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ヒョウゾウの編集履歴

2022-04-01 08:26:46 バージョン

ヒョウゾウ

ひょうぞう

漫画「ONEPIECE」に登場するキャラクターである。

概要

毒を持つタコ「ヒョウモンダコ」の人魚で、両腕と6本の足の触手による8刀流を駆使する「魚人島一の剣士」。

新魚人海賊団に所属し、魚人でないにも拘わらず幹部クラスのポジションにあるのだが、他のメンバーと異なり思想ではなく金(おそらく相当な額)で雇われているため正規メンバーではないようだ。

 

東の海のアーロンパーク編にてハチの放った「一人を除けば魚人島No.1の剣士」という発言があったことから、魚人島にはハチ以上の剣士が居ることが示唆されていた。


プロフィール

本名ヒョウゾウ
異名不明(おそらく「人斬り上戸」)
年齢39歳
身長327cm
懸賞金不明
所属新魚人海賊団殺し屋
種族毒種ヒョウモンダコの人魚
能力毒液(自前の特性)
出身地偉大なる航路 魚人島 リュウグウ王国(魚人街)
誕生日4月18日
血液型X型
好物肴になるもの二日酔い時のシジミ汁
CV坂口哲夫

人物

常に酒を飲んで酔っぱらっており、ひどく酔うと敵味方関係なく人を斬りまくる“人斬り上戸”。


飄々とした振舞いをみせるが剣士としてのプライドは高く、また思想ではなく金でしか動かない打算的な性格。とはいえ金さえ積めば…ということもないらしく、気に入らない相手には容赦なく危害を加えるなど目的の為には手段を選ばないようだ。

かつてはアーロンに仲間入りを誘われた際も「金離れが悪かった(彼を雇えるほどのお金を出せなかった)」という理由で断っている。

もし当時のアーロンの羽振りが良ければ……と思いたくなるが、同じ魚人族を「同胞」と呼び、心から大事にするアーロンにとっては泥酔すると(下手をしたら泥酔抜きでも)味方すら平気で斬るヒョウゾウは相性最悪と思われ、雇い主のホーディ自身が味方や同胞すら平気で盾にする人物だから容認されているのだろう。

新魚人海賊団では雇われの殺し屋・戦闘員ながらその実力面から実質幹部級の待遇がなされており(アニメでは「新魚人海賊団・幹部」とクレジットされている)、下っ端からも基本的にはさん付けで呼ばれてはいるが、前述の泥酔状態での仲間への攻撃から危険視する者も多い様子。泥酔したヒョウゾウを上手く介護できるのはハモンド辺りである。

また、アニメオリジナルではオトヒメの踏み絵を拒否した魚人島の民間人や自身を差し置いて魚人一の剣士を目指そうと野心を吐露していたアンコウの魚人・ヌル泥酔抜きにしても切り捨てている。



戦闘能力

陸上ではシャボン製の浮き輪や椅子を使わないと移動しにくいデメリットがある人魚ではあるもののヒョウモンダコの人魚であるヒョウゾウは脚を有するため地上でも問題なく移動が可能であり、かつ人間や魚人とも異なる人魚のトリッキーな動きをも有している。さらにその脚で剣を器用に扱う、予測不能なトリッキーさを駆使した八刀流の剣術使いである“魚人島最強の剣士”。

同じ道場で剣術を学んでいたハチはヒョウゾウに1度も勝てなかったらしく「一人を除いて最強だった」と評している。

前進しながら8本の刀でメッタ斬りにする千鳥足ハッシュが必殺技。


剣術の他にはヒョウモンダコ特有の猛毒を攻撃手段として隠し持っており、この毒を剣に纏わせて振るう「毒の剣」を切り札としている。

ギア2のルフィの攻撃を受けた際には、とっさに攻撃を防ぎながらルフィに毒を刺すなど技量は高く、ルフィですら強さと危険性を評価している。


また、ホーディ以外のメンバーでは唯一、E.S.を覚醒状態まで服用して白髪になっており、その状態では鋼鉄の盾を容易く切断するなど、最終的な戦闘力は他の幹部級とは一線を画すレベルにまで強化されている。そして前述通りに酔っ払っての敵味方関係なく斬りかかったり手段を選ばない危険性が加わることで危険度・脅威度が増すこととなる。


しかしいくら強くとも本質的には自身の恵まれた肉体的メリット頼みでしかなかったヒョウゾウは2年間鍛えに鍛えたロロノア・ゾロの敵ではなかった。


作中での活躍

麦わらの一味ホーディ・ジョーンズ率いる新魚人海賊団の傘下に加えるため人魚の入り江でハモンド達と現れ、傘下になる事を拒絶したルフィと戦闘になった。

この時、ヒョウゾウだけルフィの「ゴムゴムのJET銃」を刀で受け止め防御し、更にルフィの体に毒を刺すという芸当を見せ、マゼラン戦で毒への抵抗能力を得ているとはいえ「アレはだいぶ強ェなァ」とルフィにいわしめた。


その後酒のつまみに食べていたE.S.(エネルギーステロイド)の効力が出始め、悶絶した末に肉体が覚醒し超強化された状態になるが、ギョンコルド広場での麦わらの一味vs新魚人海賊団では、ゾロ相手にまったく刃が立たず、8本の刀を全て粉砕され、最後は落ちていた剣を拾い背後から奇襲してを喰らわそうとしたところを返り討ちにされた。


ゾロに敗れてネプチューン軍により投獄された後は、ドーピングの副作用で体が老化してしまい、戦闘不能の状態となってしまった。

余談

1.戦意喪失のフリをして猛毒の剣を繰り出そうとした際、ゾロは「やめとけ、カエル野郎」と言い放ったが、それに返した台詞が原作とアニメ版で変わっている。

原作では

「カエルってのはァ!!こんなに手足があんのかァ!? ウィ~…… 猛毒があんのかァ!!?」

だが、アニメ版ではシンプルに

「おれはカエルじゃねェ!!!」

となっている。

「おれが魚人島ナンバーワンのタコ八刀流のヒョウゾウだ 覚えとけェ!!!」は共通。

 

おそらくカエルにも猛毒を持つものがいるからだろう。

 

2.ヒョウゾウをKOした直後、ゾロは「悪かったな…カエルかと思ったよ、井の中のよ….!」と言っているが、ゾロ自身も東の海でミホークと手合わせした際に「井の中の吠えし蛙(かわず)よ、世の広さを知るがよい」と言われている。


関連タグ

ONEPIECE 新魚人海賊団 井の中の蛙井の中の蛙大海を知らず

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