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もしドラの編集履歴

2021-07-29 00:29:32 バージョン

もしドラ

もしどら

岩崎夏海による小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』の略称。

概要

2009年12月4日、ダイヤモンド社・刊。表紙イラストは「ゆきうさぎ」。


ドラッカーの経営学書『マネジメント』を元に、野球部マネージャーとなった女子高生が、弱小野球部を改革していく。

よくある「難しいことを萌えで表現した作品」の一つであるが、多々ある類似品の中でも群を抜いてベストセラーになった。


著者の岩崎夏海は秋元康の事務所でAKB48のプロデュースにかかわっていた人物であり、一部の登場人物はAKBのメンバーをモデルにしていることを公言している。

AKBは今作のメディアミックスで、アニメでは声優、実写映画では出演・主題歌を担当している。


主な登場人物

人物名 アニメ声優  映画キャスト
川島 みなみ 日笠陽子前田敦子(AKB48) モデルは峯岸みなみ
宮田 夕紀 花澤香菜川口春奈 モデルは大島優子
北条 文乃 仲谷明香(AKB48)峯岸みなみ(AKB48) モデルは渡辺麻友
陳 花江 門田幸子 データ不詳(以下????表記)
加地 誠 津田健次郎 大泉洋
浅野 慶一郎 柿原徹也 瀬戸康史
柏木 次郎 陶山章央 池松壮亮
星出 純 細谷佳正 入江甚儀
二階 正義 浅沼晋太郎鈴木裕樹
朽木 文明 赤澤涼太 矢野聖人
桜井 祐之助 中西英樹 西井幸人
新見 大輔 内匠靖明 松島庄汰
田村 春道 新垣樽助 野村周平
宮田 靖代 平田絵里子 西田尚美
小島 沙也香 西口杏里沙 ????
奥沢 桃 ???? ????
玉川 茉莉 中島愛 ????

漫画

スーパージャンプ』(集英社)2011年第2号から連載を開始し、『グランドジャンプPREMIUM』2011年12月創刊号へ移籍し、連載中。既刊2巻。

作画は椿あす


アニメ

2011年4月から5月(当初は同年3月中旬辺りに初回放送の予定だったが直前に東日本大地震が発生した影響で延期)にかけてNHK総合TVで放送された。全10話。なお後にキッズステーションでも再放送された。

アニメ版の正式タイトルは原作と同じ「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」であるが、長大なため番組表などでは一貫して略称の「もしドラ」が用いられており、タイトルロゴのデザインもこの略称を強調したものとなっている。


スタッフ

原作 - 岩崎夏海

キャラクター原案 - ゆきうさぎ

監督 - 浜名孝行

シリーズ構成 - 藤咲淳一

キャラクターデザイン・総作画監督 - 宮川智恵子

プロップデザイン - 幸田直子

美術監督 - 大野広司

色彩設計 - 田中美穂

撮影監督 - 荒井栄児

編集 - 植松淳一

音楽 - 佐藤準

音響監督 - 平光琢也

アニメーションプロデューサー - 大上裕真

アニメーション制作 - プロダクションI.G

制作統括 - 斉藤健治、柏木敦子、石川光久

制作・著作 - NHK/NHKエンタープライズ/プロダクションI.G


主題歌

オープニングテーマ「夢ノート」/ 作詞・作曲・歌 - azusa

エンディングテーマ「大好きだよ」/ 作詞 - 瀬名恵、作曲 - 若林充、編曲 - 佐藤準、歌 - momo


各話リスト

話数サブタイトル
第1話みなみは『マネジメント』と出会った
第2話みなみはマーケティングに取り組んだ
第3話みなみは人の強みを活かそうとした
第4話みなみはイノベーションに取り組んだ
第5話みなみは過去の高校野球を捨てた
第6話みなみは戦略と現状について考えた
第7話みなみはマネジメントのあるべき姿について考えた
第8話みなみは人の強みを活かそうとした
第9話みなみは大切なものをなくした
第10話みなみは高校野球に感動した

映画

2011年6月4日公開。配給は東宝

劇中は真夏という設定だが、撮影時は真冬であった。


スタッフ

総合プロデュース - 秋元康

エグゼクティブプロデューサー - 濱名一哉/吉田正樹

企画プロデューサー - 森川真行

プロデューサー - 大原真人/渡邊義行/渡辺敬介/石塚清和

ラインプロデューサー - 鈴木嘉弘

監督・脚本 - 田中誠

原作・脚本 - 岩崎夏海

音楽 - 服部隆之

撮影 - 中山光一

照明 - 市川徳充

美術 - 小泉博康

録音 - 小原善哉

編集 - 大永昌弘

スクリプター - 吉田久美子

テクニカルプロデューサー - 大屋哲男

VFXスーパーバイザー - 道木伸隆

助監督 - 塩入秀吾

製作担当 - 齋藤大輔

企画監修 - 吉田正樹事務所

製作協力 - 東宝映画

製作プロダクション - ファインエンターテイメント

製作 - 『もしドラ』製作委員会(TBSテレビ/電通/東宝/ファインエンターテイメント/吉田正樹事務所/毎日放送/秋元康事務所/中部日本放送/AKS/太田プロダクション/キングレコード/ダイヤモンド社/ワタナベエンターテインメント/RKB毎日放送/TBSラジオ&コミュニケーションズ/北海道放送)


音楽

主題歌「Everyday、カチューシャ」作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲:井上ヨシマサ / 歌 - AKB48

挿入歌「Flower」作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲:若田部誠 / 歌 - 前田敦子


関連タグ

小説 ライトノベル

マネジメント 高校野球 甲子園


外部リンク

NHKアニメワールド もしドラ






物語や評価について(ネタバレ&酷評多めです。閲覧注意‼︎)












アニメ版の放送前の時の多くのアニメファンの声は、原作者が以前からAKB48のプロデュースに深く関わっていた事で原作がAKB色がとても強かったとは言え、あの予算潤沢かつ民放局の様にスポンサーの圧力の心配もまずは無い安定安心の高品質で大ヒットアニメ作連発で名高いNHKでしかも集中放送とは言え深夜前のプライムタイム帯で総合テレビでの放送、しかも制作会社がこれも数々のメガヒットアニメ作を産み世に出し続けていたプロダクションI.Gであった事で、テーマが「ある都立高校の弱小野球部がドラッカーのマネジメントで甲子園に行ける‼︎」と言うとてもユニークであった事もあり期待感が高かった。しかし…。








いざ内容を見たら、弱小野球部がドラッカーのマネジメントで書いていたちょっとしたヒントやアイディアだけでトントン拍子で最も簡単に飛躍的に上達して短期間で強豪チームクラスに化けた位に勝ち続けた(現に甲子園出場を勝ち取った結末だった)。それも出来るビジネスマン風に急に化けたかの様にに専門用語を適当に解釈して野球部員達に教え込んだという、マネジメントや野球を知る者達は勿論そうでない視聴者達も唖然とするやり方だった。(例:野球部や部員を顧客に例える、正にちんぷんかんぷんである。)



しかしこのマネジメント風なやり方で一番視聴者達を愕然とさせたのは、そう、あの(悪名高く)有名な「ノーボール・ノーバント作戦」である。極端にこの戦法を簡単に説明するとその作戦の名の通り打者(勿論全ての選手)はアウトを確実に相手にあげてしまう理由で送りバントは絶対禁止(但しセーフティバントはアウトを相手にあげないで出塁を取れるからOK)、投手は野手の守備範囲内に(それも前身守備で)打たせてアウトを取る為に一切のボール球を投げないで投球する(しかも主人公側の野球部は豪速球も快速球も魔球も持っていないごく平凡な投手陣に守備陣も決してトップクラスでは無い)という、この方法を取り入れただけで上記にも書いてある通りこのアニメの舞台となった(実際の東西東京共に現実世界もそうだが)都大会で全国でもトップクラスの屈指の強豪校が多く存在してそれらのチームに勝ち続けて優勝して甲子園出場を勝ち取ったのだ。え、これだけで…。確かにノーバントの方はかなり前からアメリカのMLBや日本のプロ野球ではこの戦法を取り入れている。が、実はかなり前から現実世界(や他の学生野球漫画やアニメ・ドラマも含めて)での高校野球でもノーバント戦法は多くのチーム(強さの強弱問わず)でも行っているので、決してこのアニメの主人公側の野球部が目新しい事をやっているのでは無い。そしてもう一方のノーボール作戦、これは正直、超一流のMLBや日本のプロ野球の投手達もこの戦法で強豪チーム相手にアウトを取り続けるのは非現実過ぎてあまりに無謀でどう考えても無理でほぼ実現不可能だからだ。理由は野球に詳しい方々は御無事の通り、多くの(国やプロアマ、強弱問わず)野手(打者)達は(だが場合によってはあのチートクラスな二刀流選手の様に打撃の良い投手達もだが)スポーツ医学や練習方法・トレーニング等、特に21世紀に入ってからの飛躍的進化を遂げている(勿論打者程ではないが投手達もそうだが)。だから今では高校野球の数多くの打者達でもナチュラル回転の速球なら余程の回転数の多さ(言われるポップする様な快速球)がない限り、一昔前ならまずは攻略不可能と言われた150km代でもカットする事が悠々と出来て、場合によっては楽々100m以上飛ばせる(言われるランニングでは無くスタンドインのフェンスオーバーのホームラン)位もしくはそれ以上(場外ホームランクラス)のパワーと技術が身に付いているのだ。だから今の時代の野球(国やプロアマ関係なく)の投手達は驚異的に進化した打者達に対抗して、キレの良い速球や変化球に加えてボール球も巧みに使いながらコントロール良く上下左右のストライクゾーンに相手の裏をかき緩急をつけながらながらアウトに取る為に切磋琢磨しているのだ。だから安易にボール球さえ投げなければどんな相手の打者達を抑えて優勝して甲子園出場は現実世界での驚異的な打者達の進化を考えたら、ハッキリ言って幾らフィクションとはいえとても無理があると言われても仕方がないだろう。

それと作画の方もあの悪名高きテニスコートの野球場やミカン箱椅子が目立った様にかなり崩壊していた…。

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