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カムリの編集履歴

2013-02-17 13:04:07 バージョン

カムリ

かむり

カムリは、トヨタ自動車で生産されている乗用車である。

概要

元々は中型車として登場し、トヨタカローラ店においてはカローラの上位車種という位置づけであったが、3代目 V20型よりアメリカオーストラリアでの生産を開始し、以後世界戦略車としての顔を見せ始める。


2000年代半ばからマークXと同格車種として扱われているが、6代目以降は海外での販売を主眼に置いた開発がされているため、車幅は国内販売を主とするマークXや上位車種のクラウンより大きく設計されており、最小回転半径は5.5mである。EセグメントのBMW・5シリーズやメルセデス・ベンツ・Eクラスと同格寸法で、より大きな室内空間を意識した設計となっており、FFセダンのなかで最も売れているトヨタグループの世界戦略車である。


かつて日本国内でもV型6気筒のグレードを持っていたが、7代目以降の日本国内仕様は4気筒のみである。機敏なドライブフィールを重視するFRのマークXと後席居住性を重視したカムリとで販売チャネルと客層を分けている。


2006年1月のフルモデルチェンジでウィンダムと統合されたため、現在はカローラ店専売車では最上級車種となっている。


日本市場では販売台数がそれほど多くないため見かける機会が比較的少ないが、世界市場における人気は絶大であり、特に北米市場では、連続してクラストップの販売実績を誇り、日産自動車アルティマ本田技研工業アコードと共に人気は高い。また、オセアニア東南アジア地区での人気も高い。全世界で累計1,000万台以上を販売しているトヨタのベストセラーカーであり、同社の屋台骨を支える世界戦略車でもある。


国際的にメジャーな車にも関わらず国内販売が振るわない理由として、FRで6気筒のマークXと同じ価格帯のため割高に感じられる点、「カムリ」という車名のイメージと運転時の取り回し、道路や車庫スペース等が狭いという国内事情が影響している点が挙げられるが、トヨタグループではゆったりした直進安定性と居住性を鑑みロングクルージングを意識したFFセダンをコンセプトに開発された車である。


車名を変えた後継車種の案も出たが、国際戦略車としてのネームバリューを国内で向上するという思惑と「カムリ」という従来からのイメージの打破を目指し、車名を継続した。


日本国内向けは2011年発売の9代目モデルよりハイブリッド専用車種となった、他のトヨタのハイブリッド専用車種は全てのトヨタ販売店にて販売されているが、「カムリ」はハイブリッド専用車となった9代目でも従来通りカローラ店のみの販売となる(後述)。


関連車種

  1. ダイハツアルティスの名称で販売されている。ちなみにアルティスは、そのロゴも含め東南アジア向けカローラにも使われる名称である。
  2. ウィンダム(レクサスES) - 派生車種で、形式名もカムリと同じXVが使われる。ちなみに初代ESは日本で言うカムリ・プロミネント(V20系)であり、初代ウィンダムはESとしては2代目となる。またその経緯から、某ドイツ車に「ESなんてただのカムリだ」と言われたとか言われてないとか。
  3. セリカ - 元々カムリは「セリカ・カムリ」と言う名称で販売される派生車種であった。
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