小説「シャーロック・ホームズ」を原作として作られたテレビアニメ。日本の東京ムービー新社とイタリアの国営放送局RAIの合作。全26話。
最初の6編は宮崎駿が監督・演出などを務めた。
なお登場人物の顔はみんな犬。
要するにケモノである。
このことからしばしば『犬のホームズ』と呼ばれることがある。
内容
原作から登場人物と舞台を借りてはいるが、ほぼオリジナル・ストーリーとなっている。ストーリーは子供にわかりやすいように、毎回モリアーティ教授と2人の部下が悪事を働こうとし、ホームズがそれを阻止するというもの。推理小説色は薄いが、その代わりに、モリアーティ教授の発明品や、警官隊と教授一味の追いかけっこなど、全体的に明るく楽しい雰囲気で作られている。