運賃表(うんちんひょう)とは、旅客や貨物を移動させることの対価として支払われる「運賃」を、見やすいようにまとめたものである。特に、鉄道や路線バスにおいて、駅や停留所の間ごとの運賃を、利用者に示すために使われることが多い。主な形態としては、例えば以下のものがある。
- 駅の切符売り場などにおいて、その駅から他の駅までの運賃を掲示したもの。路線図と一体化していることも多い。
- 特定の路線や区間の全ての駅の組み合わせについて、運賃を三角形の形に並べたもの。三角運賃表という。
- 営業キロごとに対応する運賃を示したもの。
- ワンマン電車や路線バスにおいて、駅や整理券の番号ごとに、次に到着する駅や停留所までの運賃を、LED(電光掲示板)やLCD(液晶)に表示したもの。表示する機器を運賃表示器という。