醤油

しょうゆ

大豆と小麦から作る発酵調味料。

料理のさしすせそについては各リンク参照。

曖昧さ回避

和食において代表的な調味料。

英語でもソイソース（鹿児島弁での呼び名「そい」に由来）と呼ばれ、味噌と並び日本を代表する味として世界的に親しまれる。

中国（醤油）や韓国（カンジャン: 간醤）､インドネシア（ケチャップマニス、ケチャップアシン）やタイ（シーユー）などの同じように大豆を醗酵させて作った似た調味料があり、それらも醤油と呼びうる。

また、タイのナンプラーやベトナムのニョクマム、古代ローマのガルムは小魚を醗酵させて作る似たような調味料なので、魚醤と呼ばれる（魚醤自体は日本でも作られる。秋田のしょっつる等）。

更にこれらの醤油や魚醤の製法はマレーシア経由でヨーロッパにも伝わり、キノコや野菜を材料として作られるようになった。これがケチャップの起源である。

日本の醤油は『たまり』（溜り）、『こいくち』（濃口）、『うすくち』（淡口）、『さいしこみ』（再仕込み）、『しろ』（白醤油）などが有り、製法によって『本醸造醤油』（または生醤油〈きじょうゆ〉）、『新式醤油』、『なましょうゆ』または『なまじょうゆ』（生醤油）に分かれる。