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SiNiSistarの編集履歴

2022-03-20 00:48:46 バージョン

SiNiSistar

しにしすた

シスターが死ぬゲーム。それがSiNiSistar

教会から呪われた地に派遣されたシスター「ラビアン」がモンスター退治に挑む、シンプルな2Dアクションゲームです。


恐ろしい存在に襲われる絶望感や、死への憧れ、被虐的な官能がテーマです。


2D "R"Action Game


概要

グラフィックデザイナーのねんない氏(デザイナー)と、彼の友人みーくん氏(エンジニア)の同人サークル「Uu(ウー)」が開発した18禁同人ゲーム。DLSiteで販売されている。


開発自体は構想も含めると2016年以前からあり、ちまちまとドットを打ち、システムを組んで細々と開発が続けられた。2018年には動作確認版として進捗報告も兼ねて体験版が配信。そして2019年8月31日に無事製品版が発売された。


長い期間、ユーザーの支援やお題箱を用いたリョナ案をフィードバックしつつ開発した事で、細部において非常にクオリティの高いダークファンタジーの世界が、2Dドット絵で表現され尽している。


古今の名作ゲーム(商業・同人問わず)に影響を受けた作りとなっており、明言されている商業ゲームとしては悪魔城ドラキュラバイオハザードシリーズダークソウルブラッドボーンメタルスラッグ3スウィートホームクロックタワースプラッターハウスが挙げられている。


アップデートで20年7月に新ステージ”畜産区画”が、21年7月に”実験室”が追加されている。本編クリア後のボーナスステージであり、いずれも難易度は高めである。


やられ時の立ち絵グラフィックを差し替えて、グロ描写とエロ描写を抑えたほか、クリア特典を削除した全年齢バージョン「SiNiSistar LiteVersion」も開発されており、DLSiteのほか、Steamでも販売中である。

なお、別売りの追加パッチを当てることで、通常の18禁バージョンにアップデートすることも可能。


シスターが死ぬから「SiNiSistar(シニシスタ)」というゲームタイトルであるが、シスターを示す「Sister」でなく「Sistar」と表記されている。これは、とある宗教文化圏のプレイヤーへの配慮のほか、ラテン語で「不吉」を意味する「シニスター(sinister)」と掛け合わせた造語ともなっている。


主人公

SiNiSistarセンシティブな作品


ラビアン

CV:天知遥

物語の舞台である「廃都ケッサリア」に遣わされたシスター。物憂げな表情を湛えた黒髪美少女(このゲームに登場する人物は皆18歳以上です)。ベールに覆われているので判りづらいが、後ろ髪は三つ編みを2束下げている。

性格は、常に穏やかで我を通すことができず自己犠牲的。


プレイヤーの分身であり、プレイヤー各人で自由に想像して欲しいとの作者の考えから詳しい設定はされていない。

そのため顔立ちについても、少女にもお姉さんにも見えるようにキャラクターデザインされている。


おっぱいがデカい。

身長体重スリーサイズなどの設定もないが、公式イラストから察するにかなりの長身である。


大変に露出度の高い黒衣を纏っている。サイハイブーツ履き。衣装のモチーフは、上半身がメイド服、下半身はチャイナドレスであり、実はシスター要素が薄め。

後述の白衣装が実装されてからは区別のため、「黒衣装」「黒服」「ブラックコスチューム」などと呼称されて区別されることになった。


剣と弓を武器に携え、魔物の住処へ踏み入って行く。

本作は所謂「多くを語らない作品」のため、彼女に台詞はなく、攻撃モーション時の掛け声、やられた時の断末魔、エロシーンでの喘ぎ声くらいしか声を発しない。


好きと言う謎設定があるものの、本作には犬もしくは犬をモチーフとした敵キャラは一切出てこない。

その大人しそうな容姿のわりに、ゲーム中での歩きモーションが、某バンパイアハンターのように勇ましいこともファンからネタにされている。


「白衣装」

センシティブな作品センシティブな作品

2019年11月の追加アップデートv1.4.0以降で、純白の衣装が実装された。

「白衣装」「白服」「ホワイトコスチューム」などと言われる。別名「ナメクジの花嫁」とも。


クラスチェンジで正当にパワーアップした聖女のような装いで、今より強そうに見せることでより「堕ちる」感じを出したい、というのは作者の弁。

黒衣装よりさらに露出が増えており、作者ですらどういう構造で服が身体に付いているのかがわからないとのこと。

髪型についても、前髪がアシンメトリーとなり、ピアスをした右耳が露出している、後ろ髪の三つ編みが1束になっているなどの差異もある。


通常ステージクリア後に解禁され、衣装チェンジできるようになる。

なお、衣装を変えたところで、ラビアンの戦闘力に変化はない。通常の黒衣装よりも、やられた時の背徳感も増している。

なお一部の立ち絵では衣装のみならず、表情や仕草に身体(特におっぱい)のグラフィックに変更が加えられているため、更に楽しめるようになっている(性的な意味で)。


「普通の」修道服のラビアン

センシティブな作品

当初は新衣装として実装される予定だったが、通常の黒服と色味が同じであること、歩行ドットの変化に乏しいなどの理由により没になった。

ケッサリアへ派遣される前に着ていた衣装とのこと。ドット絵はないが、ねんない氏が描いたイラストがci-enブログとTwitterで公開されている。


特徴

本作の最大の特徴は主人公ラビアンがとにかく死ぬ。ひたすら死ぬ。惨たらしく死ぬ。えげつなく死ぬ。

体験版だけでも捕食のオンパレードであり、容赦の無い魔物の暴力、その先に待っている美少女の凄惨な末路は、エログロ狂気を感じるリョナゲーの新境地となっている。

また、あどけない表情を見せる巨乳シスターが異形の魔物に胸も柔肌も粘膜も胎内も脳内も蹂躙される様は、単なるゴア・グロゲーにとどまらない「被虐的な官能」を見事に表現している。また、お題箱からフィードバックを経て実装されたものもあり、リョナラー定番のシチュは網羅してあり、更に一般的なリョナゲーでは描かれないであろう「その後」も堪能することができる。


なお、18禁バージョンは「2D "R"Action Game」と銘打たれているが、この「"R"」とは「リョナ」のことである。しかし本作は純粋なリョナゲーとは毛色が違う内容のため、「"R"」とされている。


内容

2Dドッドアクションゲームであり、ステージを攻略してボスを倒して新しいステージを解放していく。ステージクリア型の頃の悪魔城をベースにしている。

ステージ数は通常全7ステージ。18禁バージョンではのちのアップデートで2ステージ追加されている。


アクション

主人公ラビアンが取れる行動が剣による攻撃と弓矢による遠距離攻撃。

剣は基本攻撃であり、これで多くの魔物を倒していく。しかし本作は一撃でHPの半分を奪う攻撃を放つ敵も配置されており、全てを剣で倒そうとするのは難しくなっている。

弓矢は剣では届かない敵は勿論飛び道具を使う敵や強力な攻撃を持つ敵への対抗手段として有用だが弾数があり、打ち尽くすと敵のドロップか死亡以外で補充が出来ない。

敵の攻撃パターンには法則があるため、それを考慮しながら剣と弓を使い分けて立ち回りする場面も多く、シンプルなアクションゲームであるが、思ったよりも思考を要する場面もある。

しかし、後述するとおり、イージーモードもあるため、アクションゲームが苦手なプレイヤーも遊べるように配慮されている。


なお、主人公があの手この手で死ぬとはいえ、ゲームの難易度自体は高くない。

敵の攻撃を知っていれば対処できるが、知るためにダメージを受けたり死んだりするとR-18要素が挟まるため、言わば適度に死なせるシステムになっている。

またコンテニューの際は同じエリアからの再出発になり死亡のデメリットは少ない。むしろHPも矢も補充されるためメリットが多めに調整されている。

初見殺しの回避や拘束攻撃からの脱出も難易度が高いだけで不可能ではない等、死んで覚える「死にゲー」ではないが、死亡演出が魅力的であるため実質「死に(たくなる)ゲー」である。


クリア後はギャラリーモードと無限矢が解禁されてステージの開始エリアを選択できるようになる。加えてアップデートにより初期選択可能なイージーモードとしてHPと攻撃力を上げる剣が追加実装。

併用すると行きたい場所まで迅速に移動してダメージモーションを長く味わえるというリョナ好きの要望にも応える要素となっている。


夢と現が曖昧な場所で異形に囚われて陵辱されて、およそ戦えないような体で脱出を強いられる場面もあるが、奪われた剣に辿り着けば戦う意思と肉体を取り戻すことが出来る。


BGM

本作のBGMは全てオリジナル曲である。

ゴシックなクラシック風味なアレンジの曲を中心としつつ、ホラーゲームによくある環境音楽風な曲もある。いずれもメロディアスでかつ、不穏な雰囲気と悲壮感を醸し出しており、本作の世界観と相まっている。


エンディングクレジットでは「エンジニア」としか表記されていないが、みーくん氏が全曲制作している。

ねんない氏のci-enブログで、サウンドトラック(mp3ファイル)とみーくん氏による曲解説が無料で公開されている。興味のある人は覗いてみるとよいだろう。


ステージ

ステージ1 死人の森

小教会から出立したラビアンがまず足を踏み入れる、鬱蒼とした森。

森の中は生きた死人…ゾンビが徘徊しており、新鮮な獲物であるラビアンを捕らえようと襲ってくる。

また沼の中にはスライムが潜んでおり、迂闊に進めばラビアンも周辺に転がる屍の仲間入りだろう。

そして森の奥では、得体の知れぬおぞましい魔物が牙を剥く。

この先に何が待ち受けるのかを暗喩するように。


ステージ2 平和の大樹

死人の森を抜けた先に広がる、さらに深まった樹海ともいえる領域。

菌糸類が瘴気めいた胞子を撒き散らし、のたくる蔦がラビアンに襲いかかってくる。

そしてこの恐るべき魔の領域と化した森の中心には、かつて「平和の大樹」と呼ばれた樹木に寄生している禍々しい魔物がラビアンを待ち受けていた。


ステージ3 砦の抜け道

呪われた地を目指して進むラビアンは、廃砦を通り抜けるため地下道を進む。

しかしそこは人を喰らって餌とする、恐るべき巨大蜘蛛の巣窟に成り果てていた。

蜘蛛の巣を切り払い、巨大蜘蛛と対峙するラビアン。

だが周囲の暗闇の中に、どれほどの数の蜘蛛が潜んでいるのかを、彼女はまだ知らない。


ステージ4 廃村

辛くも抜け道を脱出したラビアンがたどり着いたのは、滅んだはずの小さな村であった。

誰も暮らしていない村で生活を営むのは、異形に成り果てたかつての村人たち。

体内に寄生した生物を撒き散らす村人たちに襲われ、追われながらラビアンはひた走る。


ステージ5 聖堂下水道

ラビアンは下水道を通って、目的地への潜入を試みる。

しかし下水道は、邪教の神官によって召喚されたおぞましい軟体生物、蛞蝓としか言えぬ怪物の巣窟である。

蠢きのたくり押し寄せる蛞蝓どもを切り払い、ラビアンは下水道を駆け抜ける。

呪われた地の中心は、近い。


ステージ6 ケッサリア聖堂

ついにラビアンは、「上位存在」を信仰する邪教によって支配された大聖堂に挑む。

邪教徒の操る魔術、邪教に使役される魔物が、不遜な侵入者へと次々に襲い来る。

周囲に横たわる修道女たちの成れの果てが、敗れた時の運命をラビアンに突きつける。

そして聖堂の最上部を目指すラビアンをじっと見つめる「上位存在」の瞳…。


ステージ7 聖職者の悪夢

これまでの戦いは全て、化け物に陵辱される聖職者の見た悪夢に過ぎなかったのだろうか。

名状しがたき「上位存在」を前に、ラビアンの最後の戦いが始まる。


追加ステージ1 畜産区画

廃村から連なるのは、狂い果てた牧場であった。

異形の農夫、異形の豚。ここでは人間すらも家畜に過ぎない。

そして囚われればラビアンもまた同じ運命を辿ることになる…。


追加ステージ2 実験室

大聖堂の最深部にその実験室は存在する。

人と魔の融合。生命の尊厳すらも陵辱する研究がそこでは行われていた。

実験に失敗して上位存在に身体を乗っ取られた邪教徒たち、かつてケッサリア聖堂で職務を全うしていた聖職者たちの成れの果て。

冒涜的な実験を阻止すべく乗り込んだラビアンであったが、最後に驚愕の事実を目の当たりにすることになる。


追加アップデート

Ci-enでのクリエイター活動応援キャンペーンにおいて追加衣装の開発を公約として掲げ、入選を達成。純白の衣装「White」が実装されている。

また既存のステージの別エリアという形で廃村の別区画である畜産区画が、続いて聖堂の別区画である実験室が実装された。


2021年7月の最新アップデートv3.0.1で開発が終了。

以降は次回作『SiNiSistar2』(仮称)の完成を目指して開発中。


裏設定

※以下、スクロールした先にネタバレがあります。




















女性聖職者であるラビアンが、単身で廃都ケッサリアへ遣わされた理由だが、派遣された自身の教団から、敵の邪教の生贄として捧げられていたという裏設定がある。つまり、最初から彼女が無事に生還する可能性は殆どなかったのである。

ラビアンがゲーム中で身に纏う露出の高い衣装は、戦闘服であると同時に生贄の衣装であることも、作者によって言及されている。


敵に囚われたラビアンは、寄生生物に寄生される、邪教徒に催眠術をかけられて犯される、膨乳する、などの状態異常に陥るが、剣を取り戻した途端に元の身体に戻る。これは彼女の使う剣が聖剣であり、彼女の身体を浄化しているという設定がある。

しかし、明らかに敵の攻撃から彼女を護りきれず、そのままやられている描写も多い。


プレイヤーが各々好きなように感じ取って欲しいとの意向から、各ステージや登場する魔物の名前や設定はゲーム中では語られない。しかし、ねんない氏のci-enブログでは、設定からモチーフになった作品まで詳細に解説されており、世界観への理解を深めることができる。

全て書き連ねるとキリがないためここでは羅列しないが、気になった方や考察が好きな方はブログを覗いて見て損はないだろう。


逸話など

本作のドットグラフィックが関係者の目に留まり、ねんない氏は商業ADVNEEDY GIRL OVERDOSE』でゲームグラフィック(ドット絵)を担当することになった。

なお、『NEEDY GIRL OVERDOSE』のグラフィック制作作業は、本作のアップデート開発作業と同時進行であった。


開発中、ラビアンのキャラクターデザインが幾度も変更されていた。

開発初期は「信仰心のある村娘」であり、顔つきがかなり幼く、肌の露出が低い黒のワンピース服を着て、ガントレットを装着していた。

開発中期にはメイド服調の衣装を着ていたが、その後同人ゲームとして売り出すことになったために、シスターと言う設定が付与されて現在のデザインになった。

なお初期の時点でおっぱいがデカかった。


開発初期は「Daimonas Odeon(デモナス オデオン)」というゲームタイトルだった。ギリシャ語で「悪魔の劇場」と言う意味合いがある。


「廃都ケッサリア」の名称は、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場するサブフライトシステムケッサリア」から採られている。


関連イラスト

センシティブな作品ミニチュア風ラビアンちゃん

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関連タグ

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