概要
一般的には、2足で2腕の人のようなシルエットをしているが、体の表面は鱗で覆われて
手足には足鰭(ひれ)や水かきが備わっていることがほとんどである。場合によっては、
頭部は魚類近い場合や肘や太腿部分にも鰭があり、尾鰭まである者もいる。
小説や物語などに登場する半魚人は、その容姿ゆえに迫害されたり、人とは違い理性よりも
本能が支配する凶暴な性質を持っていることが多い。
それらを理由に、人に害を成すなど人にとって敵対者としての面が人魚よりも強く描かれることが多い。
人魚と半魚人の違い
容姿的にいえば、上半身が"人"で下半身が"魚"(主に尾鰭のようになっている)のような容姿をしたものを
人魚と呼称される。
半魚人の場合は前述通り二腕二脚の人に魚類の要素を取り入れたものを指す場合がほとんどである。
ただし、例外的に男性の人魚は半魚人とされる事が多く、その辺りの線引きは難しくなっている。
(現に英語では男性の人魚と半魚人は"マーマン(Merman)"と同一に表現されている事が多い。敢えて区別をつける場合は、半魚人をギルマン（Gilman＝鰓人間）と呼ぶ)。
関連タグ
魚人(特に漫画『ONEPIECE』ではこちらの表現がされる)
