ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

エガオノダイカの編集履歴

2021-07-28 06:07:14 バージョン

エガオノダイカ

えがおのだいか

『エガオノダイカ 』とは、タツノコプロによるオリジナルテレビアニメ作品。

これは、遠い星に生まれた、二人の少女の物語。(公式サイト『イントロダクション』より抜粋)

概要

2019年1月から3月までWOWOWTOKYOMX読売テレビJCOMにて放送された。全12話。

JCOMではアニおびの枠で放送される。アニメーション制作はタツノコプロ


登場人物

主要人物

ユウキ・ソレイユ(CV:花守ゆみり

ステラ・シャイニング(CV:早見沙織


ソレイユ王国

ヨシュア・イングラム(CV:松岡禎丞

レイラ・エトワール(CV:佐藤利奈

ハロルド・ミラー(CV:神奈延年

イザナ・ラングフォード(CV:置鮎龍太郎

ユニ・ヴァンキッシュ(CV:小市眞琴

ルネ・ヴァンキッシュ(CV:榎木淳弥


グランディーガ帝国

ゲイル・オーウェンズ(CV:松山鷹志

リリィ・エアハート(CV:長久友紀

ヒューイ・マルサス(CV:増田俊樹

ピアース・ソーン(CV:石谷春貴

ブレイク・ボイヤー(CV:白石稔

アイネ・フリート(CV:國立幸


用語

テウルギア

作中に登場するロボット兵器の総称。後述のクラルスを動力源としており、主にホバー移動するのが特徴。ある程度の高さまでは飛べるが高高度に達するとクラルスが停止してしまうので、基本的にはジャンプ程度。これが作中で航空戦力が登場しない要因の一つとなっている。王国側と帝国側で見た目が異なり、また型の違いこそあれど近年見られるようになったワンオフ機や専用機なるものが存在しないタイプであり、どの登場人物も一般機に搭乗している。


クラルス

石に水晶が生えたような見た目の鉱石クラルスラピスを燃料とする動力炉。テウルギアの動力源となるほか食糧プラントを稼働させたりと、作中ではなくてはならないものとなっている。しかし本編開始前に新型クラルスの開発にあたって、大規模な暴走事故が発生。ヨシュアとユウキはこの事故によって両親を亡くし、また二国間で共同開発がされるもその稼働式典において、テロが発生したことにより戦争の原因の一つとなっている。


ソレイユ王国

ユウキ・ソレイユを王女とする王政の国。王女の下に伯爵がそれぞれの領地を治めている。また、王国軍は騎士団と呼ばれており、王女と議会の決定に基づいて行動する。地球からの入植の際に便宜上定たのが始まりであるが、現状の体制に疑問を持つ者もいる。加えて、近年では土地がやせ細ってきており植物があまり育たなくなっているなど、決して資源は豊富ではない。現状は防戦一方であり、少しずつだが確実にその領土を侵されている。但し、やられっ放しと言わけではなく開発・実用化に成功した新型クラルスを搭載したテウルギアや地の利を生かして強固な防衛ラインを敷いている場所も存在する。


グランディーガ帝国

皇帝が治める軍事国家。王国と異なり騎士団が存在せず、現代社会の感覚に近い。それ故新型クラルスを欲している。戦争が続いているためか一概に豊かとはいえず、景気も良くないようでクーデターも起こっている模様。目的達成の為なら敵国は愚か自軍の犠牲すらも厭わないようなとことんまで合理主義的な軍事国家であり、軍事力はソレイユ以上だが、それ以外の技術・文化面はソレイユに遠く及ばない。


漫画

本作のコミカライズ作品『エガオノダイカ Emotional side』がまんが王国にて2019年1月10日(木)から配信(全3巻)。作画はいわや晃が担当した。


外部リンク

TVアニメ「エガオノダイカ」公式サイト


関連タグ

2019年冬アニメ タツノコプロ ロボットアニメ 鬱展開





ここからは本作についての評価。(ネタバレありで酷評がとても多いです。閲覧注意‼︎)





















前評判は有名スタッフ&キャスト陣と(大分前から衰えたとはいえ)多くの大ヒット作を世に産んだタツノコプロと言う事もあり少なからず期待が高かったが同時期にOAされた多くのヒット作のアニメと放送時期が重なった事もありお世辞にも結果的には埋没感が否めず不発に終わった。その要因は作画が良くなかった(特に人物画)声もあったが、一番の原因はリアルに書いたつもりのシナリオやキャラ設定が思った以上に出来が悪かったらしく、多くのアニメ(特にタツノコプロ作品の)ファンから不評の声が序盤から続出した。

Amazon等の多くのアニメファンのレビューにもやはり不評のコメントが多く

「CGのバトルシーンは良いが逆に人物画が悪過ぎ。」

「早速3話で皇国側のヒロインの幼馴染の男主人公的立場のキャラがあっさり戦死…。意味が分からん。」

「死亡フラグ解りまくりの感動ポルノの戦死のオンパレード。」

「皇国側の主人公のお花畑脳に本当にイライラする。結局戦場から逃げてばっかで多くの皇国の国民の尊い命を犠牲にしているし。」

「帝国側のボスって出ていたよね…。あれ、本当にいたっけ?」

「帝国側の主人公、マジ必要性無くね。て言うかWヒロインの必要性全然感じないけど。」

そして…

「クラルス止めてみんなパッピーで平和ってそんな訳無いよ‼︎巨大なエネルギーが無くなって飢餓や紛争が勃発していて全然平和じゃないわ‼︎」

「結局OP詐欺じゃん。最後まで観たがマジで期待ハズレ。本当に時間の無駄だった。」

「これは戦争を描いてなんか全く無い。現実の戦争は本当に想像以上にとても悲惨で超過酷。これはただの御涙頂戴の薄っぺらな戦争(モドキ)アニメ。」

更には…

「このアニメの制作陣は皇国はお花畑博愛主義国を強く表現している様に見えて実は元首や幹部等が自国の国力を過信し過ぎて暴走し最後には迷走してそして崩壊してしまったかつての某極東の帝国政府をモデルにしたかの様に非常に似て描いていて、それ位に余りにずさんな国防や政治だった。現実世界なら序盤で完全にこんな国、とっくに崩壊している。それ位にリアルティ感ゼロで本当に見てられなかった。」

と数多くの酷評コメントが続出。中には好意的なコメントも僅かにはあったがそれでも序盤から酷評が多かった時点で放送前は多くのアニメファンから前評判が少なからず高かっただけにその分失望感も大きく不満が余計に溜める残念な平成最後のタツノコプロ制作アニメだったと言えよう。正に創設者の一人で敏腕で鳴らした吉田竜夫氏が死去してからのタツノコプロ(とその制作アニメ)の凋落振りを表した残念作だったとも言える…。

正に最後のWヒロインの笑顔の場面は、天国で竜夫さんがそれを見て決して感動では無く哀しみの涙を本当に流しているだろう…と思うといろいろな意味でとても辛い…。




そして何よりこのアニメの最後のシーンのWヒロインの笑顔のシーンが某宇宙世紀ロボットアニメ史上最強クラスに惨虐グロテスクで有名なシリーズのあの有名なラストでの「い、言えね…冬が来ると訳も無く悲しくなりません…?」の観ていてとても辛いやり取りのアンチテーゼと取れる描写に見える…。

いろいろな意味でとても悲しい…。あの数多くの名作オリジナルアニメを世に出し続けた黄金期のタツノコが本当に恋しい…。




関連タグ

機動戦士Vガンダム:鬱展開が少なからずの共通点。だがこちらの方はご承知の通りガンダムシリーズ史上最悪クラスに惨虐グロ(&女性の裸の)シーンがかなり多め。

カテジナ・ルース:シャクティ・カリン:上記のWヒロインの笑顔とは対照的にこちらの方は全く逆で大戦終結後の地球のある地の冬にお互いに悲し涙を流しながらとても辛く会話をしているシーンが印象的で有名。

富野由悠季:ご存知ガンダムシリーズの御大。VガンダムDVD-BOXでの「これは買ってはいけません!」のアイディアを出した事でも有名(詳しくは上記のVガンダムのタグをクリック)。不評がとにかく多かった当アニメを富野御大の先程のアイディアを借りたらこう表現するだろう。

「こんな、とても酷いモノは買っても観ても、そして思い出してもいけません!」

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました