頂上対決
舞台は関西
概要
2005年以来18年ぶりにセ・リーグで優勝した阪神タイガース(岡田彰布監督)と、3年連続でパ・リーグで優勝し日本シリーズに駒を進めたオリックス・バファローズ(中嶋聡監督)が対決する。
両球団は共に関西をホームタウンとし、戦前から85年以上の歴史を持つ老舗球団であるが、前身の大阪タイガースや阪急ブレーブス時代にも日本シリーズでの対戦は今まで一度もなかったため、意外にも今回が初顔合わせとなる。また、阪神の本拠地の最寄駅は甲子園駅、オリックスの本拠地の最寄駅はドーム前駅…といずれも阪神電気鉄道沿線にあることから、「阪神なんば線シリーズ」とも呼ばれている。
また、どちらもシーズン中、2位に10ゲーム以上の大差をつけての優勝を果たしており、そういった点からもファンや関係者からは大変大きな注目を集めることにもなった。
出場選手
阪神タイガース
首脳陣
役職 | 背番号 | 名前 |
---|---|---|
監督 | 80 | 岡田彰布 |
ヘッドコーチ | 78 | 平田勝男 |
投手コーチ | 88 | 安藤優也 |
バッテリーコーチ | 83 | 嶋田宗彦 |
打撃コーチ | 77 | 今岡真訪 |
打撃コーチ | 73 | 水口栄二 |
内野守備・走塁コーチ | 81 | 馬場敏史 |
宇野守備・走塁コーチ | 74 | 藤本敦士 |
外野守備・走塁コーチ | 96 | 筒井壮 |
投手
背番号 | 名前 | 投打 |
---|---|---|
13 | 岩崎優 | 左左 |
14 | 岩貞祐太 | 左左 |
15 | 西純矢 | 右右 |
16 | 西勇輝 | 右右 |
17 | 青柳晃洋 | 右右 |
18 | 馬場皐輔 | 右右 |
27 | 伊藤将司 | 左左 |
35 | 才木浩人 | 右右 |
37 | 及川雅貴 | 左左 |
41 | 村上頌樹 | 右左 |
46 | 島本浩也 | 左左 |
47 | 桐敷拓馬 | 左左 |
49 | 大竹耕太郎 | 左左 |
50 | 富田蓮 | 左左 |
54 | 加治屋蓮 | 右右 |
64 | 岡留英貴 | 右右 |
65 | 湯浅京己 | 右右 |
69 | 石井大智 | 右右 |
98 | コルテン・ブルワー | 右右 |
99 | ジェレミー・ビーズリー | 右右 |
捕手
内野手
外野手
オリックス・バファローズ
首脳陣
役職 | 背番号 | 名前 |
---|---|---|
監督 | 78 | 中嶋聡 |
ヘッドコーチ | 88 | 水本勝己 |
投手コーチ | 72 | 平井正史 |
投手コーチ | 75 | 厚澤和幸 |
打撃コーチ | 83 | 小谷野栄一 |
打撃コーチ | 79 | 辻竜太郎 |
内野守備・走塁コーチ | 77 | 梵英心 |
外野守備・走塁コーチ | 81 | 田口壮 |
バッテリーコーチ | 87 | 斎藤俊雄 |
投手
背番号 | 名前 | 投打 |
---|---|---|
11 | 山﨑福也 | 左左 |
13 | 宮城大弥 | 左左 |
16 | 平野佳寿 | 右右 |
17 | 曽谷龍平 | 左左 |
18 | 山本由伸 | 右右 |
19 | 山岡泰輔 | 右左 |
26 | 斎藤響介 | 右右 |
29 | 田嶋大樹 | 左左 |
35 | 比嘉幹貴 | 右右 |
45 | 阿部翔太 | 右左 |
46 | 本田仁海 | 右左 |
52 | 横山楓 | 右両 |
56 | 小木田敦也 | 右右 |
57 | 山田修義 | 左左 |
58 | ジェイコブ・ワゲスパック | 右右 |
63 | 山﨑颯一郎 | 右右 |
95 | 東晃平 | 右右 |
96 | 宇田川優希 | 右右 |
捕手
内野手
背番号 | 名前 | 投打 |
---|---|---|
3 | 安達了一 | 右右 |
5 | 西野真弘 | 右左 |
6 | 宗佑磨 | 右左 |
8 | マーウィン・ゴンザレス | 右両 |
9 | 野口智哉 | 右左 |
10 | 大城滉二 | 右右 |
24 | 紅林弘太郎 | 右右 |
30 | 廣岡大志 | 右右 |
40 | レアンドロ・セデーニョ | 右右 |
53 | 宜保翔 | 右左 |
67 | 中川圭太 | 右右 |
外野手
試合結果
☆は勝利投手、★は敗戦投手を示す。
第1戦 10月28日(土) 京セラドーム大阪
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 | 8 |
オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
- 【投手】
オリックス:山本★-山田-ワゲスパック-山岡-阿部
阪神:村上☆-加治屋-岩貞
- 【本塁打】
オリックス:なし
阪神:なし
戦評
阪神が山本を攻略して快勝。
オリックスはエース山本がまさかの6失点KOと誤算。打線も阪神投手陣の前に僅か2安打に抑えられた。
第2戦 10月29日(日) 京セラドーム大阪
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
オリックス | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | X | 8 |
- 【投手】
オリックス:宮城☆-宇田川-山﨑颯-小木田
阪神:西勇★-ビーズリー-岡留-島本-加治屋
- 【本塁打】
オリックス:なし
阪神:なし
戦評
オリックスが前日とスコアを逆転させて勝利。
3回に先制点を挙げると、4回には集中打で西をKO。7回には満塁のチャンスを作り、ゴンザレスが走者一掃の3点二塁打を放った。
先発の宮城が6回無失点と試合を作った。
阪神は西が古巣相手に4失点KO。前日には13安打放った打線も4安打に抑えられた。
第3戦 10月31日(火) 阪神甲子園球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オリックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 |
阪神 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 |
- 【投手】
阪神:伊藤将★-ブルワー-岩貞-石井-桐敷
オリックス:東☆-小木田-山岡-宇田川-平野S
- 【本塁打】
阪神:なし
オリックス:頓宮1号(4回)
戦評
オリックスが接戦を制した。
1点を追う4回に頓宮が同点ソロを放つ。5回には廣岡の三ゴロ間に1点を挙げて勝ち越し、宗の2点適時打で3点を挙げた。
6回には若月の犠飛で追加点を挙げ、その後はピンチを招くも宇田川、平野の勝ちパターンで逃げ切った。
阪神は2回一死一・三塁のチャンスに坂本の二ゴロの間に先制点を挙げるも追加点がなかなか挙げられず。
7回に中野の三ゴロ間と森下の2点適時打で3点を返したが、あと一本が出ず。
9回には平野を攻めて二死ながら一・二塁とサヨナラのチャンスを作ったが、最後は大山が空振り三振に倒れた。
関連タグ
阪神タイガースが出場した過去の日本シリーズ
- 1962年の日本シリーズ:VS東映フライヤーズ
- 1964年の日本シリーズ:VS南海ホークス ※1
- 1985年の日本シリーズ:VS西武ライオンズ
- 2003年の日本シリーズ:VS福岡ダイエーホークス
- 2005年の日本シリーズ:VS千葉ロッテマリーンズ
- 2014年の日本シリーズ:VS福岡ソフトバンクホークス ※2
※1 一番最初に行われた関西ダービーで、通称“御堂筋決戦”。第7戦までもつれる激戦となった…のだが、よりにもよって、第7戦が東京オリンピックの開会式と日程が被ってしまったため、意外にも関西地域も含めて世間からはあまり注目されなかったという。
※2 2014年の阪神はレギュラーシーズンでは2位だったが、クライマックスシリーズで読売ジャイアンツを破り日本シリーズに出場した。