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グラグラの実の編集履歴

2023-10-13 12:59:08 バージョン

グラグラの実

ぐらぐらのみ

『ONE PIECE』に登場するアイテム・悪魔の実の一つである。

概要

種類超人系
特性振動・震動(※地震
概要
  • 振動を起こし、操ることができる
  • より強い振動を起こせば、周囲を震動させることができる
能力
  • 体の内部から振動を起こせば、ヒエヒエの実の能力による氷などで拘束されても、破壊して脱出することができる
  • 強い振動として発揮すれば、地震を引き起こす(誘発させる)ことができる
    • 猛烈な振動を起こすほどの膨大な能力として発揮すれば、巨大地震を引き起こすこともできる
      • 海の付近で行使すれば、大津波を引き起こすこともできる
      • 大規模な海震として発揮することで、海を歪ませることができる
  • -
    • 海などの大量の水が存在する環境で使用すれば、津波を引き起こすこともできる
-
  • 大気にヒビを入れることで、振動(震動)による衝撃波を生み出すこともできる
  • 自身の体の一部や武器に振動(震動)を纏わせることで、強力な攻撃として繰り出すこともできる
  • 空間そのものを掴み、陸・海・空の全てを揺らすことで、島や海を大きく歪ませて傾かせることもできる
弱点
  • グラグラの実は超人系の中で最強クラスのポテンシャルを秘めているため、膨大な能力として扱うと際、能力者の実力と扱い方・能力を扱う場面次第では、能力のコントロールに注意する必要がある
    • 能力の力の扱い方が分からず、コントロールしきれていない状態で扱うのは非常に危険である
    • 海の付近・火山地帯となっている場所で人が多数いる環境で扱うと、不測の事態を招き、二次災害を誘発する懸念がある
(実の形等は不明)
(実の色は不明)
備考
  • 能力の強大さに「世界を滅ぼす力」と称されている
  • 超人系の悪魔の実の能力の中でも最強と呼ばれ、自然系にも引けを取らないほどの高いポテンシャルを持つ能力である(種類が自然系ではない理由は、「能力者=地震そのもの※」ではないから)

※「地震」は本来、地下の岩盤が急激にずれ動く現象を指す言葉で、揺れ自体を指す言葉ではない(地面の揺れ自体を指す言葉は「地震動」と呼ぶ)。そのため、「地震」という特性は、グラグラの実の能力の性質と明らかに適していないのだが、作中では「地震人間」と呼ばれたりするなどの「地震」と呼ぶ描写が多いため、一応『特性』の覧にも記述している。

しかし、一般的に使用されている「地震」は、大地の揺れのことを指す言葉として知れ渡っている上、作中においてグラグラの実は、大地が震動する描写が目に付くので、自然と「グラグラの実=地震そのもの」と認識されてしまうのは無理はないだろう。



超人系の悪魔の実の1つで、食したものは振動を操る「振動人間」となる。


ただ作中では四皇白ひげエドワード・ニューゲートや“黒ひげマーシャル・D・ティーチのように大地や海を大きく揺らすほどに実の能力を引き出す能力者だったため、「震動人間」と呼称される(実際にSBSでは、「震動人間」と別の呼称として明記されていた)。

当初の能力者だった白ひげはその規格外の強さから「地震人間」とも呼称された。


超人系の中でも最強の攻撃力を有すると言われ、四皇クラスの実力者が使用すれば歴史に残る巨大地震に匹敵する程の規模(最低でもマグニチュード8前後以上の規模)の震動を起こす。

 

能力により大気にも触れることができるようになり、大気を殴りつければ大気にヒビをいれ、その振動は圧倒的な「衝撃波」となってかけめぐる。ただし空気の振動とはすなわち音であるため、ナギナギの実能力者には無効化される可能性がある。


の付近で能力を行使すれば、島一つをあっさり沈めることが可能な大津波を引き起こし、大地を殴れば、底の見えない巨大な地割れが発生する。

大気に触れられることを応用し、つかんだ大気をたたきつければ、島や海を丸ごと傾かせる(一瞬、天地がひっくり返ったと錯覚するほど)こともできる。

劇中では周囲の海ごと島一つを大きく傾ける程度だったが、ゲーム作品などでは一瞬ながらも本当に天地がひっくり返り、敵が「空に落ちていく」というとんでもない光景を目にすることもできる。


また、振動を直接相手の体に叩き込んだり、武器に纏わせ、一気に開放し巨大な衝撃波を生むことも可能。

直撃すればどんな武装も意味を成さずに破砕され、巨人族の海軍本部中将すらも一撃で沈んでしまう。

たとえ拘束されても海楼石などで能力を封じなければ、内側から振動を起こすことで、拘束具は振動の力に耐えきれず破壊されてしまう


しかし、どんな能力も使い手が能力を使いこなせるだけの力量・技術などが伴って多くの使用幅を広げているからこそ、能力もより強力な使い方ができる程に昇華されていることが殆どで、能力者当人の力を超越するようなより力の大きい攻撃を繰り出すには、それをコントロールできるだけの力が必要となる

このことから、使用者が実力者であったからこそ、上記のようなより強大な力(振動どころか震動の力)になったと言える。

また、絶大な破壊力と影響範囲のため、使いどころを間違えると味方にまで甚大な被害が及んでしまうのも欠点。


能力者

当初は”世界最強の男”と呼ばれた四皇白ひげエドワード・ニューゲートが能力者だった。

白ひげ本人の規格外な高い戦闘力も相まって、マリンフォード頂上戦争では「世界を滅ぼす力」と呼ばれる程にまで磨き上げられていた。

しかし、老齢・持病による身体の限界、更に"黒ひげ"マーシャル・D・ティーチによる集中攻撃が致命傷となり戦死

グラグラの実の能力者は姿を消したかに見えた。

だが、黒ひげは白ひげの遺体とともに黒い布の中にこもり、出てきた途端にグラグラの能力を披露。

このため、グラグラの実は作中で初めて2人以上の宿主が描写された悪魔の実となり、悪魔の実のメカニズムを読者が知る上で重要なヒントを与えた実となっている。


覚醒しているのか?

悪魔の実の能力には覚醒という段階があり、超人系の場合は自身の能力が周囲に影響を及ぼすようになる。

例としては

実の名前基本能力覚醒能力
イトイトの実自身から糸を生み出す。周囲の物体を糸に変える。
モチモチの実自分の体を餅に変える。周囲の物体を餅に変える。
ジキジキの実磁力を操る。相手に磁力を付与する。

仮にグラグラの実の基本能力が「振動を伝える能力」で、覚醒能力が「物体を傾ける能力」なのだとすれば、能力を一度も使ったことのない黒ひげが最初から使えることに矛盾が生じる。

事実、黒ひげが島や海を傾かせたときは、それを完全にコントロールできるだけの力を有していなかった。

一度覚醒した能力は、他者が引き継いでも覚醒能力まで使えるということなのか?

「衝撃波」に関しては発生していないことも多くあり、黒ひげが能力者になった際には発生している描写が一つもないため、覇気の技術による白ひげ本人の覇気であった可能性もある。


ただ、全盛期はロジャーと互角に戦えた(ロジャーの死後は名実ともに世界最強の大海賊だった)白ひげが、『悪魔の実の覚醒というステージに到っていない』とは考えにくいため、作中で描写されたいずれかの描写が『覚醒』によるものか、あるいは『老齢のために全力で戦えていないため、悪魔の実の覚醒を引き出せなくなっている』かのどちらかだと思われる。


余談

東北地方太平洋沖地震による影響

アニメ版でこの実の能力が初登場した当時、近畿広域圏を放送域としていた関西テレビは、フジテレビ系主要局同時ネットから丁度1週遅れで同番組をネットしていた。

ところが、2011年3月11日に東日本大震災が発生。フジなど最速局ではこの放送が行われた後だったのに対し、関西テレビではちょうど3日後に放送を控えた状態で震災を迎えた……。

当然翌日曜日は全局で放送が延期となったものの、この実の能力があまりにダイレクトに直近の災害とリンクしてしまうことになってしまったため、関西テレビでは翌々週以降も放送期間を出来るだけ先延ばしすべく特別編を一定期間放送。

その結果最速局から6週にも及ぶ遅れが発生してしまい、長らくこの遅れが解消されなかった。

翌2012年8月に夕刻以降の時間を利用して当初遅れ分の5話を一挙放送し震災以前の1週遅れに戻したあと、2016年春の番組改編時期を利用して1時間放送を実施し、最速系列局との同時ネットに復帰。

この時の遅れを挟み、2006年10月の朝ローカルセールス枠以降以来9年半ぶりに最速系列局への復帰となった。


歴史に残る巨大地震の大きさ

歴史に残る巨大地震の規模はM8クラス以上のことを指すことが多く、震源域(岩石の破壊範囲)は数百km以上に及び、スーパーサイクルのようなM9クラスになると地震波が地球を数周以上する(数十万km駆け巡る)程巨大

実際に東北地方太平洋沖地震の震源域は南北約500km・東西約200kmに及んでおり、およそ10万㎢にわたって破壊が及んだ。

また、地震の力はM7とM9は一見すると差がそこまでないように思えるが、実はM2違うだけで1000倍近くもエネルギーに差がある

ここでも大津波を引き起こすほどの巨大地震の凄まじさが窺える。




関連タグ

ONEPIECE 悪魔の実 超人系

エドワード・ニューゲート マーシャル・D・ティーチ

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