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クラウド・ストライフの編集履歴

2022-11-05 17:35:57 バージョン

クラウド・ストライフ

くらうどすとらいふ

クラウド・ストライフとは、「ファイナルファンタジー7」(以下FF7)の主人公。 バスターソードをはじめ、大型の大剣を武器に戦う金髪の青年。

興味ないね


「もう幻想はいらない……。俺は俺の現実を生きる。」


「大切じゃないものなんか無い!」

プロフィール

年齢14~24歳(FF7では21歳)
身長173cm
誕生日8月11日
星座獅子座
血液型AB型
出身地ニブルヘイム
使用武器主に大剣
CV櫻井孝宏KH~FF7派生作品以降)、堀内賢雄エアガイツアーケード版)、佐々木望(エアガイツPS版)、相澤幸優(FF7R14歳時)

外見

キャラクターデザインは野村哲也氏が担当。

髪型は、金髪のツンツンヘア(髪を逆立てた髪型、ツンツン頭、チョコボ頭とも)をしている(毎朝セットしている)。

ゲーム中では女装するシーンがあり、スラムの女好きの小悪党ドン・コルネオに「骨太のおなご」と称され女装であると見抜かれないほど整った顔立ちをしている事が分かる。

後に発表された各種スピンオフ作品において、映像表現の高度化も相まって、顔の描写が緻密になり、いかにもな「クール美形」である事が分かる。

女装シーンはリメイク版でも健在で、グラフィック技術の向上に伴う高品質な女装クラウドの姿を見ることができる。


瞳は青色で、これは魔晄という特殊なエネルギーを帯びた者に表れる特徴のひとつであるとされ、作中でも「ソルジャーの証」という表現をされている。

過去の瞳の色は緑寄りだったが、作品によっては最初から青い瞳をしているパターンもあり、この設定については揺らいでおり一貫性を欠いている。


服装はソルジャーの制服であるノースリーブのハイネックシャツと紫紺の服を身に纏い、彼のトレードマークともいえる背丈と同じくらい巨大な幅広の片刃剣・バスターソード(初期装備)を振るう。


FF7は多数の派生作品があり、描いている時代が異なるため当然年齢も作品によって異なる。


自称ソルジャー雲りのち曇りクラウド骨太チャンFF7リメイクおめでとう!!DFFクラウド

クラウド・ストライフACクラウド


初登場時の人物像

元は神羅カンパニーが抱える最強の兵士であるソルジャー・クラス1st(ファースト)で、現在は「なんでも屋」を営んでいるという傭兵の青年。

反神羅組織・アバランチの一因として活動している。


能力

元ソルジャー1stというだけあり、高い戦闘能力と身体能力を有する。


バイクの運転技術が高く、常人の体力では運転できないとされる神羅製のバイクで走行しながら刀剣で攻撃する技術を体得している

ほかにスノーボードや潜水艦の操縦も行え、チョコボレースの騎手も務められるなど、仲間内からは大概のことはできると見られており、「何となくできそう」との理由で色々と物事を押し付けられている。


経歴

冒険の始まり

14歳の時、セフィロスのような凄腕のソルジャーに憧れ、ソルジャーになることをティファに宣言して村を飛び出し、約7年後に大都市ミッドガルの駅前でティファと再会を果たす。

以後、彼女から「反神羅」を掲げる組織・アバランチに誘われ協力する。


物語序盤、作戦中にプレートから落下したことでスラム街のとある教会に落ち、そこでエアリスと運命的な出会いを果たす。だが彼女は神羅に攫われてしまう。エアリスの救出に向かったクラウドは、死んだはずの英雄セフィロスが生きていたことを知る。


セフィロスは5年前、故郷ニブルヘイムを滅ぼしクラウドやティファを今の境遇に追いやった元凶とも言える相手だった。エアリスを救出したクラウドたちはミッドガルを発ち、セフィロスを追う旅へと出る。


セフィロスとの関係~ニブルヘイム事件

バレットに語ったところによれば、ソルジャーとして共に任務をこなす内にセフィロスと親しくなり、戦友として互いに信頼し合う関係だったという。

クラス1stに昇格すると同時に戦争が終わり、以後は神羅に反発する人々の制圧を担当させられ憂鬱だったと語っている。

そんな二人の関係が崩壊したのは、本編開始から5年前。クラウドが16歳になった頃の事であった。


クラウドはセフィロス、3人の神羅一般兵とチームを組み、異常な動作を始めたニブルヘイム魔晄炉を調査することになった。戦争が終わったことでセフィロスのような英雄になる機会がなくなったと思っていた彼は、今回の任務は特殊なうえ故郷の案件ということで腕を振るう場ができたと張り切っていた。

故郷のニブルヘイム村に滞在した翌朝、一行は魔晄炉に向けて出発。ティファの案内を受けてニブル山を登り、魔晄炉の内部にある装置のバルブを閉じて動作異常の原因を取り除いた。その時、クラウドはセフィロスに言われるまま装置の中を見る。そこには高密度に凝縮された魔晄に晒され変異した人間、すなわちモンスターの姿があった。セフィロスはモンスターを生み出していたのは神羅(の科学者である宝条)だと語る。その直後、セフィロスは村に戻るなり屋敷の地下室にこもるようになった。

それから程なくして「英雄」と呼ばれたセフィロスは豹変。村人を惨殺して家屋を焼き払い、向かった魔晄炉の内部でティファパパを殺害し、仇討ちにやってきたティファも斬り伏せる。これらの惨状を目の当たりにしたクラウドは怒りのまま武器を構え、セフィロスと対峙する。


FF7ではここでクラウドの記憶が途切れており、以後どうなったか覚えていないと述べているが、結果的にセフィロスは失踪、クラウドは生存する結果となっている。

当時の実力を考えるとクラウドがセフィロスに勝てる可能性は皆無であり見逃されたとしか思えず、「なぜセフィロスが自分を見逃したのか確かめる」こともセフィロスを追う動機となった。

FF7Rでは「セフィロスを自分の手で殺した」という記憶があることが述べられており、原作とは異なっている。


性格

総じて、人間関係の構築を積極的に行う性格ではない。

興味ないね」という台詞が端的に示すように、興味の対象外には積極的に参加しない。

会話というものに興味がないばかりか突き放す物言いをするので、他者に対し冷ややかな性格であると受け取られる。

自身の利益にしか関心がない態度で接するので、アバランチの雇い主であるバレットからの受けも悪い(バレットが反新羅の急先鋒で元神羅関係者を嫌うという面もあるが)。


普段はクールで任務を着実に遂行するソルジャー然とした行動を取るが、時折言動がおかしくなる時があり、周囲に違和感を与えている。


ただし、冷たいばかりの人物像というわけでもない。

エアリス救出のために神羅ビルに乗り込んだり、後述の通り守銭奴らしいにもかかわらずエアリスの護衛を「デート1回」で引き受ける(しかも実は「デート1回」をクラウドは了承しておらず結果的にタダで護衛を引き受けることになる)など、ヒロイックな一面を覗かせる。これに関してはバレットからも見直されており、お互いの距離を縮める大きな要因となった。また「興味ないね」と言いつつ意外と多趣味でスノボーを乗りこなしたりチョコボレースに没頭したりもする。基本的にはむっつりスケベであり、女装道具を入手するという大義名分のもと「いくぜ!」と力強く宣言してノリノリで蜜蜂の館に突入したり、回想ではティファのパンツを盗んだ過去が語られるなど、興味を示せば破天荒な言動も臆面なくやってのけるよう。


後年の映像作品ではクールな外見が強調されがちだが、実際の中身は結構おちゃめなお兄さんであり、作中ではコミカルな言動を多々見せる。(リメイク版においては強力なガードロボット相手に勝利した後、バレットに「お前(年齢は)いくつだ?」と問われた際、ソルジャーの階級を問われたと勘違いして「1stだ」と回答した挙句、困惑するバレットに「ソルジャーは階級がいくつかあって...」と説明を始め、「いくつだって言ったら普通年齢のことだろ」と返された挙句「ファースト、一歳か!覚えとくぜ!」等と揶揄われる等、天然の気が強くなっている)


加えて、極めて守銭奴な一面を見せており、バレットやティファ達アバランチに対し報酬の増額を要求するほか、初心者の館でゲームシステムを説明する際にわざわざ「しかもタダでだ」などと強調するような言い回しをするなど金にうるさい性格。

(もっとも、そんなに金に執着するならこの際代金をいただいてしまった方が、プレイヤー目線で言うと「ヒントやチュートリアルを聴けて、かつそれでお金ももらえる」という非常にありがたい構図が出来上がっただけに非常にもったいない話である。)


不可解な言動

物語序盤から、誰かが心の声でクラウドに語りかけるような場面がしばしばあった。

さらに、セフィロスを追う旅を進めるうちにクラウドは異常な言動を見せるようになる。

古代種の神殿でセフィロスと出会った後のイベントではエアリスを押し倒して殴りまくるという、主人公にあるまじき行動まで見せた。「クールな元ソルジャー1st」らしくない姿に困惑したプレイヤーも多数であった。



真相(ネタバレ)



※以下はクラウドの過去、およびFF7全体に関する重大なネタバレを含みます!












































































「クラウド」という人物像

物語の山場となる竜巻の迷宮にて、クラウドはセフィロス(に擬態したジェノバ)から衝撃の発言を聞かされる。

クラウド自身が(=プレイヤーが)見てきた「クラウド・ストライフ」とは、「ジェノバ細胞の影響でクラウドの記憶を持っただけの人造人間」だというのだ。

クラウドはこれを否定しティファに回答を求めるが、彼女は何も答えない。

セフィロスが自身を追い詰めるための罠であると考え気丈に振る舞うも、内心激しく動揺していた。

追い打ちをかけるようにセフィロスから渡された「ソルジャーとして村へ共に赴任した際にティファと撮った写真」を「どうせ俺は映ってないんだろ」と言いながら見るとそこに本当に自身の姿はなく、自分に少し似た黒髪の男が写っているのだった。

こんなものに自分は騙されないとして改めて自身の「正しい」記憶を語ろうとするも、己の記憶に「ソルジャーにいつなったのか」「そもそもどうやってなるのか」など、あるはずの記憶が存在しない事に気づいてしまう。

他ならぬ自分の記憶に自分の存在を否定され、ティファすらも自分を肯定してくれない。

そして自分を見失った「クラウド」は……


俺、クラウドにはなりきれませんでした。

 ティファさん……いつかどこかで、本当のクラウドくんに会えるといいですね


セフィロスに擬態したジェノバは退けたが、自分を見失ったクラウドは本物のセフィロスを呼び求めると、下半身を失ったセフィロスが壁の中に身を潜めたまま姿を現し、そしてクラウドはセフィロスの命ずるがままに黒マテリアを渡してしまう。

その直後、星の守護者であるウェポンが出現。大地の異変に巻き込まれたクラウドはライフストリームの渦へと落下し行方不明となり、のちに辺境の村で精神崩壊した状態で発見される。


実際は、ジェノバが語った「クラウドの正体はクラウドの記憶を持った人造人間である」というのはクラウドの精神を支配するためについた嘘であり、主人公は紛れもなく「クラウド・ストライフ」本人である

ならばなぜクラウドの記憶には誤謬があり、なぜクラウドは精神崩壊しまったのか?


本当の経緯

ここに至るまでの「クラウド・ストライフ」の人物像は非常に複雑な経緯で誕生しているが、あえて一言で言うならば「クラウド・ストライフという人物に、ニブルヘイム事件後に埋め込まれたジェノバ細胞の『他者の記憶を読み取り擬態する』という能力が影響し、クラウド自身に都合が良いように記憶と性格が無意識に改竄され作り上げられた人格」である。


幼少期

ニブルヘイムで生まれ育ったクラウドは、生来の内気さから子供同士の輪に入れず、孤独な幼少期を過ごしていた。

見目麗しく村で人気者のティファはクラウドにとって憧れの存在だったが、遠くから見ているだけで声を掛けることもできず、ティファから話しかけられてもクラウドは気恥ずかしさとかっこつけで無視していたようであった。このように幼少期の2人は「幼馴染み」という関係性からはほど遠い「同郷の知人」という程度の間柄で、二人の共通の思い出などそもそもほとんど存在しなかった


クラウドはいつしか周りの子供を「馬鹿みたいにはしゃぐガキ」と蔑むことで羨ましさを合理化する思考に陥り、さらにそんな自分を「皆とは違う特別な存在」と自認することで己の「弱さ」を誤魔化して過ごしてきた。


実はティファが亡き母親の姿を探し求めてニブル山を登ろうとした際、クラウドもおっかなびっくりながら同行していた。クラウドは少しずつティファとの距離を縮めていくが、不運にも共に吊り橋から落ちてしまう。クラウドは膝を擦り剥く程度で済んだが、大怪我をしたティファは一週間も意識を失い、その出来事の記憶も喪失していた。駆け付けた村人が「クラウドがティファを連れ出して大怪我をさせた」と誤解し、ティファパパ(村長)にも娘を傷つけたとして忌み嫌われてしまう。肝心のティファは、クラウドが一緒にいたという記憶を失ってしまったため弁明の機会もなかった(後に16歳の時に一度帰省するが、その時もティファパパから「娘には近づかないでほしい」と釘を刺されている。この人と似通った過去である)。


彼女を守れなかった事実はクラウドに己の「弱さ」を知らしめることとなり、以後は「ティファから責められている」ように思えて合わせる顔がなく、心も荒み子供たちとケンカばかりしていた。


そんな時にセフィロスの勇名を聞き憧れるようになる。自分も「セフィロスのようなソルジャー」になれば皆が認めてくれる。ティファにも認めてもらいたいと言う気持ちも強かった。クラウドは14歳の時に一大決心をしてティファを「きっと来てくれない」と思いながらも村の給水塔へと呼び出し、「セフィロスのようなソルジャー」になると宣言。この時、ティファは初めてクラウドという存在を意識するようになった。


神羅時代


遠征帰り

こうしてソルジャーを目指し故郷を飛び出したクラウドだが、実際にはソルジャーになる夢は叶わず、単なる神羅の一般兵にとどまっていた。

先述のニブルヘイム事件の際、16歳のクラウドがセフィロスに同行していたこと自体は事実だが、実際はソルジャーとしてではなく顔も見えない神羅一般兵3人のうち1人であったにすぎなかった。

このとき実際に同行していたソルジャーが、上司であり親友でもある1stソルジャー「ザックス・フェア」であった。

自分を「元ソルジャー」と思い込んでいたのは、後述の理由から自身とザックスの存在と記憶が入り乱れ記憶が改変されてしまったことによるものであった。

そのため都合の悪い部分や記憶が存在しない部分は、砂嵐でカットされたり、まったく違うやり取りに変えられたりしている(ソルジャーにいつなったのか、どうなるのかが分からなかったのは、ザックスがいつどうやってソルジャーになったのかを知らないため)。


故郷で

一般兵として任務のためにセフィロスやザックスと共に帰郷することになったが、夢破れた恥ずかしさから再開したティファの前でもヘルメットを外さず正体を隠していた。(直前まで乗り物酔いでヘルメットを外していたが、故郷に着いた際、遠くにティファを見つけ、慌ててヘルメットを被っている。本編中のクラウドが乗り物酔いしないのは「ソルジャーは乗り物酔いなんてしない」という理想化とそれを元にした擬態の成果のよう)。

そんな中でニブルヘイム事件に巻き込まれ、セフィロスによって唯一の肉親であった母親を失い、ザックスとティファは重体に陥る。激昂したクラウドはザックスのバスターソードを手に、油断していたセフィロスを背後から貫き下半身に重傷を与え、ジェノバの首を持って後退するセフィロスを追撃する。クラウド自身もセフィロスの刀に貫かれて深手を負うが、なおもセフィロスに食い下がりライフストリームの渦に投げ落とすことで撃退した。

これがニブルヘイム事件の真実だった。つまり、クラウド自身はセフィロスに見逃されたと思い込んでいたが、実際はクラウド自身の力でセフィロスに勝利していたのだった。

(派生作品では一部異なる描写になっているものもあるが、ここではFF7本編での描写を優先している)


皮肉にも、記憶を失ったため正しい事実を知らなかったという点はティファと共通していた


ニブルヘイム事件後の5年間

セフィロスを撃退したクラウドだったが、返り討ちに遭い倒れていたところをザックスと共に宝条に捕まり、口止めのための監禁を兼ねてニブルヘイムの生き残り住人ともども人体実験にかけられてしまう。

これは、「セフィロス・コピー」の試作品としてジェノバ細胞を埋め込まれ、魔晄を浴びせられるというものだった(詳細は後述)。

クラウドの脆弱な精神はジェノバ細胞に耐え切れず崩壊し、更に魔晄中毒となり廃人同然となってしまった。

以後5年もの間、神羅屋敷に幽閉されたが、5年後にザックスに連れられて新羅屋敷を脱出。

しかしザックスが逃亡先として頼ろうとしたエアリスのいるミッドガルに到着する直前で、ザックスはクラウドをかばって射殺されてしまった。

このとき、魔晄中毒の廃人だったクラウドは殺すまでもないとして放置され、結果奇跡的に生存する。クラウドの持つバスターソードは、ザックスが死の直前に託した形見の品であった。


ただし2020年に発売されたFF7Rでは一部異なる内容となっている(詳細はこちらのネタバレを参照)。


神羅の実験体だったがミッドガルまで逃れるという過去は、エアリスと共通する


ティファとの再開

FF7 クラウド&ティファFF7ログ

その後、廃人のままミッドガルに入り幼馴染のティファに再会した時、記憶を読み取るジェノバ細胞の影響で「ティファに認められたい理想の自分」「ザックスが語った話」「セフィロスへの憧れ」などが複雑に絡み合い、「クールな元ソルジャー1stのクラウド」というかりそめの人格が出来上がった。

いわばジェノバ細胞によって「元ソルジャーのクラウドに擬態していた」ともいえる。

セフィロスのようなクールな性格、ザックスのようなお人好しな振る舞い、ティファに認めてもらえるソルジャーとしての経歴という3つを自分の実際の過去と組み合わせ、違和感なく振る舞える役を作って演じていたのである。

そして「元ソルジャーの傭兵」という触れ込みでアバランチに関わり始めたところから本編が開始される。


実際にニブルヘイム事件に立ち会っていたティファは、クラウドの過去を聞いた時に「クラウドはあの場にいなかった」と記憶していた。これはクラウドが神羅兵の格好をしていたから気づけなかったのが理由。当然ティファからすれば、あの場にいなかったクラウドが事件の詳細を知っているのはおかしいことである。

なおエアリスはザックスと旧知の仲で(そのことが初めて明確に語られたのは派生作で、FF7本編では間接的に触れられる程度)、出会った時からクラウドがザックス(知り合いのソルジャー)と似ていると述べ、かなり早い段階からクラウドの人格に関して違和感を持っていた。

エアリスとのデートイベントでは、最初は面影を重ねていた、でも本当のあなたに会いたいという旨の発言があり、クラウドの人格がかりそめのものであると気付いていたことが示唆されている。またミッドガルを脱出した後に聞こえる謎の声は、ライフストリームに残されたザックスの意識である。


「セフィロス・コピー」とクラウド

黒マント

「セフィロス・コピー」(黒マントの男たち)は、端的に言えばニブルヘイム事件で生き残った住民の成れの果てである。

宝条によってジェノバ細胞を移植されま魔晄を浴びせられが、適性がなかったためジェノバ細胞に自我を蝕まれ廃人同然となってしまった人たちであった。

やっていること自体は人間をソルジャー化する行程と全く同じで、元々は「セフィロスのような強力な兵士=ソルジャー」を手軽に量産するために行われたものだった。

しかし、ジェノバ細胞に屈しない強靱な精神力(ソルジャー適性)を持った人間でなければ、ジェノバ細胞に耐えられず、精神を乗っ取られ人格は崩壊してしまう。

宝条はここに目をつけ、適性のない人間にあえてジェノバ細胞を植え込んで観察することでリユニオンなどのジェノバの行動に関する自身の仮説を証明しようとしたのだった。

結果、人間としての自我を失い、「あぁ、あ……」としか喋らない廃人となってしまったのみで、リユニオンを証明する結果を出すには至らなかった。


宝条に捕らえられたクラウドとザックスもこの実験の被験者となった。

既にソルジャーあり耐性のあることがわかっていたザックスはジェノバ細胞に屈せず自我が保たれたが、クラウドは自我が耐えられず精神崩壊し廃人となってしまった。宝条からすればどちらも自身の実験という意味では失敗作のため『ナンバリング無し』の扱いとなり、先述の扱いとなった。


心の弱い者はジェノバ細胞によって操られてしまうため、セフィロスはこれを利用してコピーたちを操っていた。クラウドの正体も知っていたので精神的に揺さぶりを掛け、弱ったところを洗脳していた。本当の意味で「操り人形」になってしまっていたというわけである(これがクラウドが狂った理由)。ジェノバがクラウドを人形と言ったのはそういうことなのだろう。これがクラウドが狂った理由である。

劇中でコピーの一人が「クックックッ……黒マテリア」と喋るシーンがあるが、これはセフィロスに操られていたため。クラウドが同じ台詞を発したのも同様の理由からである。


前述の通りセフィロスに操られたコピーたちは、宝条の実験など無視して竜巻の迷宮まで移動を開始。セフィロスに擬態したジェノバによってコピーたちは切り捨てられ、ジェノバ細胞は回収された。このためセフィロス・コピーとしてのジェノバ細胞を持った生き残りはクラウドのみとなった。


劇中でクラウドが「俺にもナンバーをください」と言っているのは、上記経緯のためである。この発言を聞いた宝条は嫌悪感を示したが、これは自身が「失敗作」とみなした存在だけがリユニオンの地に辿り着き、自身の理論を証明することになってしまったことへの皮肉であり、後に宝条は「失敗作ではなく成功作だった。それに気づけなかった自分のセンスのなさを痛感させられた」と語っている。


FF7Rでは、「マルカート」という名前のセフィロス・コピーが登場している。世間的には病気のため奇行を取るということになっている。その姿にセフィロスを幻視したクラウドは、動揺の余り斬りかかろうとしたがティファによって止められた。


ここまでが、クラウドの過去や失われた5年間の記憶とその後のクラウドの人格に関する真相である。


結末

自分探し

世話が焼ける彼

長らく行方不明になっていたクラウドは、ミディールの村にて廃人となって医師に保護されているところをティファたちに発見される。長い間ライフストリームを漂っていたため重度の魔晄中毒となってしまい、復帰は絶望的という診断を下されていた。行方不明になっている間にイヴァリースに飛ばされてひと騒動に巻き込まれているのだが、この時は「自らがセフィロスコピーである」という記憶を失っており、ここでもジェノバ細胞によって「ソルジャーのクラウド」に擬態した事である程度は人格が安定していた。本格的に廃人になったのはイヴァリースから帰還した後と思われる。

後にアルテマウェポンの襲撃によって地割れが起き、クラウドとティファは共にライフストリームの渦へと落下。


ライフストリーム

そこでティファはエアリスに導かれ、クラウドの精神世界に迷い込む。

ティファはザンガンに助けられたことでセフィロス・コピー化を免れた数少ない生き残りであり、ニブルヘイム事件の正確な事実を知る唯一の人間であった。ゆえに彼女はクラウドの語る過去がおかしいことに気づいていたが、クラウドを失うかもしれないという不安ゆえに口に出せなかったのであった。


しかし勇気を出したティファによって誤った記憶に対する答え合わせが行われ、クラウドは少しずつ記憶を正していく。

自分がソルジャーではなく、神羅の一兵卒に過ぎなかったこと……「特別でもない何でもないただのクラウド」であることを受け入れ、ついに「クラウド・ストライフ」としての記憶と自分を取り戻す。そして「元1stクラスのソルジャー」という甘い幻想と決別した。

こうしてクラウドは頼れる仲間として戦線復帰を果たし、セフィロスと決着をつけるべく仲間たちと共に最後の戦いに赴くのだった。

直後のイベントで犬に対して「神羅のイヌめ、お前をイヌ質にしてやる! これで戦闘員も手出しできまい」などとトンチンカンなことを言い始めることもあるのだが。(なお、実際に手出しして来なくなる)


決着

20210131 FF7  24周年

星の体内にて、ライフストリーム内で肉体を再構築した真のセフィロスと対峙する。

セフィロスの力はまさに圧倒的であり、総掛かりでも歯が立たず誰もが心を折られかけるほどだった。しかしクラウドだけはエアリスの想いを無駄にしたくないと食い下がり、それに鼓舞された仲間たちと共に決戦に挑む。

セフィロスの肉体は討ち滅ぼしたが、精神はまだライフストリーム内で健在であることに気づく。クラウドの精神もまたライフストリームへと降り、深部に佇むセフィロスと最後の一戦を繰り広げる。

クラウドの超究武神覇斬によってセフィロスは消滅。こうしてエアリスが遺した想いであるホーリーもまた解放された。


ライフストリームのエアリスの手に導かれ、クラウドの精神は肉体へと戻った。そして目の前には、同じく手を伸ばすティファの姿があった。セフィロスとの死闘の間に大空洞の崩壊が始まり、クラウドのいる足場は今にも崩れそうになっていたのだ。

ティファの手を掴むよりも早く足場が崩れてしまう……が、間一髪のところでクラウドはティファを抱え崖を掴む。

その時、クラウドは呟くように語る。「分かったような気がする」「星からの答え‥‥約束の地‥‥」「そこで‥‥会えると思うんだ」とティファに話し、いつかエアリスと約束の地で再会できる事を期待した(英語版よりsheとの発言がありエアリスである事が確定しているため)。


大空洞内でシド達が行く末を見守る中、ハイウィンドが大空洞内に落ちてきた為、そのまま地表へ脱出。直後にホーリーが発動しメテオから守る為、星を包み込む。

その後、大きな光に包まれた。その光のあとエアリスの姿がそこにあった。

500年後、レッドXIIIと思わしき犬とその子供達が荒野を駆けた道の先に、自然の一部となったミッドガルの姿があった…。


FF7終盤以降の人物像

肉体的には21歳であるが、5年間魔晄中毒にされ社会生活を遅れなかったためか、実際の精神年齢は16歳の頃から進んでいないと思われる。

ゲーム終盤で本来の自我を取り戻した後はその傾向が強く描かれ、大空洞突入前に「行こうよ、みんな」と幼めの言動を見せシドに「行くぜ!とか言えないのか」と呆れられている。蜜蜂の館に突入する時の方が力強かったなどと、当時の攻略本でも突っ込まれていた。


クラウドの本質は「クール」というより、「内向的で引っ込み思案」という方が的確である。「興味ないね」という口癖からわかるように、無口で積極的でないという根底は擬似人格と通じるものの、実際は単に内気で人付き合いが苦手な、過去の失敗に何年もとらわれ続ける不器用な青年である。

意地を張ってそれを隠そうとしていたが、最終的には自身の弱さを自覚し、それを克服する手段を模索するなど、前向きで芯の強い気質を見せることになる。

また本来は責任感が強く心優しい性格で、周囲の事にも気の利く性質を持ち合わせており、元の人格を取り戻した後、乗り物酔いでうな垂れているユフィに後述の酔わないコツを教えるなどしている。

また擬似人格の頃でも仲間の中にスパイがいる可能性がある事を知った際に「俺は皆を信じるよ」と仲間を全く疑わない発言をするなど、本来の素直な性格の一端をうかがうことが出来る(スパイの正体を知った後も当人の前で「ショックだ」と気落ちしていた)。


なお、本来の自分を取り戻してからは守銭奴的な言動はとらなくなったので、これも疑似記憶の影響だったと思われる。恐らくは神羅屋敷から脱出した後のザックスの「(生きるためには)とりあえず金だな」という台詞が影響している可能性がある。


家族と交友関係

父親はクラウドが幼少の頃に死去している(発言のみで明確な描写は無い)。

母親(FF7Rでクラウディアという名前が発覚)はクラウドが16歳の時、セフィロスによって故郷ニブルヘイムが焼かれた際に死亡した。

母親はクラウドと同様に前髪がツンツンした金髪である。リメイク版ではそんなにくせ毛というわけではない。

序盤の回想場面は疑似記憶であるが、実家に帰宅したクラウドが母親に「これ、ソルジャーさんの制服なのかい?」と尋ねられた直後に「……母さん、俺」と何かを打ち明けようとしている場面があり、後に明かされる真実からこの出来事は実際に起きており、母親にだけは一般兵にしかなれなかったことを打ち明けようとしていたと思われる(この後に断片的に描かれる母親の発言は「立派になって」「そんなんじゃ女の子もほっとかないだろ?」ととても夢破れた息子を慰めるような内容ではないため、これも疑似記憶ではないならば真相を明かさなかった可能性もある)。その際、クラウドを案じる母親は「あんたにはねぇ……ちょっとお姉さんで あんたをグイグイ引っ張っていく そんな女の子が ぴったりだと思うんだけどね」と、エアリスを指し示すようなセリフもあった。


前述通り、幼少期から内向的だったため、友達付き合いもあまりなかったらしい。

兵士時代はザックス以外にも何人かの兵士とそれなりに付き合いはあったようだが、作中であまり詳しい描写は見られない。FF7Rにおいてもエアリス救出のために神羅ビルに侵入した際、2人の神羅兵に発見され、そのうちの片方は見慣れない三人組を侵入者と思って銃を構えるが、もう片方が「お前…クラウドか!?(銃を向けている仲間に「大丈夫だ、同期のクラウドだよ!」)お前生きてたのか!死んだって噂が流れてたから俺はてっきり...ちょっと待ってろ!カンセルも呼んでくる!」と喜んでいる様子を見せるシーンがある為、同期仲は良かったものと思われる。

序盤にもクラウドを見て「お前、その剣...(ノイズ)」と何事かを(仮にも逃亡犯かつ隊長をぶちのめしたクラウドに)訝しげに尋ねようとする神羅兵がおり、直後クラウドが電車に飛び乗るとその神羅兵は他の神羅兵と違い追おうとするというより静止しようとする仕草を見せる者がいる(バスターソードは神羅兵にとってはとある事情から有名な武器)。ノイズの内容が明らかにされていない為なんと言っていたのかは不明だが、彼もまたクラウド(或いはバスターソード前任者の誰か)と面識がある神羅兵だと考察されている。

回想シーンではセフィロスと親しくしているシーンもあるが、大半は実験によって体内に仕込まれたジェノバ細胞による疑似記憶であるため、どこまでが真実かは不明。


『VII』本編では仲間になるバレットティファエアリスレッドXIIIユフィケット・シーヴィンセントシドのプレイヤーキャラクターに加え、旅の道中で出会う様々な人々と交流を深めることになる。リメイク版ではサブやモブキャラとのそれが特に深く掘り下げられており、中でもジェシーとの関係に関しては注目が高い。


身体能力

驚異的な戦闘能力は前述の経緯により会得した物ではある。セフィロス・コピーを作る処置はソルジャー化のために施すものと変わりないため、彼の肉体の状態は実際のソルジャーと全く同一である。

ただし、素の身体能力についても十二分に高かったことが窺える。

たとえば刀剣の腕に関しては『FFVII』以前から優れており、クラウドが神羅兵である頃の『BC FFVII』では、野太刀のような刀を突発的に手にして、ソルジャーと同程度の戦力を持つとされるアバランチ兵「レイブン」から勝利を得ている。

また最強の戦士であるセフィロス相手に、向こうが油断していたとはいえ、付け焼き刃で取った自分の背丈ほどあるバスターソードを使って不意打ちで倒すことに成功している。

また、ザックスを模倣素体としていた為かザックスが生前使用していた技に似たリミット攻撃を一つ会得する。

これほどの戦闘力を持ちながらソルジャーになれなかった理由は、肉体ではなく純粋に精神力の弱さで適性を欠いていたためと思われる。


戦闘以外にも、先述の通りバイク、スポーツなど何でもこなすなど能力は非常に高い。

しかし一般兵時代のクラウドは乗り物酔いが酷く、記憶が戻った後の潜水艦イベントでその姿を見られる。しかしこれも「操縦してる方が酔わないかもよ」と押し付けられる(本人も操縦している方がマシと認識している)。

しかし最終的には飛空艇も操縦しようとしており、記憶喪失時の影響もあってかある程度克服している模様。


続編では

クラウド v.セフィロス

『FFVIIAC』では、ミッドガルの外に出来た街「エッジ」で新たに開店したセブンスヘブンでバレットやティファ、バレットの養女マリン、そしてスラムの教会で出会った不治の病「星痕症候群」を患う少年デンゼルと共に暮らしていた。

メテオ災害における一連の騒動に罪の意識と責任を感じていたクラウドは七番プレート崩落の被害者でもあったデンゼルを家族として受け入れ、病を治すことが少しでも自分達のした事への贖罪になるのではないかと考え星痕症候群について調べ始める。しかし自身も星痕に発症してしまい「俺は誰も助けられない」「自分一人守れない」と絶望し、ティファ達の前から姿を消して教会で一人離れて住むようになってしまう。

そんな中カダージュたち謎の三人組が現れ戦闘となる。その後レノの依頼でタークスと生きていたルーファウスに会い、セフィロスが復活しようとしている事を知らされることに。

過去をずるずると引きずり、最後の戦いの時にはあったはずの強い気持ちを忘れてしまっていたクラウドだったが、再び揃った仲間達と共に戦う中で、カダージュ一味との戦いの中であの時の気持ちを取り戻していく。そしてエアリスの思いが生んだ力によって星痕からも解放された。

過去を再び乗り越えたクラウドはカダージュとの一騎打ちで彼を圧倒するが、ジェノバの首を取り込んだカダージュを依代にしたリユニオンによってセフィロスが復活。この星を宇宙船として「輝ける未来が約束された星」を目指すと語る。この星がどうなるかという問いに対し、クラウド次第だと語るセフィロスを止めるべく再臨した宿敵との決戦に挑む。

当初は互角に渡り合えていたが次第に旗色が悪くなり、逆転を賭けた連続攻撃も容易く捌かれ胸を、その後空中に投げ飛ばされ全身を貫かれて窮地に立たされるが、幻影として現れたザックスの激励を受けて立ち上がり、新技・超究武神覇斬ver.5によって逆転勝利を果たす。

セフィロスから元に戻ったカダージュを看取り、福音の雨が降る空を見上げるクラウド。そこに後ろから瀕死のヤズーの銃弾を受けてしまう。ボロボロの身体でヤズーとロッズに最後の一撃を喰らわせると同時に神羅ビルの爆発に巻き込まれ、生死の間を彷徨うが、よく知る2人の声が現実の世界へと返す・・・そして目を覚ました場所はスラムの教会だった。そこには「お姉ちゃん」の電話に呼ばれた仲間達とエッジの人々がクラウドを囲むように集まっていた。教会に沸いた癒しの水によりデンゼルや子供達が星痕を治していく中でザックスそしてエアリスの姿を見る。そしてエアリスは振り返り「もう大丈夫だね」と話しかけると光の中に消えていく。自分が独りじゃないことを悟ったクラウドは心からの笑顔を取り戻したのだった。


戦闘力と素質の推移

一部ネタバレ注意。ただしここまで読んだ人にはおさらいみたいなものなので気にしなくてもいいかもしれない。

動画にも述べられている通り、幼少期から肉体的な強さの素質はあったが精神面が脆弱だったためソルジャー試験に受かることができなかった。


外部出演

スクウェア・エニックスの他のゲームにも、他の『FF7』キャラと共に頻繁に出演している。


初めてのゲスト出演は、『FF7』の後まもなく発売されたファイナルファンタジータクティクスの隠しキャラとして。上記した通り、FF7後半で行方不明になっていた時期となっており、FF7のクラウド本人と考えても矛盾は殆どない(何故か誕生日が違っているが)

また、『FF7』中でもうわ言で「百億の 鏡のかけら 小さな灯火 とらわれた 天使の歌声ゼノギアス」と呟くが、これは当時未発売のゼノギアスのスタッフがお遊びで入れたもの。


エアガイツ

プレイアブルキャラクターとして登場。彼以外にもティファ、ユフィ、ヴィンセント、ザックス、セフィロスも登場している。

概ね原作通りの技を再現しているが、超究武神覇斬はその場で11回斬りつける連続攻撃になっている。剣を構えることで動作が変化するが、必殺技ゲージがものすごい勢いで減っていく。


キングダムハーツ

祝☆ソラ参戦

KH1ではオリンポスコロシアムにて、冥界の王ハデスの刺客としてソラ達の前に立ちはだかる。人探しをしており、その条件と引き換えにハデスに協力したとのこと。

ハデスからは「亡者より陰気な奴」と言われてしまっている。

EDではホロウバスティオンでエアリスと再会。FF7のストーリーとも相まって、感慨深いシーンとなった。


KH1FMでは裏ボスとして追加されたセフィロスとの再会時に「やっと会えたな」「俺も探していた」という会話が生まれることから、彼が探していたのはセフィロスかと窺える。

KH2ではホロウバスティオンにてソラ達と再会。自身の闇が具現化した存在であるセフィロスをなおも探しており、決着を望んでいる。セフィロス・コピーである彼がセフィロスのコピーを生み出したのは一種の皮肉である。


ドナルド・ダックからは「クラウドの方が闇っぽいよね」と辛辣なことを言われてしまうが、クラウドは「だとしたらセフィロスのせいだ」と返している。

街に大量のハートレスが攻め込んだ際には、レオン(スコール)、ユフィティファと共にソラに加勢してくれる。

ソラに対して「キーブレードに選ばれし者、羨ましい限りだ」と発言するシーンがある。


KH1では鋭い爪の籠手に赤マントという、ヴィンセントのデザインをミックスしたような衣装となっている。バスターソードは包帯のような布でぐるぐる巻きにされており、超究武神覇斬を発動した際には背中に片翼が現れる。この衣装のクラウドは「クラウド(アナザーフォーム)」と呼ばれ、DISSIDIA FINAL FANTASYにも参戦している他、フィギュア化もされている。


大乱闘スマッシュブラザーズ

「こんな日が来るとは思わなかったな。」


第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。


コンセプトは「パワーとリーチを兼ね揃えたソードファイター」。

剣を持つファイターの中で数少ない飛び道具を持っている。全スマッシュ攻撃や空中攻撃のふっとばし力が高く、撃墜手段が多い。そして走行速度、空中移動も速いため機動力も高い。


最大の特徴は「リミットゲージ」。

このゲージは攻撃を与えるかダメージを受けると少したまる他、下必殺ワザ「リミットチャージ」で任意でためる事が出来る。

そして満タンになると「リミットブレイク」が発動し、大幅なパワーアップを遂げる。


詳しい解説はクラウド(ファイター)を参照。


妖怪ウォッチぷにぷに

三周年記念としてパズルゲーム妖怪ウォッチぷにぷにと基本無料版配信記念でディシディアファイナルファンタジーNTがコラボ。クラウドも参戦する事が明らかとなった。

ログインボーナスでSランクのクラウドが無料で貰える。さらにガシャで低確率で出るエアリスのリボンを入手して合成すればZランク(level60まで上げられる、攻撃力が素で1000を超える)のLBクラウドへ進化させることが出来る。コラボキャラのZランク妖怪は彼が最初。

種族はイサマシ族で必殺技は凶斬り。LBクラウドの必殺技はもちろん超究武神覇斬。


ちなみに好物は牛乳となっているが、ウィスパーが妄想で決めたものである。


関連タグ

クラウド エアリス・ゲインズブール バレット・ウォーレス ティファ・ロックハート

ユフィ・キサラギ シド・ハイウインド ヴィンセント・ヴァレンタイン ザックス・フェア

deadfantasy


カダージュ


セフィロス


神羅 ルーファウス神羅

タークス レノ ルード ツォン イリーナ


巨大武器 バスターソード Gバイク FF7 FF7AC

ディシディア DDFF 超究武神覇斬

カップリング・コンビ・その他

クラティ クラエア クラユフィ 24710 お天気トリオ


ロック・コール:前作の主人公の一人。想い人が吊り橋から落ちるのを助けられず記憶喪失にさせてしまい、彼女の父親に責められたり、以後も心の傷を抱えたりするなど幼少期のクラウドのモデルとなっている。こちらはクラウドとは違い、記憶を失った彼女から本当に責められている。


スコール・レオンハート:次回作の主人公。冷静一択でない点や武器、血液型が一致している。


エスーシャ:クラウドをモチーフにしたキャラ。セリフ、技、FFなど意識しているがSONYモチーフのノワールとの絡みはあまり無い。


ウォン・フェイフォン(フェイ):ユーザーから裏FF7と呼ばれるゼノギアスの主人公。


セルジュ(クロノクロス)クロノクロスの主人公。クラウドとフェイのオマージュキャラ。「母親と二人で村に暮らしている」「一般人だが実は特別な存在と接触して異能を持つ(大怪我をしていたが接触と引き換えに治癒した)」「奥手な幼馴染から『記憶が混乱して自分を別の誰かと思い込んでいる』と言われる(幼馴染とは過去にある約束をしており、好意を持たれている)」「物語終盤で本当の自分を取り戻す(クラウドは精神面だったが、セルジュは肉体的な意味で)」など類似点が見られる。また序盤で宿敵から手を差し出され誘いを掛けられるなどFF7Rのクラウドと同じことをされている。


サラ・キッド・ジール:クロノクロスのヒロイン。「幼少期に家族を殺され住処を焼き払われた金髪の少女」「劇中で敵とも味方とも付かぬ異常な言動を見せる」「本来の自分を見失った状態となり、あるアイテムを用いてラスボスに協力し世界を危機に晒す」と言った点が類似。


ニア(ゼノブレイド2)ゼノブレイド2の登場人物。クラウドと似通った設定の持ち主。


冨岡義勇鬼滅の刃の登場人物。剣士及び中の人を始め、過去や境遇など共通点が多い。


ギネス:『ゲーム史上最も有名なゲームキャラクターランキング第5位

全FF大投票:好きなキャラクター部門第1位


←6.ティナ・ブランフォードほか13名7.クラウド・ストライフ→8.スコール・レオンハート

外部リンク

FF用語辞典内【クラウド・ストライフ】/FF7

Cloud (Final Fantasy)

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