「マダオ」の成立
登場当初、エリート官僚として生活していた長谷川泰三だが、曲がりなりにも地球人より上級として扱われる天人であり、かつその中でも地位の高いハタ皇子を殴ったため、失職した上家族とも離ればなれになり、住む家も失ってしまうという転落人生ぶりを披露してしまった。
そしてその没落した後で初めて会った神楽にグチるものの、その後別れ際に彼女が
「オメーに言われたく無いんだよ負け組が。
じゃーなー、まるでダメなおっさん略してマ・ダ・オ!」
と呼んだのが始まり。
後述にもあるが、マダオという語は後の話でも時々登場するようになる。
応用
概要で述べた通り、マダオという言葉は頭字語であるため、『銀魂』の劇中でも様々な略称に改変されている。
「まるでダメな夫」
「真っ直ぐ生きても台無しなおっさん」
「まったくダンディーなおいなりさん」
「まるでダメなお寿司屋さん」
「マイケル・ダグラスみたいな男になれ」
元々はどちらかというと悪い意味として登場した言葉だが、逆に前向きな意味の略称としても改変されて使われ続けている。
さらに改変の範囲は元の作品の人気もあるためか、作中に留まらず「関連タグ」のように他作品の人物などにもこの略称を適用されるようになるなどよく使われ、かつ非常に応用範囲の広い言葉となっている。
マダオ一覧
元祖
・長谷川泰三(まるでダメなおっさん)
中の人
・立木文彦(マジでダンディなおっさん)
⇒長谷川を始め15人(碇ゲンドウ、クラトス・アウリオン、黒磯、大谷吉継、赤犬、クリーク、ディーノ、メガトロナス、ビリー、新導ライブ、オダマキ博士、更木剣八、スロウス、アカマタ)の担当声優でもあり、実写映画「銀魂2」では、ついに実写版・長谷川泰三を演じることになってしまった。
中の人が同じキャラクター(五十音順)
・赤犬(マグマでダンディなおっさん/マグマをだすおっさん)
・アカマタ(真っ赤な大蛇のお化け)
・碇ゲンドウ(まるでダメな親父)
・大谷吉継(戦国BASARA)(マジでダークな大谷)
・オダマキ博士(名前を逆さ読みして「キ」を抜くとマダオになる。ちなみに主人公が最初に遭遇した時の状況はマジで、ダメなおっさんである)
・クラトス・アウリオン(マジでダンディなお父さん、なお、テイルズオブザレイズで公式化)
・黒磯(マジでダンディなお付き/まるでダメなお付き)
・更木剣八(マジで誰よりも強いおっさん)
・新導ライブ(まあまあダメな親父、2019年版では中の人が変わったがマダオ度合いは上がった)
・スロウス(マジでダルそうなおっさん)
・ディーノ(真っ赤でダンディなオートボット)
・首領・クリーク(まいどダマし討ちなおっさん)
・ビリー(マジでダンディなオウム)
・メガトロナス(マジでダークサイドに堕ちたもの)
・ン・ガミオ・ゼダ (マジでダークなオオカミ)
その他のキャラクター
・坂田銀時(まるでダメなお侍さん。劇中でも度々同列扱いされている。)
・尾崎玲子(まるでダメな尾崎)
・桐野智志(まるでダメなおぼっちゃま)
・マルス(まるでダメな親父)
・ロマニ・アーキマン(まるでダメなお医者さん、1部終了後の評価はマジで誰も代わりになれないお医者さん)
・レグロ・バーンデッド(まるでダメな人間だった男)
Pixivではいろんなマダオがいるため暇があったら探してみよう!