概要
常磐線の輸送改善用として209系電車を基本に設計した車両で、常磐線の交流電化区間では初の4扉車である。
現在では主に常磐線土浦以北と水戸線で運用されている。
余談
京浜急行電鉄2100形と並んでシーメンス社製の通称・歌うインバータことドレミファインバータを搭載した車両として有名であったが、機器更新により歌わなくなってしまった。
土浦以南から撤退した理由は後輩のE531系登場や自身のシーメンス製インバータのメンテナンスの難かしさにもよるが、最大の理由はトイレが無いことである。さすがに上野~土浦間でトイレ無しは拷問に等しかったのであろう。土浦以北に転用の際には機器更新と同時にトイレを取り付けた。