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HYDRA(MARVEL)の編集履歴

2023-02-07 13:48:23 バージョン

HYDRA(MARVEL)

まーべるのひどら

MARVELコミックに登場するテロ組織。

※pixivの検索結果「HYDRA+MARVEL」「ヒドラ+MARVEL」「ヒドラ+マーベル


概要

MARVELコミックに登場する、国際的な組織力を有するテロリスト団体。

映像化作品を含めて細かい点は異なるが、「ナチス・ドイツにルーツを持つ」「世界征服を企む」のは共通している。


名前の由来はギリシャ神話の怪物・ヒュドラ。その名に違わず、「頭を1つ切り落とされても、そこに2つの頭が生える」=「例え倒されても、すぐに復活する」がモットー。

1965年の初登場以降、主にキャプテン・アメリカの宿敵として描かれている。


組織のシンボルはタコ骸骨を合わせたようなマーク(メイン画像参照)。テーマカラーは緑。


挨拶・掛け声は"HAIL HYDRA!!"

日本語訳ではそのままカタカナ表記に直した「ハイル・ハイドラ!!」、または『HAIL』の部分を日本語に意訳した「ヒドラ万歳!!」と表記される。

また、一般兵士等がこの掛け声を叫ぶ時は、拳を握った両腕をばんざいするように掲げるナチス式敬礼に良く似たポーズを取る(相違点は、掲げるのが『手刀を伸ばした片腕』(ナチス式敬礼)か、『拳を握った両腕』(ヒドラ式敬礼)かの部分だけ)。


なお組織名としてのカナ表記は「ヒドラ」の方が多いが、一部邦訳コミックでは英語の発音に近い『ハイドラ』と表記される事もある。


来歴

厳密には第二次大戦よりもさらに昔の、記録に残る範囲では古代エジプトに遡る。

爬虫類型宇宙人の地球侵略に対し、宰相イムホテップは当時のムーンナイトエン・サバー・ヌールと協力してこれを撃退。

戦利品の盾と槍をそれぞれ「ブラザーフッド・オブ・シールド(the Brotherhood of the Shield)」「ブラザーフッド・オブ・スピアー(the Brotherhood of the Spear)」という組織で管理することになるが、宇宙人の遺した悪性によって、スピアーは現代のS.H.I.E.L.D.に繋がるシールドに「獣」と呼ばれるまでに腐敗。人間社会のあらゆる分野に"多頭の蛇"のように染み込んでいった。


シークレット・インベージョン』後のニック・フューリーの調査で、S.H.I.E.L.D.の創立など、各国の組織にも深く関わっていたことが判明している。


メンバー

当時のナチス将校。「ブラザーフッド・オブ・スピアー」とトゥーレ協会、さらに忍者集団「ザ・ハンド」など複数の枢軸国の秘密結社を合体させ、現在のヒドラの原形を作った。


  • バロン・ストラッカー(Baron Wolfgang von Strucker)

元ナチス将校にしてリーダー「シュプリーム・ヒドラ(Supreme HYDRA)」の1人。レッドスカルから奪う形で掌握し、世界征服を目指したが死亡。

その後も何度か復活している、組織のモットーを体現したような男。


お抱えの科学者。


  • マダム・ヒドラ

筆頭の女性工作員が襲名するコードネーム。


  • オフィーリア・サーキシアン / ヴァイパー(Ophelia Sarkissian / Viper)

Madame Hydra - マダムハイドラ

初代マダム。人体実験で毒を操る能力を得た。


2代目マダム。S.H.I.E.L.D.のエージェントだったが、スパイだったことが発覚している。


  • エリサ・シンクレア

『Secret Empire』で登場した3代目マダム。


関係者

  • アンドレア・フォン・ストラッカー
  • アンドレアス・フォン・ストラッカー

ストラッカーの双子の姉弟。詳しくはコンビ名の「フェンリス」を参照。


科学部門が独立した派生組織。


元ナチスの科学者。ストラッカーの死後に起きた内部争いで、派閥の1つを率いていた。


Captain Hydra

2017年の『Secret Empire』にて洗脳され、「キャプテン・ヒドラ」として暗躍した。


MCU

映画第6作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』から登場。


元はナチス・ドイツ配下の極秘研究機関だったのだが、トップのヨハン・シュミット / レッドスカルが四次元キューブのエネルギーの利用に成功した事により、組織ごとナチスから離反

連合国でも枢軸国でもない、第三勢力として全世界に宣戦布告した。


だがキャプテン・アメリカの活躍によって各地の秘密基地を潰され、最終的に首領であるレッドスカルもキューブの力で地球外に強制転移してしまい、組織としてのヒドラは壊滅した……………。


しかし、戦後すぐから残党が水面下で暗躍し、戦後70年間にかけて世界中でメンバーやシンパを増やし、世界情勢を操っていた事が『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』にて発覚。

21世紀の現在ではヒーロー達の味方である筈のスパイ組織S.H.I.E.L.D.の内部にもメンバーが潜入し、国際的影響力を有した一大勢力へと変貌していた。


S.H.I.E.L.Dを密かに乗っ取り、自分達の邪魔になる可能性がある人物を抹殺する「インサイト計画」を実行しようとするも、キャプテン・アメリカの活躍によって計画は失敗。

更にS.H.I.E.L.Dとヒドラの機密情報をインターネットで公開されてしまい、その存在が白日の元に晒されて各地で大半のシンパやメンバーが逮捕される結果となった。


スピンオフドラマ『エージェント・オブ・シールド』では、数千年前にクリー人の実験によって強力なインヒューマンズへと変貌し、地球から追放されたアルベウス / ハイヴを迎え入れるための研究機関であった、という起源が語られた。

曰く、レッドスカルは自分の理念に走っただけとのこと。


構成員


  • ハインツ・クルーガー(Heinz Kruger)

『ザ・ファースト・アベンジャー』に登場。国務省のフレッド・クレムソンとして「戦略科学予備軍」SSRに潜入していた。


  • スターン(Stern)

アイアンマン2』で初登場した上院議員。


  • ジャスパー・シットウェル(Jasper Sitwell)

マイティ・ソー』『アベンジャーズ』に登場したS.H.I.E.L.Dのエージェント。

禿頭と眼鏡が特徴で、友人のフィル・コールソンとはよく行動を共にしていた。


コミックではニック・フューリーの忠実な部下。


S.H.I.E.L.Dの精鋭部隊「S.T.R.I.K.E.」の隊長。というよりメンバー全員がスパイだった。


  • バロン・ストラッカー

『ウィンター・ソルジャー』のポストクレジットシーンで初登場。リーダーであり科学者。

一斉検挙からは逃れており、ソコヴィアの施設で、ジャスパー経由で手に入れた「ロキの杖」を用いた人体実験により、ワンダピエトロの姉弟を改造した。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』冒頭にて受けたアベンジャーズの襲撃からも逃れるが、その後ウルトロンに殺害された。


  • ミッチェル・カーソン(Mitchell Carson)

アントマン』に登場した幹部。S.H.I.E.L.D.の元幹部でもあり、ハンク・ピムとはその頃からの知り合い。

彼の弟子にあたるダレン・クロスの開発した「クロス粒子」やそれを利用したスーツ「イエロージャケット」を得るために向かった取引現場で、それを妨害しに現れたスコット・ラング / アントマンと自らスーツを着て迎撃したダレンとの戦いに巻き込まれるが、クロス粒子を手に逃亡に成功している。


  • ヴァシリー・カルポフ(Vasily Karpov)

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場。1990年代にロシア軍に潜入しており、当時「ウィンター・ソルジャー」だったバッキー・バーンズに任務を与えていた。

現代、バッキーに関する情報を狙ったヘルムート・ジモに襲われ拷問を受けるが、口を割らずに死亡。ノートを持ち去られた。


その他メディア

アマルガム

DCコミックとのクロスオーバーでは、レッドスカルとレックス・ルーサーを合体させたアレクサンダー・ルーサー / グリーン・スカルが創設者兼リーダーとなっている。


Nick Fury: Agent of S.H.I.E.L.D.

ニック・フューリーを主人公とした1998年放送のテレビ映画で、ヴィラン組織として登場。


アルティメットスパイダーマン

アーニム・ゾラを筆頭にバロン・モルドマイケル・モービウスらが所属。

ドクター・オクトパスと手を組み、シンビオートのようなシンセゾイド「スパイダー・スレイヤーズ」を造り出してスパイダーマンを苦しめた。


ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ

レッドスカル率いるヴィラン集団で、「マスターズ・オブ・イーブル(MoE)」を従えている。


フューチャー・アベンジャーズ

同じくレッドスカルがリーダーだが、こちらではMoEと協力しつつ裏では成果を独占しようとしている。


関連タグ

MARVEL キャプテンアメリカ MCU

ナチス テロリスト 秘密結社


ショッカーブラックゴーストギャラクター黒十字軍:日本発の作品における悪の組織の代表例。特にショッカーとは「ナチスドイツにルーツを持つ」「組織の首領の素顔が異形」「人間を改造した兵士が主戦力」などの共通点がある。

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