していく。


クロウミリアムも加わってクラスが賑やかになり、同時に貴族派と革新派の暗闘に巻き込まれながらもその解決に尽力し、遂に旧校舎の地下に眠っていた灰の騎神ヴァリマールの起動者に選ばれた。


しかし、学院祭翌日にガレリア要塞の壊滅と貴族連合の帝都占領、壊滅させた帝国解放戦線のリーダーがクロウであると知り愕然、それでも尚学院を守ろうとヴァリマールで戦うが、起動者としての経験の差でクロウのオルディーネに敗れ、守ろうとしたはずの仲間達に守られる形でヴァリマールによって強制的に離脱させられた。


穏やかなクリスマス

PS3・PSVITA版においてはDLC衣装として私服が用意(PS4版以後は実装)されている。赤字にえんじ色の菱3つをあしらったパーカー・黒チノ・ブーツで、課外実習の時に着ても違和感のない衣装である。また、次作「Ⅱ」では時期的に冬かつ一時拠点が雪どころであるリィンの故郷ユミルであるため、こちらを着ても違和感がない。


閃の軌跡Ⅱ

リィン

前作の最終戦で敗走後、アイゼンガルド連峰にて目を覚まし、仲間達と離れ離れになってしまった失意の中、紆余曲折の末故郷であるユミルへとたどり着く。この時、敗走から1か月以上も昏睡し、そこでエマの使い魔・黒猫セリーヌに真相を告げられる。

そこで再会した妹エリゼの励ましもあり、仲間達の行方を探し出すべく立ち上がるが、そのさなかに故郷ユミルに猟兵が襲撃、養父テオが重傷を負わされ、さらにはエリゼが戦術殻とともに現れた少女に拉致されてしまう。


仲間達全員と合流した時点で、貴族連合軍がユミルを襲撃。リィンはその首魁・クロワール・ド・カイエン公爵に半ば強引に自軍の旗艦・空中戦艦パンタグリュエルに招かれ、貴族連合の配下となるよう強要される。


が、この謁見後に起きたある出来事がきっかけで内に秘めた「鬼の力」を完全に制御できるようになる。


その後、Ⅶ組一同による救出と、貴族連合側の協力者であったヴィータの意向もあってパンタグリュエルより脱出、そして同時に現れた、オリヴァルト皇子駆る新型巡洋艦『カレイジャス』に搭乗し、内戦に挑んでいくことになる。


内戦においては貴族連合軍に抗うようにトールズ士官学院一同とともにリィンやⅦ組は奮戦、ついには最終決戦地、帝都ヘイムダル・バルフレイム宮が変容した「煌魔城」に突入する。


かけがえのない友を失った直後、彼の凶弾によって死んだと思われていたオズボーン宰相から自らの出生に関する驚愕の事実が明らかになる。



それから暫くの間、望まぬ形の【英雄】として占領して間もないクロスベル自治州を始めとした場でその剣と騎神を振るうことになった、この時に特務支援課ロイド・バニングスと邂逅し互いに刃を交えている、お互い手打ちと言う事で決着はつかなかったものの苦難でありながらも自らの意思を貫き続ける彼の生き様に羨ましさを覚え、ロイドもまたリィンの強さと在り方が強く印象に残り、これ以来二人は強く惹かれあっていた。

无题

また、これ以降より情報局の新人アルティナと共闘(恐らくは監視も兼ねて)することになる。かつては敵だったものの、まだ肉体も精神も幼い彼女を危険な場所に連れて行く事からリィンなりに色々と気にかけている。


その後内戦により不安定になった帝国の建て直しのため飛び級により1年早く卒業していく他の仲間達を見送った後、自身は一人トールズに残る事になった・・・・・・


めがねー

PS3・PSVITA版ではDLCとして私服が用意(PS4版以後は実装)されており、前作とは別の私服でピンク・レッドTシャツ2枚重ねと緑ベスト・カーゴパンツとなっており、また違う印象を与える。


閃の軌跡NorthernWar

閃2リィン

スピンオフのTVアニメである本作では敵対関係者として登場。

帝国領クロスベル総督府臨時武官として政府のオーダーで各地で活動しており第5話でアルティナとクロイツェン地下水道の魔獣退治の任務を受けていた際に本作主人公であるラヴィと遭遇。

彼女は北の猟兵の任務で帝国の英雄と呼ばれるリィンの調査をしていたものの互いの素性を知る事無く共に大型魔獣を討伐する。(リィン自身はその素早い動きから猟兵であると察してはいた)


その後始まったノーザンブリアとの『北方戦役』の際に再びラヴィと再会、互い刃を交えるものの、ラヴィ自身一度共闘したリィンという男を、今のノーザンブリアにおいて必要な事を理解していたため剣を下ろしリィンに協力を頼みノーザンブリアを守るために戦う事を託される。


サラ達との協力のもと暴走する人形兵器達からヴァリマールに乗って市民の防衛をしていた際に鬼の力が暴走(この原因として裏で動いていた黒幕が行っていた儀式だったのではないかと思われる)力に飲み込まれそうになりながらも何とか堪えながらその力を利用して一閃のもとに人形兵器達を撃退する。


その後暴走によりしばらく寝込んでいたものの目が覚めた後にラヴィに託されていたスカーフを返し互いの守りたいものが重なった際に再び会うだろうと言われながら別れる。


この時にラヴィから『リィンは教官に向いている』と言われており、(理由は敵のために命をはるようなお人好しだから)この言葉は彼のその後の将来の動かした言葉の一端だったと思われる。


閃の軌跡Ⅲ

センシティブな作品

前作から一年半、《灰色の騎士》の勇名で多くの要請に命ぜられながらも無事トールズを卒業。


オズボーンよりクロウの《蒼の騎士》と対比するように命名された帝都奪還の立役者《灰色の騎士》の勇名は帝国では知らぬ者がいない程になり、更にノーザンブリアの活躍で諸外国にも知られるようになる。ノーザンブリアでは暴走する人形兵器から市民を救った活躍で現地人から『北の猟兵』を含め好意的に見られる一方、クロスベルの住民からは侵略者としての敵意と好意が入り交じった様相。


オズボーンに利用されながら現状の脱却を考えてトールズ士官学院・第Ⅱ分校で教官として着任、内戦以降相棒として共に闘い、自身も士官学院生として学ぶことになったアルティナを始めそれぞれクセの強い生徒が集まった新たなⅦ組の担当教官となる。


リィン教官

教科科目は歴史、他にも機甲兵教練を担当。《灰色の騎士リィン》と言う一面を出さないように授業の際はメガネをかけており、本人はメガネをかけていれば絶対大丈夫と思っているようだがその存在感は全然隠れていないため周りからは呆れられている。


最初は特務科の初期メンバーであるユウナに反発されたり、鬼の力の暴走を抑えるために力をセーブして戦ったりして居たためにクルト騎神頼りの人と思われていたりしたが、次第に信頼され、尊敬されるようになった。ただし、旧Ⅶの同級生同様その自己犠牲の悪癖に関しては生徒全員から心配の種にされている。


物語の終盤に巨イナル黄昏を阻止するため、黒キ星杯で黒の聖獣と戦う事になるが、戦いの最中でゼムリアストーンの太刀が砕かれ、絶体絶命の中アルティナが庇おうとしたものの、新Ⅶ組のメンバーやリィンを守るためミリアムが身代わりになって絶命、根源たる虚無の剣へと変化し、怒りでリィンは鬼の力を暴走させてしまい、ヴァリマールが第二形体へと変化し、黒の聖獣を斬殺するのであった。そして、黒の騎神イシュメルガの起動者のオズボーン宰相に拘束されてしまった。


R

Playstation Store初回限定特典DLC衣装として前作「閃Ⅱ」のデフォルト衣装である「旅装」が用意されていた(現在では入手不可。ただしNintendo Switch版では実装)。教官となった立場ではあるが、こちらを着用して現地実習に臨む、というシチュエーションを楽しむことも可能である。「創」でもこの衣装は用意されており、冒頭の故郷・ユミル帰郷時に着用することも可能。


閃の軌跡Ⅳ

team c

物語の開始直後は鬼の力が暴走し正気を失い黒の工房で囚われの身となり、セリーヌが魔力で暴走を抑え込んでいる状況であった。


その後、かつての同級生である初代Ⅶ組、今の教え子である新Ⅶ組一同が黒の工房に突入したことにより救出される。しかし、帝国の呪いの【贄】として選ばれ、本格的に始動した黄昏の影響で常時白髪になる。


閃の軌跡IV

救出された後、魔女の里エリンに一旦帰還してエマの養祖母たる緋のローゼリア率いる魔女の眷属の魔女たちによって作られた力の暴走を抑える衣装「黒衣」を贈られており、本作での主な戦闘衣装となった。


无题

その後は反抗の中心となり、ローゼリアら魔女の眷属のほか分校長オーレリアが指揮をとるヴァイスラント決起軍、かつての恩師のひとりトマス・ライサンダーとガイウスが所属する星杯騎士団、教え子たるトールズ第Ⅱ分校生徒とセドリックから離反したトールズ本校生徒、そして今同僚であるランディの本来の所属先たるクロスベル警察特務支援課などと連携。実父ギリアスや鉄血の子供達、結社、黒の工房、そしてすべての元凶たる絶対悪の精神体に立ち向かうこととなる。




また兄弟子であるカシウス・ブライトが師であるユンの代わりに免許皆伝の試練を与え、それを乗り越えたことにより【剣聖】となる。


尚、敵対国の共和国の方ではやはり悪名の方が勝る一方、クロスベル戦線ではガンシップや戦車の乗員を極力殺さないスタンスを貫いていた事もあってサミュエル・ロックスミス大統領に関心を抱かれ、実際に交戦した共和国軍人も情けをかけられたと痛感しながらも生還のチャンスを与えてくれた事実に感謝する意見もあり、その人となりに関心を寄せられる。ただし、本人は友軍の攻撃を止められなかった時点で偽善と卑下しており、その点は馴染みのトヴァルは勿論のこと実際に要請を出したレクターにすら心配されていた。










※ネタバレ注意





















結末



騎神での最後の一騎打ちの末辛くも勝利するリィン。

しかし、勝利したことによってイシュメルガの持っていた力と同時にイシュメルガの悪意である呪いそのものを一身に受けヴァリマールもろとも黒の持つ呪いに蝕まれることになる。


しかしこの次元に顕現したこの時こそこの呪いを葬り去る絶好の機会であった。








ノーマルエンド


不死者としてタイムリミットが迫ったクロウ、根源たる虚無の剣としての役目が終わり後は消滅するだけであったミリアムと共に黒の呪いを一身に受けたヴァリマールごと大気圏外に飛び立ち巨大な閃光と光る羽を散らし呪いごと消滅させたのである、いつかきっと戻ると、残された仲間達に最後の言葉を残して・・・・


「それじゃあ、また。

―――ありがとう、楽しかった!」

【閃4ネタバレあり・ED後の話】クリア済の方向け







トゥルーエンド

「ああ――諦めるのは早い。」


ノーマルエンド同様呪いごと大気圏外で消滅させるつもりであったがすんでのところでアルベリヒの呪縛から解放された・フランツの助言により地の聖獣アルグレスより加護を授かったリィン(クエスト必須)ならば呪いのみを顕現させることが可能だと知る。エマが黄昏の儀式を解析し、ARCUSⅡと《響きの貝殻》を用いてミリアムとアルティナがそれを更に強化する。


「はっ……ここが踏ん張りどころだな。」

「リィン――――貴方達の力、見せてみなさい。」

「お前達の全てを合わせて、今こそ成し遂げるがいい――――そこにいる、忌まわしくも哀れな”黒き焔”との決別を!」


新旧Ⅶ組を始めとする決戦に参加している仲間達、消滅したはずの騎神の起動者であった猟兵王ルトガーや義母リアンヌ、そして父・ギリアスの協力により『無想神気合一』により呪いの切り離しに成功する。


起動者と分離しこの次元で滅ぼせる唯一の形態として実体化されたイシュメルガ=ローゲを皆と力を合わせ極限まで弱らせた後、黒の思念体として次元の狭間に逃走する際にミリアムと共に追いかける。


追い詰められた黒の思念体となったイシュメルガはこれまで自らの力により起こった闘争により人を導き進化させ知恵を与えた自身を「神」と称して改めて自らの起動者となる事を唆すも・・・・


「―――だが悪いな。ここから先は《人》の時代だ。」


さらばだイシュメルガ―――魂があるかわからないが、せめて女神の下へ。

一閃

そう言ってミリアムが化した根源たる虚無の剣を構え、概念の黒剣と化して最後の抵抗をすべくリィンに襲い掛かるイシュメルガを居合いの一閃により、その身体を一刀両断して完全に消滅させる。


そしてこれを見届けたのが父・ギリアスだった。最後になる親子の会話を交わす二人、


リィンは「行動パターンが似すぎている」と言うが、父・ギリアスは


己を捨てて他を生かすのではなく、己も他も生かすのを最後まで諦めるな。


と返し、同じく相克にて力を託したルトガーとリアンヌの三者との永遠の別れをミリアムとともに見送った後、狭間より無事仲間達の元に帰還する。


呪いが消え、贄としての役目も終わったため元の黒髪に戻り、使命を終えると共にリィン達のために最後の反則技を使った相棒に最後の別れを交わし、彼の闘いと何百年にも渡る帝国の呪いの歴史は終わりを告げたのであった。

そうさ 行こう 君と



























創の軌跡

トゥルーエンド後の話であり再びトールズ教官に復帰。

新Ⅶ組一同を自分の故郷である温泉郷ユミルへ連れて行き束の間の癒しを求めていた。




「手を伸ばせば確かに触れられるのに、それを受け入れきれない自分もいる。」


【贄】としての宿命から解放されようやく『幸せ』を得られたが彼はその『幸せ』に戸惑っていた、黄昏の引き金を引き戦争で犠牲になった人を差し置いて自分が幸せになる事を許されるのかと、だがそれを決めるのは他の誰でもない自分自身だからこそこの悩みには真剣に向き合う事になる。


黄昏の呪いが消え、【贄】としての『鬼の力』は消えたが長年自らの肉体に宿り培われてきた『力』そのものは未だ残っており現在は神気合一をすると髪が白くなる事はなくなったが能力はそのままに解放した際は紅いオーラを纏うようになる。


その後、クルトの父であるマテウス・ヴァンダールクレア少佐からルーファス・アルバレアによるクロスベル統一国の提唱、オリヴァルト皇子夫妻の誘拐、その誘拐の実行とクロスベル統一国への反旗を宣言する《C》と名乗る仮面の男と『新生帝国解放戦線』の存在を聞き、再び帝都へと向かう事になる。


帝都で新生帝国解放戦線と闘い《C》の仮面を割る事に成功、その素顔はクロスベルにいるはずのルーファスであった。[ルーファスはクロスベルでの真相、皇子夫妻を誘拐した実行犯でないこと、そして真実はノルド高原にあることを告げ去って行った。これをきっかけに、Ⅶ組はルーファスが二人いて、新総統が偽者という仮説に行き着く。


その後、ノルドに向かい兄弟子であるアリオス・マクレイン(の姿や性能を完全に模倣した精工な人形である”模倣擬体”)と戦闘、一戦目は仲間達と協力して撃退したが、その後地の至宝・ロストゼウムの巨大像で今度は一騎打ちを交える、擬体な上に前述の戦闘で手負いであったが、本物と同等の戦闘力を持つ彼を単独で勝利する事に成功する。


その直後、敵が秘密裏に仕込んでいた列車砲が発射、ノルドの集落に直撃しようとする寸前リィン専用機として用意されていた新型機甲兵・ティルフィングを呼び出し、列車砲の弾丸を両断する事に成功。しかしその瞬間、リィンの姿は新たな姿に変化したのであった。

共鳴リィン

(毛先だけ白髪交じりになり片目が金色に変色)


その後はクロスベルに移動、ミシュラムの鏡の城でかつての自分と同じ姿をした者と対峙する。その場は決着をつける事なく去って行ったが、その後仲間や協力者達全員と合流しクロスベルの湖上に現れた最終兵器《逆しまのバベル》で再び相まみえる。


その正体は膨大な演算能力を持つ機械知性「エリュシオン」が呼び寄せたあり得たかもしれない、もう一つの可能性(ノーマルエンド)の自分がイシュメルガとの『無限相克』により行きついた存在。


その名もイシュメルガ=リィンである。


全ての騎神が融合され『巨イナル一』そのものつまりはヴァリマールのなれの果てである零の騎神・ゾア=ギルスティン相手にティルフィングで対抗するものの、その圧倒的な力に敵うはずもなく劣勢を強いられていたが、意志を持たぬはずのティルフィングからかつての相棒の声と魂が宿る。(同じく起動者であったクロウとルーファスの機体にも宿っており、これは零の騎神を生み出した際に再定義された産物との事)


騎神の力を借りてゾア=ギルスティンに一矢報いる事が出来るようになった。

しかしそんな中、リィンは突如として不思議な空間へと飛ばされた・・・・・







そこには先程まで対峙していたイシュメルガ=リィン—―

















「・・・・やあ、"俺"。こうやって面と向かって話すのは初めてだな。」



いや・・・イシュメルガ=リィンの肉体に残っていたもう一人のリィンそのものであった。


の内面に飛ばされ一部だけ白くなっていた髪が再び完全に白くなっていた。


それは別世界のとこの世界の自分の同化が始まりリィン・シュバルツァーが一つになる時が近づいてきたのであり、そしてと共にイシュメルガも引き継ぐ事を意味していた。


彼はそれをチャンスと考えていた、残滓でしかない自分に代わり同化した現実世界の自分がイシュメルガごと消えていく・・・かつてのが一度行ない、自分が行おうとしていた手法そのものであった。



かつての自分ならその選択を行なっていただろう・・・・だがリィンはその選択を拒否。




それは決して自らの命を惜しんだからではない。


かつては一人で抱え込み、自分がどうなろうと仲間達を救えればそれでいいと思っていた。


だがそれは自分の事を想い泣いてくれる仲間達を救えた事にならない、自分が犠牲になったら自分を慕ってくれる仲間を不幸にし、自分のために命を懸けて導いてくれたに顔向けできない事を悟ったのである。


俺は幸せにならなくちゃいけないんだ。

 人は一人では幸せになれないから・・・・

 そして、一人だけ不幸でいることもできないから・・・・

 大切な人たちに幸せになってもらうためには、

 まず俺が幸せにならなくちゃダメなんだ。


 だからもう、一人で背負ったり、抱え込んだりしない。

 自分と大切な人たちを、そしてまだ見ぬ仲間達を信じて前へ進む。

 たとえこれから先、再び強大な悪意が立ちはだかっても・・・・

 俺たち全員でなら、きっとより良い結末を勝ち取れるはずだって。


それが、これまでの自分の行ないを苦悩しながらも自分や仲間達と向き合って見出した答えと目標であった。


もう一人の自分は自身が辿り着くことが出来なかったその言葉に羨ましく思いながらも納得し全てを委ね消えていった。



「それじゃあな―――リィン。」

二つの因果

「自分に言うのも変だけど・・・・達者でな、リィン。」


そして元の世界でゾア=ギルスティンに一太刀を浴びせ、イシュメルガの分離に成功させた後、後始末をロイド達に任せ見事事件を解決することに成功したのであった。


リィン・シュバルツァー龍來(ロンライ)

約1年後の正月、家族で共和国の龍來(ロンライ)へ温泉旅行へ行った際に、師であるユン老師の目撃情報を頼りに山道を捜索した際に謎の忍集団、そして自分を弟弟子と呼ぶ銀髪の女性と出会う事になる、健闘はしたものの愛刀が折られた事で手打ちとなりユンもいない事もわかりこの場は引く事になる。去り際に女性から「再び時代に求められるその時まで刃を研いでおけ」と告げられ、いつか来るであろう次の闘いに備えて改めて精進する事を誓った。



以降

直接的な出番はなかったが、かつて敵国であった共和国内でもヨルムンガンド戦役後は帝国政府の暴走を止めた『大戦終結の英雄』と認知されており、裏や武にかかわる人間からは『神気合一』など彼の扱う技も知られている程である。


ユウナたちの卒業後また新たな『Ⅶ組』の担任教官となっており、生徒の一人であるユリアンが共和国のアラミス高等学校の留学に行くかを悩んでいる中で後押しをしたことが語られている。


黎の軌跡Ⅱ

大戦後はオリヴァルト皇子と共に共和国各地へ赴いて、帝国人への敵意を溶かすために尽力しており、共和国の裏の情報屋でも有名になっている。


同僚であり先輩のトワがカルバード有数の名門校・アラミス高等学校に赴任したのを機に、現在同校に通い、主人公助手を務めるアニエスも興味を強めている。



魔法少女まじかる☆アリサ

公式どうした

『閃Ⅱ』のPS3版DLC(PS4版『改』およびNintendo Switch版では実装)にリィンの「人には言えない衣装」というのがあり、黒コート・大型サングラス・ヘッドホンといういで立ちで、いわく「厨二病当時のリィンがまとっていた衣装」である。


同じファルコム作品『東亰ザナドゥ』内のアニメ『魔法少女まじかる☆アリサ』の主人公・まじかるアリサの敵役的存在として魔界皇子リィンという設定でこの衣装をまとっている。また、『東亰ザナドゥ』でも主人公・時坂洸のコスチュームのひとつとしても用意されている。


『閃Ⅲ』のDLCでも、この魔界皇子コスが用意されていた(ただし、PS4版では雑誌付録のため現在は入手困難。Nintendo Switch版では実装)。


センシティブな作品

『閃Ⅳ』では、攻略本添付のDLC(PS4版・DLC期限オーバーの可能性あり。Nintendo Switch版では実装)。魔王軍の総司令として操られているという設定の下「黒シャツ・赤ネクタイ」「黒の皇族服」「マント」「仮面」という、真・魔界皇子リィンが用意されており、大きなマントを羽織るその背中は最終決戦時に【鉄血の騎士】と称されていた父親を彷彿とした出で立ちでもある。もちろん、仮面を装備せずにこの衣装にすればさながら『Ⅶ組の司令』として見ることができる。


『創』では、真・夢幻回廊の探索報酬及び千年宝庫の掘り出し物として魔界皇子リィンの衣装が用意されるほか、ミニゲーム『魔法少女まじかる☆アリサRS』の報酬として真・魔界皇子リィンの衣装が用意されている。


バトルスタイル

この手で道を切り拓く...!

登場作品すべてに共通して得物は八葉一刀流の剣士にふさわしく太刀。攻撃属性は「斬」のみでSランク。オーブメントの固定属性は自身の複雑かつ凄惨な過去もあるせいか「時」×2「火」×1。共通して物理攻撃力、行動力に優れており、その他各種パラメータのバランスが取れているのも特徴で(と言うより全てのパラメータが平均どころか高水準に纏まっている)、歴代軌跡シリーズの主人公の中でも実力はトップクラスとも言える。行動力の高さからスピードとパワーを併せ持った前衛キャラクターとしての立ち回りが主になる。固定属性の『時』には行動力強化を、『火』には攻撃力を高めるクォーツを装備していきたいところである。


リィン・シュバルツァー

前述の「鬼の力」を開放することで各種パラメータが上がり、クラフトも威力が上がるのが特徴だが、使用CPが100と、ほぼ半分を消費してしまうことやターン制限がかかること、また「贄」となったために『閃Ⅳ』では4ターンを超えると暴走状態となるため、こうなると30%の確率で自動回復するか、もしくは状態異常回復のアイテム・アーツ・クラフトを使わないと収まらないため短期決戦のボス戦など、ここぞの場面以外では使わないのも一手段ともいえる。


もっとも、素面の実力もゼムリア大陸で上から数えた方が早い程の達人クラスであり、劇中でもウォレス・バルディアス(魔人マクバーンの焔を闘気)で防ぎ、分校長で上司にあたるオーレリアに神気合一状態で膝を突かせ(ただしあくまで膝を付かせただけでまだまだ届かない旨の言及が続く)、鬼気解放状態でマクバーンと渡りあうほか、鉄機隊のメンバー二人を圧倒し、完全な再現ではないが鬼気解放状態の自身を再現した贄のリィン=カシウスを倒し《剣聖》に、騎神越しとはいえ最後の一騎打ちでアリアンロードと同等以上の実力を誇るギリアス・オズボーンに勝利(ただしオズボーンとは一騎打ちとは言っても、新旧Ⅶ組総がかりの生身戦、複数の機体がかりでの騎神戦を終えての連戦であり、その内容も互いに構えてからの一閃のみの決着となる。だが、オズボーンは黄昏による強大な力の恩恵と決戦の舞台である要塞の圧倒的なバックアップの影響を受けている)しており、作中でも強敵相手に善戦、勝利している。


対人関係

トールズⅦ組――全編を通してのリィンの仲間。リィンが彼らを助けたり、また彼らがリィンを助けたりとお互いに良い影響を与えあい、時には幼い頃から抱えてきた悩みまでも仲間内で解決をしてきた。また女性キャラに関しては、一人を除いて絆イベントを経る事で恋愛対象にまでなる事もある。並外れたチームワークを発揮し、トールズ本校の重心にまで発展する。


初代Ⅶ組


クロウ・アームブラスト――年齢的には先輩だが、単位取得のためにⅦ組に加わる。50ミラの利子をやりとりした仲で、同期生のエリオットやガイウス以上にリィンと親しい。だが……

シリーズ後半では運命を共にする相棒としての役割も強くなる。また、シリーズでは唯一連携技を決めることが出来る。



エリオット・クレイグ――Ⅶ組の同級生。リィンと最初に仲良くなった人物。Ⅶ組メンバーとは一悶着あったリィンにとって、最初から最後まで味方でいた数少ない人物。父親同士が軍属の仲間であった事からもしかしたら幼馴染みになっていたかもしれないと父のオーラフは語っている。


ガイウス・ウォーゼル――Ⅶ組の同級生。エリオットと並び、初期からリィンと親しくしていた友人。後にある特別な力を得るが、それでもリィンとの友情が最優先と発言するなど固い絆で結ばれている。



マキアス・レーグニッツ――Ⅶ組の同級生。初期は出生を隠していたリィンを嫌っていたが、実習時点でリィンに対する態度をある程度改め、実習初日のユーシスと彼のやり取りを見て和解。その後は辛い役回りの多いリィンを支えた。


ユーシス・アルバレア――Ⅶ組の同級生。初期はリィンを含むⅦ組メンバー誰とも関わろうとしなかったが、リィンと互いの過去について語り合ってからは交流を持つようになった。どちらも貴族と平民の両方の人生を知り、後にはリィンと同じく敵方の中心人物に親族を持つことになるためある意味リィンにとって一番の理解者であり良きライバルとなる。



ラウラ・S・アルゼイド――Ⅶ組の同級生。初期作中ではリィンよりも実力が高く、同じ剣士仲間として悩むリィンを励ます場面も多く見られた。シリーズ後半では剣士としてリィンを尊敬する反面、女性として好意を持つ面も大きく表れている。実力でリィンと拮抗する数少ない女性として、リィンとは貴重な関係を築き上げている。



アリサ・ラインフォルト――Ⅶ組の同級生。初期はとある出来事でリィンと険悪なムードであったが、後に和解。その後は他のキャラ同様にリィンヘと好意を抱くことになる。



フィー・クラウゼル――Ⅶ組の同級生。世間知らずで自由なフィーをリィンは何かと気にかけており、フィーもそんなリィンになついている。シリーズ後半ではフィーからリィンへ好意も寄せている。続編でもリィンとの交流が明言されている数少ない人物でもある。


エマ・ミルスティン――Ⅶ組の同級生。初期からリィンに親身であった唯一のⅦ組女子。(が、その理由の半分は……)シリーズ後半ではリィンやヴァリマールのサポートをしつつ、同時に好意も抱いていくことになる。また、同世代以下の女性に対して意識をしないリィンが照れを見せる希な例となる相手になる。



ミリアム・オライオン――情報局の任務中の彼女と出くわし、後に同級生になる。ユーシスに次いで懐かれ、ミリアムの感情が成長する大きな要因にもなる。後にクロウとは違う意味でリィンの相棒となる。




セリーヌ――魔女の眷属と称されるエマの使い魔(猫)、騎神の起動者になったリィンの騎神に同乗しながらサポートしたり力の暴走したリィンに寄り添ったりとリィンにとってはクロウやヴァリマールとは違う大事な相棒の一人(?)。


サラ・バレスタイン――トールズⅦ組での担任教官であり後の教官としての先輩。生徒時代はお人好しなリィンを何かとコキ使っていたものの同じ教官と言う立場になって彼女の苦労を知る事になる。彼を重心と言う立ち位置にいち早く気づきそれを説いた張本人でもある。





トールズ在学時代

パトリック・T・ハイアームズ――貴族生徒が所属するⅠ組の同期生。寄せ集めと馬鹿にしたⅦ組に成績や模擬戦で負けて以来、養子のリィンを含めて目の敵にしていたが、エリゼの騒動や学院祭、内戦を通じて和解。一足先にⅦ組が卒業したリィンを在学中フォローし続け、良き友人となる。ただし、エリゼへの好意に対してはリィン自身のシスコン気質故に未だ難航しているようである。


トワ・ハーシェル アンゼリカ・ログナー ジョルジュ・ノーム――クロウの同期生でARCUSのテストチーム、つまりⅦ組の母体。クロウを除けば先輩達の中では最も親しく、トワ以外の二人は一時敵として現れるが、最終的には三人ともリィンに着くこととなる。トワは卒業後も同じトールズ教官としての同僚でもあり同じ教壇に立つ仲でもある。




トールズ第Ⅱ分校・Ⅶ組――本校を仲間より一年遅れて卒業し、教官に就任したリィンが受け持ったクラス。アルティナを含めてリィン達初代Ⅶ組以上の問題児ばかりであったが、かつてのⅦ組と同様に成長していき、リィン達にも劣らない成長を見せる。女子は初代Ⅶ組同様、絆イベントで恋愛関係にもなり得る。


生徒達

ユウナ・クロフォード――併合されたクロスベルからの編入生。実はクロスベル戦線でリィンに助けられており恩義を感じている。大戦時にはリィンが不在の間、Ⅶ組のリーダー代行を務め、同時に二代目Ⅶ組の原動力としてリィン同様新たなる重心へと成長していく。


クルト・ヴァンダール――武の名門ヴァンダール出身の次男。当初は騎神頼みの偽りの英雄と侮っていたが数々の闘いの中で教官としても一剣士としても敬意を評すようになり、卒業までには3本に1本とれることを目標にしている。


アルティナ・オライオン――内戦後のリィンの相棒。内戦時では貴族連合側についている敵だったが、灰色の騎士として仲間と離れ一人活動をするリィンの監視兼サポートの任務に就き、後にトールズ士官学院・第Ⅱ分校に入学することでリィンの教え子にもなった。


ミュゼ・イーグレット――Ⅸ組からの移籍生徒。Ⅶ組編入前からアプローチをされているが、度々あしらっている。が、ミュゼ自身はある計画の不確定要素と同時に亡き父を重ねていた。


アッシュ・カーバイド――Ⅷ組からの移籍生徒。当初は教官に対するものとは思えない不遜な態度だが、本人なりにリィンと初代Ⅶ組を尊敬している。



ユリアン――七耀暦1208年の(三代目or四代目)Ⅶ組生徒。同年はカルバード共和国のアラミス高等学校へ交換留学へ出ており、留学について相談に乗った。先輩達から黄昏の話を聞いている模様。リィンによる薫陶の賜物なのか有事の際にも慌てず落ち着いて動く姿が見られ、祖父は本校の学院長だったヴァンダイク元帥であることが示唆されている。



実父含む親族関係

シュバルツァー家――幼少期にリィンを養子に引き取った温泉郷ユミルを統べる男爵家、血は繋がっていないが一家全員リィンを実の家族同様に愛しており、リィン自身も『出自の知れない自分を養子にした』事に伴う社交界の誹謗中傷を気には病んでいたがそんな家族を強く愛している。


エリゼ・シュバルツァー――リィンの義妹であり、互いに一番よく理解している女性。幼い頃から仲の良い兄妹であったが、エリゼがリィンへの恋心を自覚した時期から疎遠になっていた。交流を再開してからは互いにシスコン、ブラコンと呼ばれつつも息の合ったやり取りを見せている。


ギリアス・オズボーン――帝国の闇にまつわる業で引き裂かれた実父。だが、その心の内には父としての深い愛情を秘めていることを、最後の最後で知る事になる。彼の自己犠牲精神は父親譲りで両者共にその事を自覚している。


カーシャ・オズボーン――リィンの実母、リィンの顔立ちは基本母親似。リィンが6歳の時に死亡、死の寸前までリィンの身を案じていた。


アリアンロード――武の高みに立つ存在として強く意識し、同時に精神面では母親というべき人物。


ヴァリマール――リィンが搭乗していた騎神。内戦以降一番長く共に闘い抜いた相棒であり、時に彼を温かく見守り導いてくれるある意味第三の父のような存在。


鉄血の子供たち――ミリアムを含めてオズボーンを精神上の父としており、義理の兄妹に相当する。


鉄機隊――精神上の母であるアリアンロードが娘同然に慈しんでいた戦乙女で、義理の姉達になる。



英雄達

エステル・ブライト――同じ八葉一刀流の門下生であるカシウス・ブライトの娘。ロイドほど接点はないが、互いに興味は抱いていた。


ロイド・バニングス――内戦の終結後にクロスベルで一度だけ交戦する。この頃から既に惹かれあい、お互いを強く意識していた。ヨルムンガンド戦役で改めて共闘する。


ラヴィアン・ウィンスレット――クロイツェンの魔獣退治の要請で知り合った北の猟兵のメンバー。互いに『祭り上げられる英雄』にされる共通点も多く、北方戦役で共闘して互いに守りたいものが重なった際に再会を願うほどに惹かれあう。


ヴァン・アークライド――面識はないが、ヴァンの方は共和国でも大戦の英雄と呼ばれる程度にリィンのことは知っており、シズナの弟弟子としても把握していた。



八葉一刀流

ユン・カーファイ――八葉一刀流の創設者でありリィンの師匠。劇中一度も登場しなかったもののリィンの事は『最後の弟子』としてカシウスやアリオス以上に高く評しており、『真に八葉を完成せし者』として遠くから見守っている。


カシウス・ブライト アリオス・マクレイン アネラス・エルフィード アラン・リシャール――八葉一刀流の兄&姉弟子(リシャールは甥弟子)カシウス・アリオスとは面識がありカシウスからは剣聖の試練を、アリオスからは手合わせを受けている。


シズナ・レム・ミスルギ――「黒神一刀流」を極めた《白銀の剣聖》。リィンの事を『弟弟子』と言っており、龍來の山道で遭遇し、奥の手である《無想神気合一》を発動したが、不意打ちや強化スーツ、得物の差で自身の刀を折られる。(折れた刀先は持っていかれその後シズナの鞘の素材として使われる)以後、彼女の忠告を聞き入れて刀と自身を鍛え直すことを決意した。


関連項目

閃の軌跡 創の軌跡 Ⅶ組 新Ⅶ組 ヴァリマール

シスコン 不幸 剣士 教官

エリゼ・シュバルツァー テオ・シュバルツァー ギリアス・オズボーン

アリサ・ラインフォルト エマ・ミルスティン クロウ・アームブラスト ミリアム・オライオン アルティナ・オライオン

シズナ・レム・ミスルギ カシウス・ブライト アリオス・マクレイン


空条承太郎…三作目の主人公、主人公の中で最強かつ最も人気が高いなど、多くの共通点を持つ。(中の人は次回作の主人公だが)


ベレトベレス…教師の主人公繋がり。内なる力を解放することで髪の毛の色が変わる、二つ名に《灰色の》がある等共通点が多い。


リィン以外の歴代軌跡シリーズ主人公達

エステル・ブライト ケビン・グラハム ロイド・バニングス ラヴィアン・ウィンスレット C ヴァン・アークライド


アヴィン:英雄伝説シリーズのシスコン主人公つながり。


カップリング

リィティナ リィエマ リィフィ リィアリ リィエリ

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