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ゾーラ族の編集履歴

2024-01-07 14:43:02 バージョン

ゾーラ族

ぞーらぞく

ゼルダの伝説シリーズに登場する種族。シリーズごとに容姿や生態の描写は異なるが、基本的に水辺に住み、半魚人のような姿をしている。

概要

ゼルダの伝説』シリーズに登場する水棲の種族。

当初は敵モンスターとして登場したが、「時のオカリナ」以降、リンクに協力的な種族としても登場するようになった。


外見はシリーズごとに異なるが、基本的には半魚人のような姿である。なお、本項では「頭が魚型でリンクに対し攻撃的なゾーラ」を「モンスターのゾーラ」とし、「全体的に人間に近い姿形で、リンクに対し友好的なゾーラ」を「人型のゾーラ」と区別して紹介する。


シリーズが下るごとに、文明的で社交的な種族として描かれるようになり、ゾーラ族のキャラクターがストーリーの中心に絡んでくることも増えている。


作品によっては語尾に「〜ゾラ」とつけるキャラクターもいる。「時のオカリナ」ではキングゾーラとルト姫、「神々のトライフォース2」ではオーレン以外のゾーラ族、「ブレスオブザワイルド」では比較的高齢のゾーラ族が話している。


モンスターのゾーラ

初代ゼルダの伝説から登場する半魚人(マーマン)のようなモンスター。頭はヒレ・エラが特徴的な魚の形で、体は人間に近い。プクプク(マリオシリーズ)のような、デフォルメされたコミカルな魚型モンスターとして描かれる。

主に2Dゼルダ(見下ろし視点の作品)に登場。

水辺に生息し、水面から顔を出して火の玉で攻撃してくる。また、「リンクの冒険」では四足歩行で陸上を移動することが可能であることが描写されており、その場で立ち上がることもできる。

体色は緑・赤・水色など。


基本的に会話することはできないが、「神々のトライフォース」のキングゾーラだけは例外的に会話することができ、リンクにも友好的である。ただし、キングゾーラ以外のゾーラたちは普通に攻撃してくるので、キングゾーラだけの特別な能力である可能性もある。


ふしぎの木の実 時空の章」では、モンスタータイプのゾーラは「川ゾーラ」(川に潜んでいることから)と呼ばれ、海に住む人型のゾーラと区別されている。


神々のトライフォース2」では、容姿はほぼ同じだがリンクに対し敵対するゾーラと友好的なゾーラの二つの種族がいる。また、本作のゾーラはモンスター型と人型の中間といえる容姿で、緑色の体色でカエルなど爬虫類に近いイメージも取り入れられている。


人型のゾーラ

「時のオカリナ」から登場。先述のゾーラと異なり基本的に友好的である。

完全に人型の種族として描かれ、陸上では常に二足歩行である。泳ぐのが得意で、魚を主食としている。

容姿についてはシャープな姿であることが多いが、フグのように体が丸々と膨らんでいたり、シュモクザメエイのように側頭部が広かったり、クジラのように巨体だったりと同じ作品内でも個体差が見られる。

人型のゾーラしか登場しない作品では、自称・他称とも「ゾーラ族」と呼ぶことが多い。

また、「時のオカリナ」などでは滝や泉に、「ムジュラの仮面」などでは海に住んでいることから、淡水でも海水でも生活できると考えられる。

なお、卵生であることが「ムジュラの仮面」で明らかになっている。


「時のオカリナ」ではゾーラ川の上流に「ゾーラの里」という集落を築いている。

容姿はそれまでのシリーズと大きく変わり、人間(ハイリア人)に近い顔立ち・体格である。一方で青白くつるりとした肌や、ヒレの付いた腕、水かきの付いた足、尻尾が髪の毛のように頭の後ろに生えているなど、「魚人」のイメージは残っている。


ムジュラの仮面」ではゾーラホールという集落を形成しており、グレートベイの海岸に住んでいる。作品自体が異世界ということもあるが、海に住むという描写が初めてされた作品でもある。


ふしぎの木の実 時空の章」では、海の底の「ゾーラの里」に住んでいるが、先述のモンスターのゾーラを「川ゾーラ」、自分たちを「海ゾーラ」と呼び、彼ら曰く「川ゾーラは野蛮」と一緒にされるのを嫌っている。


風のタクト」ではハイラル王国が「幻想の海」によって水没してしまい、ゾーラ族は高い山の上に逃げ、ヴァルーから加護を得て翼を持ったリト族に進化したという設定である。そのため、風のタクトの世界がベースとなっているいわゆるトゥーンリンク作品には基本的にゾーラ族は登場しない。唯一のゾーラ族としてメドリの先祖であるラルトが登場し、「時のオカリナ」などと同じ姿で描かれている。


トワイライトプリンセス」では、肌の色が体の内側はクリーム系の白、外側はピンクや紫、緑などの色に分かれるようになり、白目と黒目が(同系色ではあるが)分かれて描かれ、かなり人間に近い顔立ちになっている。また、ほとんど裸に近い姿であったこれまでのゾーラ族に対し、装飾品まで細密に描写されている。


ブレスオブザワイルド」では、これまでとまたイメージが変わり、サメイルカなどのイメージが取り入れられ、体格は上半身が発達した分、後ろ足が退化した長身の種族となっている。体色は前側の白っぽい部分と後ろ側の濃い色の部分とで分けられ、臙脂・濃紺・深緑などカラフル。

白目は明確に描かれ、表情が豊かになった。額からまっすぐ繋がった高い鼻がこれまでのゾーラの特徴でもあったが、本作では鼻は低めで額が前髪のように張り出している。

生活の様子も詳しく描かれ、夜休む時はプールのような水場に浸かって寝る、手先が器用で鉱石の加工に長けるなどの描写がある。また、(ブレスオブザワイルドに登場する)他の種族に比べ、かなり長命で、100年以上普通に生きている(それ故に昔のリンクと知己がある様子の会話もある)という設定が明らかになった。

なお、「風のタクト」で「ゾーラ族から進化した」と設定されているリト族が独立した種族として登場するため、また違う歴史を辿ったと考えられる。

泳ぎだけでなく滝登りも得意。電気(雷)の扱いは苦手である。兵士など一部は武装しており、槍を主武装とする。(弓やハイリア人用の剣もある)


ティアーズオブザキングダム」で規模の違いこそあるが、ゾーラ族は水を操る力を持つと語られている。水中を泳ぐ際の速度上昇、水面からの跳躍力の向上など水中での機動力を高めることができる。

また、作中のラネール地方のゾーラの里以外にも里が(おそらくハイラルとは異なる大陸に)存在し、交流があることが明らかになった。


ゾーラ関連用語

ゾーラリンク

「ムジュラの仮面」に登場。「ゾーラの仮面」でリンクが変身した姿。詳細は当該記事を参照。


ゾーラの服

「時のオカリナ」に登場する装備アイテム。青色の服で、大人時代でのみ装備可能。着用することで、水中で息ができるようになる。

「ブレスオブザワイルド」では似たアイテムで「ゾーラの鎧」(及び兜・すねあて)という装備アイテムが登場。泳ぎが速くなり、滝を登ることができるようになる。


ゾーラのサファイア

「時のオカリナ」に登場する重要アイテム。水の精霊石


ゾーラの里

「時のオカリナ」「ふしぎの木の実 時空の章」において、ゾーラ族の住む里。「時のオカリナ」ではゾーラ川の上流、「ふしぎの木の実」では海の底にある。


「ブレスオブザワイルド」では山岳地帯の奥にあり、川の上流に夜光石を材料に使った優美な建造物を構えている。また、巨大な貯水庫(ダム)を持ち、ハイラル全土の治水を支えている。

また、武器にも流麗な装飾が施され、その文化と技術は高く評価されている。

古くからハイラル王国とは親交があったようで、里周辺に散らばっている石碑を探して歴史を垣間見るのも一興である。

里までの道中はリザルフォスの生息域にもなっており、電撃攻撃を敢行してくるため、初見で赴く際にはそれなりの対策が必要になってくる。


ゾーラの泉

「時のオカリナ」におけるハイラル地方の、水源にあたる場所。ゾーラ族の守り神であるジャブジャブ様が棲んでいる。


ゾーラホール

「ムジュラの仮面」に登場。タルミナ地方西部の海にあるゾーラ族の住処。ゾーラ族のロックバンド「*ダル・ブルー*」の拠点。


キングゾーラ

「神々のトライフォース」「時のオカリナ」「ふしぎの木の実 時空の章」に登場。大きなゾーラ。

「神々のトライフォース」では半魚人のモンスターの姿だが、「時のオカリナ」「ふしぎの木の実」では人型である。


ジャブジャブ様

「時のオカリナ」「ふしぎの木の実 時空の章」に登場。巨大な魚(ヒレの形やエラがないことからクジラと表現するのが正しいはずだが、設定資料等では魚とされている)で、ゾーラ族の守り神として祀られている生きた神。いずれの作品でも体内が「ジャブジャブ様のお腹」というダンジョンになっている。


関連イラスト

センシティブな作品【ムジュラの仮面】に登場するバンド、ダル・ブルーのギター&ベース

時のオカリナ・ムジュラの仮面のゾーラ族

ゾーラ族の落書き
母なる海に愛を込めて。

トワイライトプリンセスのゾーラ族

センシティブな作品スババ

ブレスオブザワイルドのゾーラ族

関連タグ

ゼルダの伝説 ゼルダの伝説のキャラクター一覧

デクナッツ ゴロン リト族 コログ族

ルト姫 ルテラ ラルス シド ミファー

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