概要
いわゆるウルトラ怪獣のうち、『ウルトラマンレオ』で初登場したもの。
傾向
『ウルトラマンレオ』という番組は一度ならず大きな路線変更が行われており、登場する怪獣・宇宙人の性質もこれに合わせて大きく変化している。
前半のエピソードに登場する星人は通り魔的・愉快犯的な存在が多い。怪獣と星人の立場が逆転していることもしばしばで、知性を備えた怪獣・流血を好む野蛮な暴力的性向の宇宙人もいる。
従来の作品なら「侵略を目論む宇宙人と、兵器として操られる怪獣」の組み合わせだったパターンに対し、「星人自らが怪獣サイズに巨大化し、人間大の時と姿が違う」者が多いのも特徴である。星人は高度な科学技術と動物同然の本能が捨てられない二面性の表現だろうか。
第17話から第21話は「見よ! ウルトラ怪奇シリーズ」、第26話から第32話は「日本名作民話シリーズ!」と題して、それぞれのテーマに沿った怪獣・宇宙人が連続登場。
第40話から第51話(最終回)までの「恐怖の円盤生物シリーズ!」では円盤生物という独自のカテゴリーが生まれた。