「警告 戦士の屍に触れることなかれ 戦士 姿を消す時 死と邪悪の恐怖 再び大地に蔓延らん」 (封印されていた棺に刻まれていた文字)
演:富永研司
概要
変身ベルト「アークル」で「クウガ」に変身しグロンギ族と戦ったリント族の男性。
赤、青、緑、紫の4つの姿を駆使し、愛馬やその鎧「ゴウラム」と力を合わせることで200体以上のグロンギを封印した。
その後、封印を維持するため、アークルを装着したまま自ら棺に納まり長い眠りについた。
そして西暦2000年、遺跡の発掘調査によりン・ダグバ・ゼバが解放される。
古代の戦士はミイラ化しながら生き続けていたが、解放されたダグバにアークルを引き剥がされ、ついに息絶えた。
客演
『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』
九郎ヶ岳遺跡に安置されていた彼のミイラが登場。平成ライダーたちの消失をもくろむスーパータイムジャッカーのティードによって2000年1月29日(『仮面ライダークウガ』第1話の放送開始日の1日前)に封印を解かれる。
ティードは古代の戦士を介してアナザークウガウォッチを、彼を追ってきた明光院ゲイツはクウガライドウォッチをそれぞれ起動させ、自身の戦力とした。
このため結果的にではあるが、アナザーウォッチもライドウォッチも原典の作品の主人公からではなくその先代から力を受け取った(奪った)初の事例となった(ちなみに同じく先代のいるオーズは問題なく当代から力を奪っている)。
リメイク作品
S.I.C.HERO SAGA『MASKED RIDER KUUGA EDITION -オデッセイ-』
『クウガ』本編の前日譚とも呼べる作品だが、細部の設定は異なる。
「リク」という個人名が登場する。
HEROES連載漫画『仮面ライダークウガ』
なんとミイラになってなおクウガに変身して闘っていた。五代雄介がアークルを見つける前に、九郎ヶ岳から抜け出したズ・グムン・バを最弱フォームであるグローイングフォームで倒すという活躍を見せるが、そこで生命エネルギーをすべて使い果たしてしまい、五代にクウガの力の全てを与え、この世を去った。
余談
演者の富永研司はクウガのスーツアクターを担当している。