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真・大魔王バーンの編集履歴

2022-10-13 09:03:51 バージョン

真・大魔王バーン

しんだいまおうばーん

「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」に登場する人物で、大魔王バーンの真の姿である。

CV:子安武人(2020年版)


真・大魔王バーン 降臨!!!


概要

 魔王軍を率いる『大魔王バーン』は限りなく永遠に近い時を生きようと叡知と超魔力を宿す老人の肉体をベースに、全盛期の若い肉体を分身体として二つに分けて皆既日食が来る度に『凍れる時間の秘法』を掛け、秘法で身体停止した全盛期の肉体を側近『ミスト』に預け、非常時には肉体の使用を解禁と同時に、この事実を周囲に悟らせぬ様に特定のと略無言を貫く事を厳命、死神『キルバーン』の来訪を機に『ミスト』には新たな幹部名『ミストバーン』を授けた。


 だが、現代に於いて『大魔宮 天魔の塔』にて老バーンが『双竜紋』を発揮させた『勇者ダイ』に倒されるレベルの生命の危機まで追い詰められ、『白い庭園』で『ラーハルト』や『ヒム』と戦闘中の『ミストバーン』に肉体を返還を命じ、全盛期の若い肉体と、老体の頭脳と魔力を併せ持つ本来の姿となった。


 絶大な魔力と老成した頭脳に、超金属を無造作に折る全盛期の力と肉体が加えられ、老魔王では『光魔の杖』で補助しながらも二回行動しか出来なかった動作が、三回まで引き上げられ、更には3つ在る心臓で小さなダメージも直ぐ様回復する。『暗黒闘気』の奥義や攻撃呪文も弾き返す技も増え、完全な強さとなる。基本は武器を持たず、己の肉体と呪文を駆使する。何気に二本角の形状が違う。

 その反面、若返って強固な肉体に戻った反動か、老体の慎重さと冷静さを欠いて強引で血気盛んな性格に。


武具・技

  • 格闘
    • 己が鍛え上げた身体能力から繰り出される武術

  • 闘気弾

掌を突き出し闘気の砲弾を発射する。既に負傷していたダイを一撃で戦闘不能に追いやる。



活動


「余は、心底ダイとの闘いを楽しみたいと思っているのだ」

「私の、不老の時間を数百年分も奪った代償を、お前達から貰わなければ、釣り合いが、取れんではないか……!」

「…余を精一杯楽しませるのが…お前達の義務だ!」


 全盛期の若さを取り戻した強さは圧倒的であり、ダイ個人では太刀打ち出来い。最大最凶のカウンター奥義で魔法剣を無効化され、倒れ伏した目前でレオナを捕らえ、生涯語り部として生き続けるのを要求。


ダイを嬲り殺しにするべく爆裂呪文の雨を浴びせる。言葉通り、この戦いを楽み、己の無力さを味わわせ、人間の卑小さを知らしめ殺すつもりだった。


 処がレオナに『パプニカのナイフ』で腕の一部を切りつけられ「この世に本当の無敵なんていない」と言われ文字通りプライドを傷をつけられて激怒し第三の目を使い『瞳』に封印。完全に服従するなら解放すると嘲笑う。


 駆けつけたダイの仲間たちも同様に変えるが、逃れたポップ、アバン、ラーハルト、ヒムがダイに代わって対峙。構えでアバンを戦闘不能にし、続けてラーハルトとヒムも容易く打ち倒し3人を『瞳』に変える。


 だが、必勝の奥義をポップの奇策に破られ、直後に『アバンストラッシュX』で左腕を失い、左心臓を突かれる大ダメージを受けて再生能力を失い、剣自身の意思で突き刺さり引き抜ねなかった。この後回しが、己の生命を絶たれる最大の敗因となる。


 思わぬ奇策に逆転されかけたが、まだ秘策があった。『大破邪呪文』の影響を受けて且つ『魔力炉』無くとも唯一大魔宮に干渉できる場所……それは心臓部に搭載された『ピラァ・オブ・バーン』であった。


 最後の一柱を地上へ投下し、真下にいたダイの仲間たちを『光の魔法陣』ごと消し飛ばす。更に各地に投下した柱に『黒の核晶』を搭載させ

、最後の投下を合図に時限装置が起動し爆発することを告げる。ダイたちを誘い出したのは、地上の実力者に柱の秘密を嗅ぎ付けられるのを避けるためだった。


 柱は六芒星の魔法円を描くように投下され、増幅した爆発によって数分後に地上が消える。こうして二人の戦意と心を挫かせ、嘗ての仇敵もこの状況に苦々しくも祝辞を述べに姿を見せ完全勝利を確信。


 それも束の間、事前に危機を察知したメルルがフローラたちを避難させ、ロン・ベルクとノヴァだけでなく、地上に残った世界中の戦士たちは『核晶』を凍結させるのに奔走。諦めの悪いポップは、誰もが限り在る命で、精一杯生きている大切さを大魔王へぶつけ、その想いが今一度勇者を立ち上がらせた。



 余裕を失い、爆発のタイムリミットを待たず魔力を核晶に起爆させようとするが、ダイ達が所有していた【神の涙】の力で『瞳』が一斉に襲い掛かり恐怖させる。


 数千年の時を掛け、準備を進めて作り上げた『お遊び同然』な自軍が追い詰められたのは【竜の騎士】と【神の涙】、二つの神々の遺産が起こした奇跡と考え【神の涙】を潰す。


 刹那、【神の涙】によって起こされた最後の奇跡によってオーザムにいる勇者達と『マトリフ』が事態を知り、黒の核晶の凍結に動き、地上の人々の奮闘で全ての黒の結晶が凍結。


「……やあ…済まなかったな。言葉は聞こえていたが…少々考え事をしていたものでな…」

「いや………実際、余の負けだ。人間の絆の力…恐るべきものよ」


「………うぬらを殺す!!」

「竜の騎士の血は絶え、地上の強者たちは全滅! それで終わりだ!!」

「再び地上破滅計画は続行される。しかも今度は邪魔者無しで…!!!」


 王手を掛けながら予想に反した逆転劇をまざまざと見せつけられ敗北を一時認めながらも開き直り、再度地上消滅の再開を宣言、徹底的に計画を潰した勇者一行を手に掛けようとする。ここに至ってダイは、父から受け継いだ紋章の力を完全解放する決断を下すも「子供の絵空事」と嘲笑、見せしめとしてポップたちを大魔宮の心臓部へと落下させ幽閉。


「怒るか? 怒れ怒れッ!!! 言ったような力が本当に在るならこれで出しやすくなっただろう!!?」

「そんなバカげた力が在るなら、見てみたいわ…!!!」


 行き過ぎた行為が、ダイの琴線に触れ、今迄表に出さなかった殺意と双竜紋をひとつに集約させる。


 荒ぶる魔獣は凄まじいパワーを発揮し、力関係は一気に逆転。一方的に殴打され「より強い力でぶちのめされればお前は満足なのか」と涙ながらに指摘。「力こそ正義」の標榜は、自分が蹂躙する側に立つからこそ成立する論理に過ぎなかった。それを示すように禁断の手刀と同じモーションで……左側の角を叩き折る。


「今のあやつは魔獣…!! 勝利の為に全てを捨てているッ…!!」

「……余も…捨てねばならぬか…!!」


 激闘に継ぐ激闘で魔力の源すら失い、城の崩壊を止められぬ大ダメージを負い、例え両手があっても敵わぬと悟るが、己の信念を曲げず、大魔王としての矜持と、譲れぬ勝利の為、大きすぎる代償を承知で額から鬼眼を引きずり出し、力を解放。二度と戻れぬ巨獣となる決断を下す。


関連イラスト

天!地!魔!闘!


関連タグ

ダイの大冒険

大魔王バーン

天地魔闘の構え

バーン様

魔王軍(ダイの大冒険)

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