概要
スマブラシリーズ全作品に基本キャラクターとして登場。
デザインや声優は作品ごとに異なっており、『初代』『スマブラDX』では『64』、『スマブラX』『for』では『アサルト』と『コマンド』、『SP』では『ゼロ』がベースとなっている。また、カービィと共に全作品で声が新規収録されているファイターでもある。
各作品の変遷
スマブラ64
ボタン | ワザ一覧 |
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B | ブラスター |
↑B | ファイアフォックス |
↓B | リフレクター |
声優は『スターフォックス64』でも担当した里内信夫氏が演じる。
赤いレーザーを発射する「ブラスター」や、相手の飛び道具などを反射する「リフレクター」といったスリッピーが開発したという設定の兵器をはじめ、「ファイアフォックス」等の特殊技や百裂キックやサマーソルトキックなど多彩な蹴り技を駆使した白兵戦を展開する。
ブラスターは初代だとでは連射性が低く、当たった相手が怯む、言わば現在のファルコと同じ仕様だった。歩き、走り、ジャンプスピードがそれぞれ速く、隙の少ない動きができるスピードファイターである。体重は『64』のみマリオと同じ中量級だった。
スマブラDX
ボタン | ワザ一覧 |
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B | ブラスター |
→B | フォックスイリュージョン |
↑B | ファイアフォックス |
↓B | リフレクター |
新たに横必殺技「フォックスイリュージョン」が追加。
更にブラスターが、連射性が高くなっており、それに加えて相手が怯まなくなる現在の仕様に変更された。『DX』以降では必殺ワザで使用される以外にも、前投げ以外の投げワザからの追い討ちにも使用されている。
『DX』からほぼ攻撃モーションが一新し、蹴り技に磨きがかかり連続ヒットワザやダメージ稼ぎがやりやすくなった。
ここから軽量級ファイターになったので吹っ飛ばされやすく落下速度が速いためお手玉に弱い。
しかしその一方でコンボは前作のように得意なまま、多くのワザのスピードや威力が向上。同作で最高クラスの攻撃性能を手に入れている。プレイヤー間の評価では新たに参戦したファルコと並びに最強クラスに位置するが、実戦においてはよく撃墜しよく撃墜される、長所と短所がはっきりした尖った性能になっており、その性能をフルに発揮するのは難しい。
スマブラX
ボタン | ワザ一覧 |
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B | ブラスター |
→B | フォックスイリュージョン |
↑B | ファイアフォックス |
↓B | リフレクター |
切りふだ | ランドマスター |
『スマブラX』からは僅かに重量が増え、全体的なスピード低下の傾向とコンボが繋がりにくい特有の仕様による影響のため、『スマブラDX』と比べると耐久性が増したが、それに合わせて攻撃面もマイルドなものになっ
「最後の切りふだ」は「ランドマスター」。一定時間ランドマスターに乗り込み、射撃・ローリングでの攻撃や、ホバー上昇での押上げを行う。もちろん自滅する恐れもある。
今作にて新たにライバル「ウルフ」がスマブラX最後のファイターとして緊急参戦。かなりギリギリの参戦だった為、亜空の使者には登場していない。
スマブラfor
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B | ブラスター |
→B | フォックスイリュージョン |
↑B | ファイアフォックス |
↓B | リフレクター |
切りふだ | ランドマスター |
性能自体は前作と変わらないが、今作から新たにアップデートによるキャラクターの調整がなされる事になり、環境は多少流動的になったが、それでもfor環境初期から終盤まで強みを維持し、強キャラとして名を馳せた。
シリーズだと何とウルフがリストラされてしまった。理由は色々考察されているものの、詳しいことは不明である
スマブラSP
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B | ブラスター |
→B | フォックスイリュージョン |
↑B | ファイアフォックス |
↓B | リフレクター |
切りふだ | チームスターフォックス |
『SPECIAL』では久々に声優が変更され、3Dで担当した大原崇氏に変更となった。
『SP』では隙の減少の強化を受けたが一部必殺ワザが弱体化。横必殺ワザ「フォックスイリュージョン」がガードされると通り抜けない仕様に変わり、反撃されやすくなった(ファルコも同様に)。離脱か復帰メインのワザになった。最後の切りふだも操作系の切りふだ廃止に伴って「チームスターフォックス」に変更され、遂にアーウィンに乗り込むようになった。
シリーズとしてはウルフが満を辞して復活。スマブラX以来の3人揃い踏みとなった。
『DX』以降では通常のアピール以外にも、『スターフォックス』シリーズを題材にしたステージで下アピールボタンを短く押すことにより『スターフォックス』シリーズのキャラクターが通信で登場し、会話を繰り広げる「スマッシュアピール」が用意されている。
『DX』ではペッピー、スリッピー、ファルコの3人による『スターフォックス64』風の通信会話が展開され、『X』の「ライラットクルーズ」では『DX』の3人に、クリスタル、ウルフ、レオン、パンサーを加えた7人による通信会話が展開される。また、フォックス本人もファルコの通信に登場する。