ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

メトロン星人ナイゲルの編集履歴

2022-11-12 13:57:10 バージョン

メトロン星人ナイゲル

めとろんせいじんないげる

『ウルトラマンデッカー』に登場するメトロン星人の一人。

データを重んじ、ルールを厳格に適用する事。それが私の責務だ


CV:甲斐田裕子

スーツアクター:新井宏幸


データ

身長2m
体重150kg

概要

ウルトラマンデッカー』に登場した、TPU内部調査局の局長を務めるメトロン星人

TPU所属のメトロン星人はマルゥルに続いて2人目だが、彼と面識があるのかは不明(一応、マルゥルの方はナイゲルの事をその人柄も含め、知っている模様)。

カナタも当初は『成長したマルゥル』と勘違いして馴れ馴れしく話しかけてしまい、後でカイザキ副隊長から叱られている。


上述のカナタから馴れ馴れしい態度を向けられた際にも何だね?君は?と訝しげながらも冷静な態度を崩さず、何事も規則やデータ上の計算結果に基づいた判断や処置を執るなど、良くも悪くも感情を排した行動に徹する厳格な人物で、特務3課のホッタをはじめ、職員達からは「めちゃくちゃ恐い」と恐れられている模様。

局長という重職を任されたのもその感情に流されない調査を行う人柄故である(前例前例だけに、彼女のように冷徹さを持つ人物も必要だったとも言える)。

一方で、誤認捜査だった時には素直に非を認める潔さも持つなど、根は決して悪人ではない。

メトロン星人「ナイゲル」

また、生真面目な反面、彼女なりに音楽に拘りがある芸術肌な一面もあり、ハネジローに緊迫する場を鎮める為に音楽を流すように命令した際にヘヴィメタルを流されると頭を押さえて悶絶し、クラシック音楽に変曲させると指揮者の如く手を動かし、ご満悦な様子だった。


活躍

第17話「過去よりの調べ」に登場。


第14話で組織内から(二人目の裏切り者が現れたという事態を受け、GUTS-SELECTムラホシ隊長に対して異星出身の裏切り者の協力者という疑惑をかけ、その真偽を確かめるべく、側近の地球人の男性(演:山本修夢)を従えてナースデッセイ号へ来訪。


取り調べの中で、10年前、ムラホシが当時在籍していたTPU特殊部隊での任務(前作のテレビシリーズ本編でのメツオロチ戦での裏側で行われたヒュドラム討伐作戦)を放棄したことで作戦失敗させてしまい、ムラホシは『現場に取り残された民間人の少年を救出していた』と主張するも、肝心の救助した少年がいなくなってしまった事で立証する事ができず、最終的に一ヶ月の謹慎処分を下されてしまった事案から、あの一件は標的を失敗のフリをして逃したと疑惑が発生。

さらにこれまでの異星人達への寛大な措置を行なっていた件も、見ようによっては、異星人への過度の肩入れとも言えてしまい、これらの過去の実績のデータによる判断に基づいて、彼への嫌疑をより一層強めていく。


だが、その最中に突如ゴメス(S)が出現、カイザキ副隊長はGUTS-SELECTは出撃を要請するも指揮権を持つ隊長不在では認められないという上層部の意向に従い、首を縦に振らず、加えてゴメスの進行先にあるコミエシティは対怪獣災害モデル都市でありGUTS-SELECT不在でも迎撃できると高を括る。

だが、ゴメスは想定以上の力を持っており防衛システムを突破、街への侵入を許してしまう。


しかし実は、かつて隊長が助けた少年とは幼少時代のリュウモンだったと判明。彼はあの事件のすぐ後に街を離れてしまい、TPUもヒュドラム討伐任務放棄の証拠が探せなくなっていたのが真相であった。

これにより疑いが晴れたGUTS-SELECTは出撃許可が降り、デッカーとの共闘でこれを撃破。


事件解決後、隊長にあらぬ嫌疑をかけた事を謝罪すると共に、GUTS-SELECT隊員達を称賛。

ムラホシの方も、ナイゲルは内部調査局としての責務を果たそうとしたとして恨んでいないようであり、ナイゲルもムラホシ隊長の異星人への寛大な措置については追及することもなかった為、両者は完全に和解した。


第18話「総集編 テラフェイザーの脅威」では直接登場していないが、技術部・特務3課のホッタ・マサミチにも、ムラホシ同様に「アガムスの協力者」の嫌疑をかけて、厳しく取り調べたらしく、最終的にホッタがシロであると判ると「すまなかったね。君は唯の冴えない地球人だった」と言って解放してくれたらしい。


余談

演者の甲斐田女史が特撮作品に出演するのはこれが初。

また、同氏にとっては割と貴重な人外キャラでもある。


女性的なフォルムが特徴的であるメトロン星人であるが、女性のメトロン星人が登場するのは『平成ウルトラセブン』以来2度目であり、通常TVシリーズでは初の事となる(ただし、カナタ役の松本大輝氏曰く、ナイゲルは女性でも男性でもないとの事で、三人称は「彼となっているが、果たしてそれが公式設定であるのかは定かではない。しかし、実際に劇中でも登場人物達がナイゲルの事を話す際には、「彼女」といった明確に女性であると認識させる用語を用いていない)。


第17話が放送された月は、奇しくも『ウルトラセブン』でメトロン星人が初登場した第8話「狙われた街」が放送された時と同じ11月であり、実に55年目となる。


かつてマルゥルも自分のチームの隊員を尋問した事があったが、あちらは従来のメトロン星人らしいちゃぶ台の置いてある和室だったが、こちらはきちんとした取調室のような場所で尋問をしていた。


ナイゲルの側近を演じた山本修夢氏は、過去に『ウルトラマンタイガ』第6話にて佐々木カナの上司役や『ウルトラ銀河伝説』のウルトラマン80の声(山本修名義)で出演した事がある。


関連タグ

ウルトラマンデッカー メトロン星人 ウルトラ怪獣


メトロン星人タルデ:『ウルトラマンオーブ』に登場したメトロン星人の同族。こちらは悪役である惑星侵略連合の一員で、オーブと戦った放送日が「狙われた街」と同じ11月19日である。


シキ査察官:『ウルトラマンメビウス』に登場した防衛組織の内部調査や人事介入を担う政府の役人。ナイゲル同様に任務に対する姿勢は冷徹な反面、潔さも併せ持っている。こちらは地球人。


シルヴィア・シャーウッド:同じく甲斐田女史が演じている、『デッカー』と同時期に放送中のアニメの登場人物。少し毛色が異なるが、所属部署や主人公の一人との立場上の関係、言動などからナイゲルと共通するものを感じた視聴者も少なくなかった。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました