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本田ヒロトの編集履歴

2022-09-04 14:52:25 バージョン

本田ヒロト

ほんだひろと

本田ヒロトとは、「遊戯王」に登場する人物。

三沢大地に並ぶ空気キャラである。


プロフィール


人物像

本編の主人公である遊戯とその親友である城之内の共通の親友。

城之内同様やや血の気が多くお調子者な部分もあるが、根はしっかり者であり、暴走しがちな城之内のなだめ役や、彼の惚けた発言への突込みをよく担当する。また義理堅く情に厚い性格で、決闘者の王国編ではDEATH-T編でモクバに助けられた事を理由に囚われた海馬兄弟の救出を買って出る。城之内とは中学時代からの旧友で、喧嘩仲間だった間柄。それ以前から城之内に畏敬の念を抱いていた様である。初登場時は遊戯を城之内と共にいじめていた他、城之内が気まぐれでちょっかいを出していたのに対して遊戯を執拗にいじめたり、遊戯にエロ本を買わせるなどのパシリに使ったりもしていたが後に城之内を通じて改心し親しい関係を築く。それまでは城之内と似た者同士であり、壁や柱にキックで八つ当たりする癖があった。


喧嘩は強いがデュエルは行わない(初期に、日常の一環として仲間に巻き込まれる形でマジック&ウィザーズ以外のゲームに参加したことは幾度かあった)。

また遊戯たちのデュエル中に別行動を取る機会も多い。バトルシティ準決勝前のバトルロイヤルの本質を見抜くなど、観察力に優れた一面を持ち、デュエルにおいても素人ながらプレイヤーの態度などから冷静に状況を分析できる。


アニメ第二作では御伽龍児がバトル・シティに同行しているため、こういった観察力を発揮する場面を彼に持っていかれた結果、非常に感情的な性格のコメディリリーフとなっており、デュエルでもルールはわかっているもののプレイヤーの意図を読めず的外れな指摘をし、後にその指摘を覆されることが多い。実際のプレイングセンスも皆無で、何度も遊戯達のデュエルを見ているにもかかわらず守備表示のモンスターならば基本的にダメージを受けないという常識もまともに理解できていない有様であった(なお、本田は原作初期から「城之内よりも冷静な突っ込み役と見せかけてそうではない」「頭に血が上ると冷静さを失う」というキャラ付けであり、アニメはこれに習ったものだと思われる)。


学力は低く、遊戯より下で城之内よりは上という程度で赤点や教師からの説教も山の如し。

爬虫類のようなツルツルした感触のものが大の苦手。

城之内よりも質素な服装を好み、「靴は履ければ下駄でも構わない」と語っている(城之内と美意識が異なるだけで謙虚な訳ではない)。


さらにバトルシティ編では城之内の妹である静香に好意を寄せており、静香への見栄やカッコつけが理由で、城之内にデュエルを教えたのは自分で、城之内は自分(本田)のような立派なデュエリストになることを目標にしているというとんでもない大嘘(実際に教えたのは遊戯の祖父である武藤双六で、目標の対象は遊戯である)を静香に吹き込んでいた。しかし本田は他作品の主人公のように嘘を本当にする努力をしておらず、最終的には乃亜編BIG4とのデュエルでは静香を庇って敗北してしまい、その際に嘘をついていたことを白状した(城之内と静香への好意だけが伝わったのであろう)。


DEATH-T編では一度死にかけ、乃亜編では体を奪われてロボットのサルになったり、ファラオの記憶編ではバクラに身体を乗っ取られたりと、散々の災難に遭う苦労人だが、アニメ第二作での決闘者の王国編ではモクバの奪取を要求してきたバクラに対し、隙をついて彼の後頭部を暴打した後、奪った千年リングを森の中に投げ捨てるといった意外な活躍をしている。原作でも基本は同じで、バクラと共にモクバの救出を成し遂げ、同時に千年リングに支配されているのも気付いたが、ペガサス戦を控えていた遊戯の状況を鑑みて敢えて伏せていた。


家族構成は父と母、姉、甥のジョージが確認されており、ブランキーという雌の愛犬もいる。

高校卒業後は町工場へ就職したとのことだが仕事に納得行かず、愚痴をこぼしている。


初代遊戯王での本田くん

楽しい!D-HERO一家⑳

1998年に放送されていた東映版では、生徒会長を志望するも落選してしまい、美化委員になったという設定が加えられ、終始真面目キャラとして描かれていた。その為学ランを全く乱して着ておらず、遊戯をいじめる城之内を咎めていた。風紀委員長の牛尾を尊敬していたが、城之内の巻き添えを食う形で原作同様ボコボコにされたばかりか本性を露わにした彼が遊戯に執拗な暴行を加える様子を目撃して失望した。城之内と遊戯の和解後、彼ら杏子ミホを加えた5人で行動することが多くなる。

一目惚れした野坂ミホの為に意見をコロコロ変えてしまう事も多く、時にはミホのパシリ同然の扱いをされる事もあった。

本田がミホとペアルックの牛丼屋のアルバイト衣装を着て遊戯たちを出迎えるサービスカットもある。


シャーディーの策略に利用されたこともあり、城之内から『お掃除委員!』と呼ばれても

『ビ カ イ イ ン だぁっ!』と答えている。(思わず城之内から『お前、こんな時まで・・・!?』とツッコまれた)


ゲームは自ら進んで行う事は少ないが、センスがあり目覚ましい戦果をあげることがあった。

劇中では、初プレーとなるマジック&ウィザーズでも召喚したモンスターを配置したフィールドの効果で城之内に勝利したり、デジタルペットでは三日三晩の時間をかけて育て上げた「デジタルスイーパー・一号」で鯨田のデジタルペット「デビルマスター」を倒すという成果を挙げた。


このアニメにも静香(原作・DMとは違い幼女)が出ているが、静香に会っておらず、静香がミホと同じく紫髪であり、ミホは獏良に片想いしている。


原作よりも露出が多く、「何事をするのも惚れた清楚な女の子(ミホ、静香)のため」「何事をするのも(親友でありライバルでもある)城之内と張り合うため」「ゲームではなく日常的な能力(原作は不良の喧嘩、アニメは美化委員)を使い活躍し、ゲームには申し分程度に手を出し、時には行動が裏目に出てしまう」という原作沿いのキャラ付けが強調されている(学園ドラマにゲームのテイストを加えた初代遊戯王だから出来たこと)。

原作よりも不良行為に走らず、原作よりもゲームで頑張っているにも関わらず、(利用される形以外で)ミホに気持ちが届いたことはない。

ミホに惚れているにも関わらず、アニメオリキャラの影山リサを見て「漢字二文字カタカナ二文字の女にろくな奴はいない」と呟き、間接的に野坂ミホを傷付けてしまったこともある。


原作・DMでは空気だがこのアニメでは脇役どころかギャグ要員として最終回まで君臨した。


世界一女にモテると思っている城之内に対し、宇宙一女にモテると思っている設定であり、城之内が失恋した時に慰める振りをして目が笑っていたこともある。

後に(遊戯王内と読者界隈の両方で)凡骨と空気のレッテルを貼られるとは知らずに…。


空気ゆえの本田くん

本作の準主人公格の克也くんが本誌で名前を「友也」と書き間違えられて作者が謝罪したのは有名な話だが、実は本田くんも友闘7で下の名前を「本田ヒトシ」と書き間違えられ、単行本の何版目かでこっそりと訂正された(ただし写植ではなく手書き文字)。

初登場時はモブ顔で、友闘7からレギュラー入りが確定した感じであった(WJ96年51号の表紙にも登場)。

更には、東映版アニメの放送時のアニメージュやアニメディアに「城之内達彦」「本田雄一郎」という名前が幾度かに渡ってキャスト欄に記述されており(ソースが原作スタッフなのかは不明。「友達」「友情」から取ったネーミングだろうか。)、下の名前を決めかねていたのが分かる。

同時期にWJで連載されていたラブコメサブヒロインも第一話の表紙で作者に下の名前を書き間違えられており、キャラの薄さを自虐するキャラもおり、当時のWJの慌ただしさが窺える。


和希が「パズルのピースのように誰が欠けても成り立たない作品を目指した」と語る通り、なんだかんだで原作でもアニメでも集合絵では必ず描かれ、デュエル以外では優遇されているキャラである。

DMアニメでは城之内と区別するためか、影の薄さを紛らわすためか、眉毛が矢印のように描かれている。

ネット上ではシャーディー編で本田が遊戯を助けて学生服の裾をブロックに挟まれるエピソードが人気が高く、同時にネタにされてもいる(和希に上着を肩にかけた描き下ろしカットが描かれたほど)。

TRPG編ではダイ大マァム(初期)のようなマジックガンマン(後方支援型)であり、空気のようになくてはいけない存在なのが分かる。


好きな食べ物がお好み焼きに設定されているにも関わらず、猪頭吾郎の登場回では未登場である(入学前に彼の本性を知らずにお好み焼きを食べていたのだろうか)。

なぜか苦手な食べ物である納豆がアニメ版の野坂ミホの好きな食べ物に設定されている。


関連タグ

遊戯王 遊戯王DM

武藤遊戯 城之内克也 真崎杏子 野坂ミホ 御伽龍児 獏良了 川井静香 三沢大地 アルティメット本田君


外部リンク

アニヲタwikiの『本田ヒロト』

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