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ランディ・オルランドの編集履歴

2021-03-03 20:58:56 バージョン

ランディ・オルランド

らんでぃおるらんど

ゲーム『英雄伝説 零の軌跡』及び続編『英雄伝説 碧の軌跡』のメインキャラクターの1人。

CV.三木眞一郎


概要

元・クロスベル警備隊所属。その後クロスベル警察特務支援課の一員となる。

過去の経歴は当初明らかではなかった。


本編開始前

『零』開始の1,2年前に流れるようにクロスベル自治州に辿り着き、クロスベル市内のカジノに入り浸った後に、クロスベル警備隊に入隊。

警備隊に入隊してからは、スタンハルバード(導力ライフルと合わせて警備隊隊員の標準装備)を得物とするようになり、軍務もわりと誠実だったという。のちに仲間となるノエルや恋仲となるミレイユとも同僚として知己を得ている。

しかし、導力ライフルとスタンハルバードの使用が必須にも関わらず、導力ライフルの使用を頑なに拒絶したため当時の警備隊司令(ただし、人物的には最悪の者だった)に目を付けられた末に対立し、除隊を申し渡される。


そこを副指令ソーニャ・ベルツが知己があるクロスベル警察セルゲイ・ロウに紹介し、特務支援課に配属されることとなった。


ちなみに除隊の原因で多く言われていたのは女性関係のトラブルだったという。除隊の真の理由となった導力ライフルの使用拒絶の理由は警備隊以前、クロスベルに辿り着く前の経歴が大きく影響していたためである(後述)。


零の軌跡

いい兄さんの日

クロスベルに到着したロイド・バニングスがクロスベル警察に着任、そしてセルゲイの案内を受けて警察本部の会議室にて初めて顔を合わせ、同席していたエリィティオの4人で特務支援課がスタートすることになる。


さながら遊撃士の対抗部署と揶揄されるものの、ランディはロイドらを助けつつもその支援任務を行っていく。


不意打ち

中盤では、エレボニア帝国国境の検問所・ベルカード門にてかつてのクロスベル警備隊の同僚・ミレイユとも再会するが、たびたび軽薄そうなランディに対し、「馬鹿ランディ」とミレイユに言われているが、自分を除隊に追い込んだ警備隊司令の部屋の中に埋め尽くす、賄賂で手に入れた嗜好品を見て少なからぬ怒りも見せていた。


[背景入れ]ランディ

中盤、クロスベル市議会議長・ハルトマンが保養地ミシュラムにて主催する『黒の競売会』に特務支援課で潜入する。ロイドと競売会会場に向かう際には白ジャケット姿の正装で臨んでおり、競売会の出品物で、トランクに収まっていた少女の人形…それがキーアだった。


キーア保護後にミシュラムより脱出する折に、特務支援課はハルトマンの共催をつとめるマフィア・「ルバーチェ商会」の若頭ガルシア・ロッシと対峙。ガルシアはランディに「《闘神の息子》」と挑発されるが、ガルシアはかつて猟兵団「西風の旅団」の副団長を務めていた実力者で、正にランディにしても因縁の相手であった(後述)。


ガルシアを退けた後クロスベルに帰還するが、その後、クロスベルを取り巻く暗部が次々と特務支援課を襲うようになっていく。


終盤、薬物・グノーシスによる事件が多発し、ついにはグノーシスを投与された(前述の警備隊司令の命令による)クロスベル警備隊一部隊と交戦。その相手にミレイユがおり、彼女もグノーシスを投与されて己を見失っている状態ながらランディが押される状況だった。


そのグノーシスを流したのは聖ウルスラ医科大学教授にして、壊滅したはずの邪教集団「D∴G教団」最後の司祭・ヨアヒム・ギュンターだった。特務支援課はヨアヒムが待ち構えるクロスベル郊外の古戦場奥の「太陽の神殿」に「強制捜査」に赴き、ここで遊撃士・エステルヨシュアの助力を得て神殿に突入、途中ヨアヒムの手下となり、グノーシスを投与したアーネスト・ライズ、そしてガルシアがその行く手を阻むもこれを退け、ついにヨアヒムと対峙する。


ヨアヒムは当初邪教の司祭の力で攻めるが、敵わぬとみると「赤のグノーシス」を大量に服用して魔人化、その力は強大で特務支援課が返り討ちにされるところでレン操る人形兵器「パテル=マテル」が参上、援護攻撃を得てヨアヒムが怯み、ついには無力化するがヨアヒムは赤のグノーシスの副作用により身体が崩壊、死亡し、逮捕はかなわなかった。


この一連の事件は「教団事件」と呼ばれ、同時にクロスベルの暗部と癒着が明るみに出、前述のクロスベル警備隊司令はこの一件で失脚することになり、ランディもひと安心した様子であった。








出自ネタバレ

蘭迪

その正体は大陸最強の猟兵団「赤い星座」の団長《闘神》バルデル・オルランドの息子、

ランドルフ・オルランド


中世から続く狂戦士の末裔であるオルランド一族に生まれた彼は、4歳の頃から戦闘技術を徹底的に叩き込まれ、9歳の時に初の実戦を経験。その後12歳で小隊を、14歳で中隊を任され、18歳頃に次代《闘神》となるための試験として、大陸で商売敵とも言える大猟兵団西風の旅団の大部隊と交戦(前述のガルシアも相手になっている。)。その後も部隊を率いて戦場の中心におり、《闘神の息子》《赤い死神》(あるいは単に《死神》)の異名を持つ凄腕の猟兵へと成長する。単純な戦闘力だけではなく戦術眼も確かでまさに戦場の申し子ともいえる存在だった。


しかしある時、敵対する猟兵団を殲滅する作戦において、民間人に犠牲を出さないはずであったのにも関わらず、酒場で知り合った青年を一人死なせてしまい、それから自身の生き方に疑問を持ち、団を出奔したという。その後は前述にあるように本編開始前の1、2年前にクロスベルに流れ着いたのである。


前述の導力ライフルの使用拒絶の理由は、猟兵時代に自身が得物にしていた大型ブレードライフル「ベルゼルガー」を用いて多く殺戮していたことがその理由である。クロスベルに流れ着いた時もベルゼルガーは小分けして所持しており、その後懇意にしたクロスベル歓楽街のカジノのオーナーに預けていたのである。



碧の軌跡

警備隊(出身)コンビ

「教団事件」後、一時クロスベル警備隊に復帰して、《教団事件》でグノーシスを投与され弱体化した警備隊部隊の『リハビリ』と称する再訓練に従事する。クロスベル警察学校近辺の森林にて訓練が行われたが、ロイド達特務支援課一同が新たな足となる導力車を駆って街に戻るところを訓練のさなか見届けている。


特務支援課でもメンバーが増員され、かつての警備隊の同僚であったノエルが出向の形で加わり、また地元の不良軍団・「テスタメンツ」を離脱したワジもくわわった。


ランディ&シャーリィ

そして、クロスベルで行われる通商会議の裏にて、かつての古巣・《赤い星座》がクロスベルに来訪。教団事件で壊滅したルバーチェ商会跡地に拠点を設けられており、ランディもその因縁に巻き込まれていく。父の死後団長を引き継いだ叔父・《戦鬼》シグムント、そしてその娘でランディの従妹にあたる《血染め》シャーリィ・・・ランディはふたりと対峙することになる。


更には《赤い星座》は「クロスベル共和国」大統領となったディーター・クロイスに協力して「クロスベル共和国」の裏の兵隊として動き、舞姫イリア襲撃・黒月本部焼き討ち、クロスベル中央銀行ビルを焼き払うなどの蛮行を行っていくが、これらはのちに黒幕たるマリアベル・クロイスの指示でもあった。


中盤、マインツ鉱山でのシャーリィとの対峙にあたり、ランディは夜明けに一人特務支援課を抜けて、懇意にしていたカジノのオーナーに預けていた自身のかつての得物、「ベルゼルガー」を受け取ると、旧市街の修理屋にて組み直してその封印を解いた。


しかし、状況は特務支援課に不利に動き、ついにはディーターら新国家の障害と断じられ、アリオス・マクレイン国防長官の一刀により全員逮捕・無力化されてしまう。さらにはキーアもディーター・マリアベルの大願の道具として、引き渡されてしまった。


ランディは軟禁状態に置かれるが間隙を縫って脱出し、国防軍にならなかったミレイユら警備隊一部隊らと鉱山町マインツを拠点にレジスタンス活動を行う。そして同じくクロスベル拘置所を脱出したロイドと合流、すでに合流を果たしていたツァイト、ワジ、ティオ、ノエルと再会・合流した。


ワジの持つ飛空艇・メルカバ扱号機を駆ってその後エリィとその祖父・ヘンリー・マクダエル議長を救出して、クロスベル共和国の不当性をエリィとともに救い出されたエリィの祖父・ヘンリー・マクダエル議長がメルカバ機内にて宣言したことによりディーター大統領・国防軍を追い詰め、ディーターの身柄を確保。そして、キーアを捕らえていたマリアベルが待つ碧の大樹に向かう。


碧の大樹にて待ち構えていたのが、シャーリィ、そしてシグムントだった。ランディは二人を、特務支援課として打ち倒すのであった。


最後は黒幕・マリアベルを無力化するものの、そこで「零の御子」となっていたキーアが力を開放・黒のデミウルゴスとしてランディら特務支援課を襲うが、死闘の果てにキーアを奪還することに成功した。


この一件は「碧の大樹事件」と呼ばれる。なお、マリアベルは結社「身喰らう蛇」に幹部として招かれたため、ランディら特務支援課を前にして逃亡してしまう。


閃の軌跡Ⅲ

「碧の大樹事件」解決後、ディーター大統領の逮捕などで実質クロスベル共和国は瓦解、直後にエレボニア帝国が侵攻し、クロスベル自治州を併合。クロスベル警察も軍警に改組されて特務支援課も散開となってしまい、メンバーは厳しい監視を受けることとなった。この折にランディはルーファス・アルバレアクロスベル総督の指示・推薦により新設されたばかりのトールズ士官学院・第Ⅱ分校の戦術科教官を拝命することとなる。当初乗り気ではなかったが《赤い星座》がエレボニアで活動していることを聞き、エレボニアの地を踏むことになる。


同じ教官であり、劇中の1年前に相棒のロイドと因縁があったリィン・シュバルツァーとはここで初めて出会い、彼に対して当初は気まずい雰囲気であったが、一緒に飲みに行った事をきっかけに打ち解けるようになり「シュバルツァー」と呼んでいたのを「リィン」と呼ぶようになった。それから約2カ月後、貰ったマリオンズ・ラムのテイスティングに呼んだ際には今後の状況次第では互いに対立する事、しかしそんな状況でも可能性は信じて欲しいと言われた事、この事がきっかけになり彼にとってリィンは「良い同僚」から「歳下のダチ」へと変わっていったのであった。


また、クロスベル警察学校改め軍警学校にて上層部と対立し、結果全単位取り消しを受けて第Ⅱ分校に転学したユウナ・クロフォードの実質上保護者的存在でもある。


似た境遇であるサラフィーとは猟兵時代からの顔見知りであり、共闘するのはこれが初めてになった。


閃の軌跡Ⅳ

ランドルフ教官

前作終盤、《黒キ聖杯》での戦いで新旧Ⅶ組は敗北し、敵勢力の目論む『巨イナル黄昏』が発動してしまう。エマの故郷・エリンの里に退避したものの、敵の手中に落ちて捕らえられたリィンに代わり、ユウナ含めた新Ⅶ組の教官代行として序盤引率することになる。


ハーメル廃村ではこれまた因縁があり、死を見届けたはずの「西風の旅団」団長・ルトガー・クラウゼルと戦闘になるが、この一戦でルトガーはランディに


団を抜けてから器がデカくなった。《闘神(バルデル)》も心残りはねぇだろ


と賛辞したほど。その後サザーラント州で活動する第Ⅱ分校生のサポートをするため、ユウナらと別行動を始める。そしてアガットトマスと合流して、リィン救出に向かった新旧Ⅶ組とは別ルートで《黒の工房》に突入。ここではアガットとともにアリアンロードと戦った。


リィン救出を見届けた後、分校生たちのフォローをするべく再び別行動を取るが、リィンたちⅦ組とティータがついに第Ⅱ分校を奪還するにあたり再合流、第Ⅱ分校教官として協力することになる。そして第Ⅱ分校にてトールズ本校生徒を制圧し、ここで軟禁されていたティオを救出する。


中盤、儀礼艦パンタグリュエルにてミルディーヌ公女が立ち上げた「千の陽炎作戦」の会席において、ついに別行動だったロイド・エリィ・キーアと再会。特務支援課再集結となった。


そこに帝国皇太子・セドリックの急襲を受け、ランディも戦うことになるが、セドリックに協力するのは結社「身喰らう蛇」で、その執行者になっていたシャーリィともまた対峙することになる。完全に押された状況となるが、そこに現れたのはオリヴァルト皇子駆る新型巡洋艦・「カレイジャスⅡ」で、セドリックや結社の軍勢をここで退却させ、オリヴァルトは《光まとう翼》として第3の道を提唱、これにランディをはじめとする特務支援課もその一員として活動することになった。


特務支援課

最終決戦では、リィンらⅦ組を最終決戦の地・《幻想機動要塞》に送り込むため、ランディはロイド・エリィ・ティオ、そしてキーアのサポートのもと《塩の杭》のひとつの攻略に赴いた。


ちなみに、教官としてのランディは白コートに黒シャツ・ネクタイ姿だが、『閃Ⅳ』のDLCに特務支援課時代のオレンジジャケットが用意されている。


人物

ランディ

女好きで遊び人、ナンパやカジノが趣味で楽天的な性格。一見だらしないが、仕事に関しては誠実であり年としてメンバーのフォローを的確に行うこともできる頼れる兄貴分である。

ロイドとは軽口を言い合いながらも互いを信頼し合う相棒のような関係で、また兄貴分として彼の成長を見守っている。


親しい人を呼ぶ時は渾名で呼ぶ癖があり、とりわけ女性相手に言うことが多い。

エリィ→「お嬢

ティオ→「ティオすけ

キーア→「キー坊

シュリ→「シュリぞう

ユウナ→「ユウ坊」、

アルティナ→「アルきち


と呼んでおり、また「閃Ⅳ」「創」では

デュバリィ→「デュバりん

ローゼリア→「ロゼっち

と呼ぶが、デュバリィからは「変な呼び方しないでくださいな!」、ローゼリアからは「誰がロゼっちじゃ!」と不評のようである。


男性でも、

ヨナ→「ヨナ公

マキアス→「マッキー

と呼ぶこともある。


気さくで頼れる兄貴分ということからファンからは「ラニキ」と呼ばれている。


陽気な彼だが、その一方で前述にもあるように元・猟兵、それも最強と言われる《赤い星座》の次代団長となる身だっただけあり、非常時にはまるで普段とは正反対に禍々しい殺気を放ち驚異の戦闘力を発揮するほか、非常にタフで周りがへばる中一人平然としていることもあった。もっとも、当初ランディは自分の過去を多く語りたがらなかった。


バトルスタイル

碧の軌跡なう

登場作品では共通して得物はスタンハルバード(機械式斧槍)を用いる。一撃の攻撃が重く、特務支援課メンバー1の物理攻撃力とHPの高さを誇る。リィンやⅦ組との共闘となる『閃Ⅲ』以後でも物理攻撃力の高さはトップクラスでもある。その反面魔法防御力が一番低く、アーツで攻められると苦戦を強いられる。


『創』では同じ長物使いであるエステルガイウスアッシュと「どの得物が一番強いか」での掛け合いがある。


相棒

前述にもあるように本来のランディの得物・「ベルゼルガー」は特別な工房で作られた大型のブレードライフルで、『碧』中盤・シャーリィとの対決時より使用を再開したが、機関部の故障もあるなどでメインウェポンにするのは厳しく、使うのは原則Sクラフト発動時のみであったが、『創』では追加された新クラフト「カルネージレイド」でもこのベルゼルガーを使っている。


登場作品

零の軌跡 碧の軌跡

閃の軌跡Ⅲ 閃の軌跡Ⅳ

創の軌跡


別名・表記ゆれ

ランディ(略称)



関連タグ


クロスベル関連

ロイド・バニングス ティオ・プラトー エリィ・マクダエル

キーア セルゲイ・ロウ ミレイユ


赤い星座

シグムント・オルランド シャーリィ・オルランド


トールズ士官学院

リィン・シュバルツァー ユウナ・クロフォード

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