TV・漫画版
主な搭乗者は綾波レイ。テストとして一度だけ碇シンジが搭乗した事もある。
コアに封入されている人物(魂)の正体は、他のEVAシリーズとは異なり、作中では明言されていない
(レイが乗ることを前提とした機体であるため、始めから誰の魂も入れられていないという説もある)。
本編開始の数ヶ月前、起動実験の最中に暴走を起こし、以来NERV本部内で凍結されていた。
プロトタイプとして開発されたものであり、当初は実際の戦闘では使う予定が無かったが
ヤシマ作戦の実行時に凍結を解除、実戦に導入された。
同作戦内で零号機は大破。後に修理・改修されるが、その際に機体色が山吹色から青色へと変更されると共に初号機や弐号機等と同型の肩部ウェポンラックが追加された。媒体によってはこちらを「零号機改」として区別することがある。
その後数度の使徒迎撃に参加するも、第16使徒アルミサエル戦において使徒と共に自爆。機体は完全に破壊されてしまい、
以降登場する事は無かった。
ちなみにこの零号機以前にも完成に辿り着けなかった数多くの試作機があったようで、セントラルドグマ内には本機と同型のエヴァの残骸が大量に投棄されている。
新劇場版
ヱヴァンゲリヲン新劇場版におけるEVA零号機。
搭乗者はTV版同様綾波レイ。
TV版と違い、ヤシマ作戦後も機体の色が変更されておらず山吹色のままである。
第10の使徒戦の際にN2弾道ミサイルを抱えて特攻するが撃破できず、
レイごと使徒に飲み込まれてしまう。
エヴァンゲリオンANIMA
零号機F型
アルミサエル戦で自爆した零号機から回収したコアとモスボールされていた試作零号機のパーツ、そしてF型装備を組み合わせて再建された機体。
搭乗者は綾波レイNo.トロワだが彼女が不調となった後はNo.シスが搭乗している。
沈下型領界侵攻銃(フィールドシンカー)「天使の背骨」を搭載しており単機でのヤシマ作戦の再現も可能。
「天使の背骨」の運用には銃身の内部に発生させるATフィールドを確保する必要があるため右手脚を切除しているおり機動力は非常に低い。
因みに「天使の背骨」自体は開発段階で実験区域全域に大規模な精神汚染を引き起こした代物である。
零号機F型・アレゴリカ
零号機F型を改装しアレゴリカユニットを搭載した機体。
搭乗者は綾波レイNo.シス。
弐号機II式・アレゴリカに比べN2リアクターが1機に減少しているなどやや軽装。
移動を要塞設備に依存していた零号機F型に対して、義肢を装着し重力子フローターを搭載したことにより機動力は大幅に強化され飛行も可能。
主兵装である「天使の背骨」は廃棄脊髄を繋げることでバレルの長さを3倍に延長し威力を強化、バレルの先端部にブレードを取り付ける事により近接武装としての使用も可能となった。
零号機試製II式改・領域制圧機「0・0EVA」
撃破した量産機の残骸とモスボールされていた試作零号機のパーツを組み合わせて建造された機体。
外装式S2機関を搭載しているため活動時間の制約は存在しない。
衛星軌道上に3機が配備されており大出力のγ戦レーザー砲で地上の目標を狙撃することが可能。
通称「ダモクレスの剣」。
本機の配備の際に各国の了承を得なかった事がNERV本部が支部を切り離したNERVJPNに再編された事の一因となっている。
0・0EVA1番機
搭乗者は綾波レイNo.カトル。
冒頭にてQRシグナムを撃ち込まれた事による精神汚染で第三新東京市に墜落。
直後に交戦した初号機F型を大破させ搭乗していたシンジを殺害する。
胸部のQRシグナム、頭部のトサカの様なアンテナ、背中と融合した外装式S2機関、右腕と融合したγ線レーザー砲など元の姿と比べ大幅に異形化しており、後にはエンジェルキャリアーの翼を吸収する事で飛行も可能となる。
0・0EVA2番機
搭乗者は綾波レイNo.サンク。
月に出現した黒いエヴァ「アルマロス」の調査の為、弐号機II式・アレゴリカ共に月へと向かう道中でアスカと弐号機を身を挺して守り消滅する。
0・0EVA3番機
搭乗者は綾波レイNo.シス。
シスが地上に降りてからは軌道上にて凍結されていたが、シスが零号機F型・アレゴリカに乗り換え、トロワが回復した後は彼女の乗機となっている。
最終決戦ではソード袈裟羅 婆娑羅、ライフル、戦略N2弾、γ線レーザー砲を装備し出撃する。
関連タグ
新世紀エヴァンゲリオン ヱヴァンゲリヲン新劇場版 ドラえもん(TV版のカラーリング変化の元ネタという説あり)